まずはTBS地上波デジタルでの放送が4:3のサイドカットから16:9になったことを祝ったところで、スタチャの「けんぷファー」第1話。アプコンの画質はそれほど良くないけれども、文句を言うほど酷くもない。
第1話本編は夏のTBSアニメフェスタで見ている。初見のオープニングとエンディングに特筆すべきは無いけれども、作風には良くあっていると思う。
キャラデ・総作監と第1話の作監は藤田まり子。ロザバン以来の作監だと思うが、ボリュームのある柔らかなラインを描かせると上手いと思う。
いわゆる「はいてない」作品だから、激しいアクションにも見えそうで見えない。だが腿フェチにとっては文句は無いアングルは多い。
製作はTBSと「臓物アニマルカンパニー」。この「臓物アニマルカンパニー」は製作協力でクレジットされていたキングレコード、マックレイ、メディアファクトリー、ランティス、ダックスプロダクション、NOMADのことだろう。NOMADもいくらか出資したから、気合を入れてくれると期待したいところだ。ポスプロのマックレイ、音響制作のダックスプロダクションが参加したのは珍しい。
OP/EDテーマはランティスの発売、DVDはキング/スタチャからだろう。メディファクは原作社として出資したかたち。














本編は事件の発端、主人公の瀬能ナツルが何らかの力により、男の体から女に変わる事から始まる。ケンプファーとなって戦う使命らしいが、謎は追々語られることになるのだろう。第1話ではナツルともう一人のケンプファー、堀江由衣のような声でしゃべる美嶋紅音が登場する。生徒会長の三郷雫もケンプファー、しかも敵方らしいことを匂わせている。
変身前・変身後・中の人・臓物アニマルとその中の人の組み合わせを押さえておくと見やすいかもしれない。
1.瀬能ナツル・平凡な男子高校生・ナイスバディな女子高生・井上麻里奈・先代の静香ちゃんのような声で喋るハラキリトラ・野村道子
2.美嶋紅音・図書委員で大人しい眼鏡っ娘・強気で口の悪い女子高生・堀江由衣・口の悪い田村ゆかりみたいなセップククロウサギ・田村ゆかり
3.三郷雫・美人生徒会長・??????
4.近堂水琴・海外放浪中・??????
ナツルの同級生、中島愛のような声でしゃべる沙倉楓は一般人でケンプファーの争いに関係ないような印象だが、そもそも臓物アニマルシリーズのぬいぐるみが好きでナツルにプレゼントしたあたり、事件の根幹に関わっているキャラにも見える。人当たりの良い優しいキャラの裏に隠されたものを、それこそハラワタをぶちまけるような鬱展開は望まないけれども、シナリオに深みを与えてくれるチャンスが来るのではないかと期待させられる。
同性愛傾向がああるのか、第1話にして早々に女のナツルに惚れた楓。ナツルを巡り紅音との直接対決もありそうだ。男として楓に好かれたいナツルのすれ違い脱力ぶりも何度か見られることだろう。
中島愛と宣伝ラジオをやっている内海賢二も出演するようだが、ケンプファーの誰かの臓物アニマル役だろうか。野村道子と夫婦で出演する作品ということになるかもしれない。
脚本はふでやすかずゆき、絵コンテ・演出は山崎みつえ、作監は藤田まり子と山内尚樹。
オープニングの絵コンテは宮崎なぎさだった。でも贔屓目に見ても山下敏成コンテのエンディングの方が良い気もする。
まずは順調な第1話、この作品で黒田やすひろ監督の復活を期待したい。







けんぷファー OP主題歌 (栗林みな実)けんぷファー ED主題歌 (瀬能ナツル(井上麻里奈)、沙倉楓(中島愛))