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アニメのレビュー・感想中心に、アニメ業界の批評もしたり、ゲームレビューしたりしています

   
カテゴリー「けんぷファー」の記事一覧

けんぷファー 第6話「Heimkehr~敵か味方か~」

文化祭は1日で終わったわけではないようで、帰国した幼なじみ近堂水琴が新ケンプファーとして登場する「けんぷファー」の第6話。ナツル♀のミニメイド服を見せたかっただけで、特に文化祭である必要もないのだが、それを言っては身も蓋もない。止め絵メインで文化祭の風景を描いて、日常の学校とは違う雰囲気を出そうとしている。

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けんぷファー 第5話「Komödie~ファーストキス~」

文化祭というイベント回、しかもミスコンステージを中心にした構成にしては華のない「けんぷファー」の 第5話。
Aパートはミスコンに出場するナツルと紅音を、同級生が衣装選びと称してのコスプレ撮影会のカットで尺をつなぎ、Bパートはミスコンステージでの大して面白くもない寸劇で尺を潰す。
宮崎なぎさの絵コンテだが、もっとメリハリをつけられなかったものか。演出の飛鳥次郎の名に心当たりがあったが、「よくわかる現代魔法」の第11話も担当していた。その時は偽名ではないかと書いたのだが真相は知らない。しかし単調な演出は両話に共通している。

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けんぷファー 第4話「Kriegserklärung~戦う乙女たち~」

ケンプファー同士の戦いを差し置いて、ナツルの女体化記念でもないだろうが、学園祭のミスコンの前哨戦といった風情の「けんぷファー」第4話。
赤のケンプファーで敵のはずだが、好意があるのか理由が他にあるのか、ナツルに近付く雫会長。男ナツルを好きな紅音と女ナツルに恋した楓の三角関係に割って入ってややこしくしている。生徒会長の権力をちらつかせるし、女体化の秘密を知っているからナツルも積極的に抵抗は出来ない。
今回は肩と偶然に胸を揉ませた程度のご奉仕強要だったが、再び恥辱プレイを起こす要因になりそうだ。

ミスコンへは強制出場のナツル。
ナツルが変身する際、女子制服と下着は自動でセットされるという便利な設定、言い換えれば手抜き設定だが、さすがにミスコン衣装では女性用の下着を着用していないとマズイらしい。
男ナツルの状態で頼まれては、紅音も買い物の付き合いを断れない。ランジェリーショップで雫も加わってあれやこれやのサービスシーンを繰り出してくるが、元が男だと思うと何となくナツルに萌えられない。
カラオケボックスでミスコンの歌の練習名目でのデートに、楓も合流。ヒロインたちがキャラソンで競演。
大人しそうな楓の意外な押しの強さが目立つが、やっぱり女ナツルと付き合いたいがためにモデレーターの策に乗ったような気がしてならない。

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何のために戦うのかわからない中で、今度は乙女同士の戦いに巻き込まれる哀れな主人公。まだ序盤だから話を膨らませるために遊ぶのも良いと思うのだが、あまり脱線しないほうが良いと思う。
特徴的な絵コンテは一目でわかる、こでらかつゆき。16:9アスペクトレシオでヒロインのピン立ち絵は、縦パンで写すよりも、傾けてワンショットの方がメリハリはある。
スタジオたまのグロスで大河原晴男作監。

kenpu0415kenpu0416kenpu0417けんぷファー OP主題歌 あんりある ぱらだいす(栗林みな実)けんぷファー ED主題歌 ワンウェイ両想い(瀬能ナツル(井上麻里奈)、沙倉楓(中島愛))

TVアニメ『けんぷファー』キャラクターソングアルバム
TVアニメ『けんぷファー』オリジナルサウンドトラック

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けんぷファー 第3話「Lilie~秘密の花園~」

いよいよ女子部に転入(表向きは復学)する瀬能ナツル。紅音と同じクラスに。
大まかな世界観と主要キャラの紹介で、第2話までにまずまずのツカミをしたと思ったのだが、視聴者をこの番組に固定するのに重要な第3話の引きが弱すぎて、この先は大丈夫なのかと心配になってくる。
女子部のクラスメイトや生徒たちのキャラ紹介で雑然とするのはある程度仕方ないにしても、戦う目的や主要キャラクターたちの関係が膨らませられなかったのは解せない。それが築地俊彦原作の軽さゆえか、今話の福田裕子脚本の薄さによるのものかはわからない。行儀の良いと言うか義務的なコンテに感じられて、宮崎なぎさももう少し何とかならなかっただろうか。
作品に込めた熱っぽさが感じられない(もしくは元々ない)。

女子になったナツルへの女生徒たちの興奮や、それを一歩引いた位置から見る紅音に雫。憧れの女ナツルと出会えた嬉しさいっぱいの楓は天然タイプにも見えるのだが、それが何か仕組まれているような無邪気さでもあり、少し気にかかる。
楓からは女ナツルは愛され、紅音との関係を誤解された男ナツルは嫌われと、人格破壊を起こしそうな環境でナツルの受難は続くのだろう。

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話に詰まったら転換点としてブレスレットが光ることにすれば便利な設定だ。しかし男女のチェンジの際に制服が自動で男女用に切り替わる安直な設定は築地俊彦らしくない。下着も変わってしかるべきだとは思うけれども、そこはTBSだから意味がないことだ。作中の人物にしか見えていないことを話中で解説される腹立たしさよりも、設定で触れていないほうがマシ。
男女転換ものの定番、女体になった自分の体をくまなく見て触るだろうという設定をナツルに適用しなかったのは物足りない。
初見の女ナツルをいじることで、新登場のサブキャラたちはある程度理解できたが、どれだけ本筋に関わるキャラがいるのか。まとめてバッタ売り紹介するのではなく、ドラマの進展と共に自然と絡むようにはならなかったのかと残念だ。

kenpu0315kenpu0316けんぷファー OP主題歌 あんりある ぱらだいす(栗林みな実)

けんぷファー ED主題歌 ワンウェイ両想い(瀬能ナツル(井上麻里奈)、沙倉楓(中島愛))
TVアニメ『けんぷファー』キャラクターソングアルバム
TVアニメ『けんぷファー』オリジナルサウンドトラック

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けんぷファー 第2話「Glühen~死闘の開幕~」

作品タイトルもサブタイトルもドイツ語由来。今回はuウムラウトが文字化けしないか心配。
何のために戦うのか、なぜ女性でなくてはならないのか、細かいことは関係ないとばかりにネタに困れば中の人を弄ってバトルが進む「けんぷファー」の第2話。

生徒会長が赤のブレスレットのけんぷファー。もったいぶった第1話から、今回はすんなり正体を明かした。もしかして始業の予鈴が鳴ると戦いを中止する律儀な、いかにも品行方正を装う生徒会長らしい行動ではある。生徒会長三郷雫役の名塚佳織は、残念ながら作中で弄られるほど声優ネタがないのだろう。その雫の臓物アニマルは水樹奈々みたいな声のカンデンヤマネコ。
男でも女でも瀬能ナツルで名を変えないのは芸がない気もするが、井上麻里奈がどちらでも頑張っている。別録りかわからないが、男声はもう少し可愛くてもかまわないのではないだろうか。
原作の知名度からすると、やけに音響制作費が高そうな作品だ。

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今回は赤チーム対青チームの校内バトルを見せてくれたが、キャラクターの動きが硬い。平常時の紅音は黒くて硬いものに興味があるようだが、脳内経験だけは豊富なオタク女子なんだろう。硬いのはそれだけでいいから、作画の面ではなくて演出的なアクションの硬さを解消して欲しいと思う。
ダンジョンゲームじゃないのだから、脊髄反射のような青と赤のバトル発動は不自然な作劇だ。
築地俊彦原作だから、元からそうなのかもしれない。

恋愛心理の面でもレズっ気の楓の芝居(声優の演技のことではない)が不自然。もっともその不自然さが、一見おとなしい美少女とのギャップを予感させてくれるし、ひょっとして楓が配りまくっている臓物アニマルとけんぷファーの戦いに関わる黒い霧に包まれた背後関係も暗示しているのだろうから、わかりやすいといえばわかりやすい。
この先は理由も知らずに戦う3人が理由を知るために戦い、その過程で崩壊してゆく幻想を楓を通して見るのかもしれないと思うと、彼女の壊し方の仕掛けに期待したいところだ。

取引条件を逆手に取った生徒会長命令で、ナツルは女子部に強制編入。
急に男に戻る危機を抱えながら女子の中で戸惑うナツルを弄りながら話は進むのだろう。もうちょっと男のナツルを可愛いキャラにしても良かった気もする。

けんぷファー〈1〉 (MF文庫J)けんぷファー〈2〉 (MF文庫J)けんぷファー〈3〉 (MF文庫J)けんぷファー〈4〉 (MF文庫J)

けんぷファー OP主題歌 (栗林みな実)
けんぷファー ED主題歌 (瀬能ナツル(井上麻里奈)、沙倉楓(中島愛))

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にゃんこい! 第1話「ブサイクな猫と呪われし高校生」

誤って猫地蔵の首を落としてしまった呪いで猫の言葉がわかるようになり、いずれは猫化してしまう主人公高坂潤平が100の功徳を積む日々を描く日常系アニメ。そんなに派手な事件は起こりそうにないので、登場キャラクターや猫たちとの絡みをいかに尖らせるかが勝負になりそうだ。
TBSアニメフェスタ2009では一番人気はニャムサスの中の人の意外性だったが、楓(けんぷファーもこれもヒロインが楓か…)が任侠ファンだったりしてニャムサスと絡むことも多くなると思うと、田中敦子の安定感は欠かせないだろう。
ニャムサスの手下役タマの軽さには福山潤の演技が似合っている。
スタッフは「瀬戸の花嫁」「天体戦士サンレッド」の岸組から森田和明、飯田里樹らをAICに残した形で、監督は川口敬一郎を持ってきた。シリーズ構成・脚本の猪爪慎一は絶チルあたりの伝手で川口監督が引っ張ったか。
森田和明のキャラデはやや線が太く萌えにくいけれども、動いても崩れにくいことは折り紙つき。

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第1話は呪いと功徳のイントロダクション。公園の野良猫を弄びノイローゼに陥れるを与える犯人捜しの解決編と潤平と楓、猫たちの距離を縮めるバランスが良く取れていたと思う。
変装の和尚が街中で楓に因縁をつけるあたり、一緒にいた潤平にもっと不幸が訪れるかと思ったが、あまり細かに主人公を落としたり持ち上げたりの展開にしないようだ。意外と主人公の男らしさをストレートに見せてきたから、川口監督は変化球勝負はしないつもりかもしれない。
とすると、川口監督の制作モチベーションがどのあたりに置かれるのか興味があるところだが、それはこれからの話数で読み取ることにしたい。

TBSアニメフェスタで今井麻美のエンディング曲ライブは正直なところ酷い出来だったが、放送ではかなり聴ける仕上がりになっていた。

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TVアニメ「にゃんこい!」オープニング主題歌 にゃんだふる!/Cross the Rainbow【限定盤】(榊原ゆい)
TVアニメ「にゃんこい!」エンディング主題歌 Strawberry~甘くせつない涙~ (今井麻美)

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けんぷファー 第1話「Schicksal~選ばれし者~」

まずはTBS地上波デジタルでの放送が4:3のサイドカットから16:9になったことを祝ったところで、スタチャの「けんぷファー」第1話。アプコンの画質はそれほど良くないけれども、文句を言うほど酷くもない。
第1話本編は夏のTBSアニメフェスタで見ている。初見のオープニングとエンディングに特筆すべきは無いけれども、作風には良くあっていると思う。
キャラデ・総作監と第1話の作監は藤田まり子。ロザバン以来の作監だと思うが、ボリュームのある柔らかなラインを描かせると上手いと思う。
いわゆる「はいてない」作品だから、激しいアクションにも見えそうで見えない。だが腿フェチにとっては文句は無いアングルは多い。

製作はTBSと「臓物アニマルカンパニー」。この「臓物アニマルカンパニー」は製作協力でクレジットされていたキングレコード、マックレイ、メディアファクトリー、ランティス、ダックスプロダクション、NOMADのことだろう。NOMADもいくらか出資したから、気合を入れてくれると期待したいところだ。ポスプロのマックレイ、音響制作のダックスプロダクションが参加したのは珍しい。
OP/EDテーマはランティスの発売、DVDはキング/スタチャからだろう。メディファクは原作社として出資したかたち。

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本編は事件の発端、主人公の瀬能ナツルが何らかの力により、男の体から女に変わる事から始まる。ケンプファーとなって戦う使命らしいが、謎は追々語られることになるのだろう。第1話ではナツルともう一人のケンプファー、堀江由衣のような声でしゃべる美嶋紅音が登場する。生徒会長の三郷雫もケンプファー、しかも敵方らしいことを匂わせている。
変身前・変身後・中の人・臓物アニマルとその中の人の組み合わせを押さえておくと見やすいかもしれない。
1.瀬能ナツル・平凡な男子高校生・ナイスバディな女子高生・井上麻里奈・先代の静香ちゃんのような声で喋るハラキリトラ・野村道子
2.美嶋紅音・図書委員で大人しい眼鏡っ娘・強気で口の悪い女子高生・堀江由衣・口の悪い田村ゆかりみたいなセップククロウサギ・田村ゆかり
3.三郷雫・美人生徒会長・??????
4.近堂水琴・海外放浪中・??????

ナツルの同級生、中島愛のような声でしゃべる沙倉楓は一般人でケンプファーの争いに関係ないような印象だが、そもそも臓物アニマルシリーズのぬいぐるみが好きでナツルにプレゼントしたあたり、事件の根幹に関わっているキャラにも見える。人当たりの良い優しいキャラの裏に隠されたものを、それこそハラワタをぶちまけるような鬱展開は望まないけれども、シナリオに深みを与えてくれるチャンスが来るのではないかと期待させられる。
同性愛傾向がああるのか、第1話にして早々に女のナツルに惚れた楓。ナツルを巡り紅音との直接対決もありそうだ。男として楓に好かれたいナツルのすれ違い脱力ぶりも何度か見られることだろう。

中島愛と宣伝ラジオをやっている内海賢二も出演するようだが、ケンプファーの誰かの臓物アニマル役だろうか。野村道子と夫婦で出演する作品ということになるかもしれない。
脚本はふでやすかずゆき、絵コンテ・演出は山崎みつえ、作監は藤田まり子と山内尚樹。
オープニングの絵コンテは宮崎なぎさだった。でも贔屓目に見ても山下敏成コンテのエンディングの方が良い気もする。
まずは順調な第1話、この作品で黒田やすひろ監督の復活を期待したい。

kenpu0115kenpu0116kenpu0117kenpu0118けんぷファー〈1〉 (MF文庫J)けんぷファー〈2〉 (MF文庫J)けんぷファー〈3〉 (MF文庫J)けんぷファー〈4〉 (MF文庫J)

けんぷファー OP主題歌 (栗林みな実)
けんぷファー ED主題歌 (瀬能ナツル(井上麻里奈)、沙倉楓(中島愛))

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