サブタイそのままに終わってしまったかのような「おおかみかくし」の第11話。残る一話はエピローグなのか、番外編なのか、嫦娥町の秘密の一端を知ってしまった堕ち人へ神人の口封じでもあるのか、いずれにせよ投げっぱなしで終わるわけにも行かないだろう。
ドラマチックではあったものの、ひねりの無い展開や屈託のない博士たちの笑顔のエンディングに、何となく呆れた感情を持ったりしてしまう。
伝奇ミステリーやサスペンスとしては迫力不足のエピソードだったし、謎解きの楽しさも今ひとつ。
何よりもヒロインキャラの立て方には疑問を抱かずにいられない。マナは捨石にすらならず、眠も謎に隠されて真意が不明なパートが前半に多い。後半はかなめが博士のパートナーとして活躍したものの、伝奇への探究心が中心で、博士に特別な感情を持っていないようで残念だ。まあ、眠、五十鈴、かなめの3人で比べてしまうと、普通の人間のかなめでは話が膨らまずに不利だろう。それとも最終話でかなめの豹変した姿でも見せてくれるというのだろうか。
