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カテゴリー「Kanon」の記事一覧

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Kanon DVD 第8巻発売

大詰めの第22話から最終話第24話を収録。
ジャケットは手前に走り来るあゆ一人だけ、裏面は森の切り株だけで誰もいない。
アニメエンディングの左手(過去方向)に走るあゆ、最終話で車椅子に乗ったあゆの「また走れるかな」のシーンとつなげて想像すると、胸にグッとこみ上げるのものがある。

秋子さんの交通事故、自分を責める名雪、真琴(大)の登場、奇跡に救われたヒロインたち、病室で眠り続けるあゆ、そしてフィナーレへ。
改めて感想は書かないが、第23話での「私、強くなる」「ふぁいと、だよ」
名雪の強さには改めて感動する。
この駅前の雪舞うシーンについては、オーディオコメンタリーではスルーしていた。

特典映像の京都アニメーションの制作の現場は「撮影/CG」
アクションものと違い、ドラマ的なレイアウトとカメラワーク。
第1話のあゆがぶつかるシーンの回り込みなどを石原監督が解説。
セルと比較でデジタルの利点は、10数枚もレイヤーを重ねられ、色も濁らない。実写同様の特撮が可能。

第23話のオーディオコメンタリーは予想通り、麻枝・折戸・しのりー・いたるの4人。
・真琴(大)はONEの長森瑞佳に似せたと思う(麻枝)
(筆者注)余談だが瑞佳のキャストは、ドラマCD・PS・OVAの順に秋子さんの中の人・真琴の中の人・香里の中の人が演じていた。真琴の中の人繋がりで京アニがビジュアルを似せたか?
・Kanon作っていた頃、PCのMIDIデータを飛ばした。ストックを熟成させて作るタイプだから痛かった(麻枝)
・ストックは持たずに作りきるタイプ(折戸)
・鈴・肉まんは人間の真琴が好きだったもので、祐一から聞かされていた狐が取り入れた(麻枝)
・Last regrets アレンジバージョンのアレンジャーの方、音信不通なので連絡欲しい(麻枝)
・中盤の真琴シナリオの感動も、ラストのあゆの「ボクのこと忘れてください」に全部持っていかれた。「クソッ、かなわなかったか」(麻枝)
・Keyはゲームを統括するディレクターがいないから、各シナリオライターが渾身の力で書く(麻枝)
(筆者注)これがKey作品の魅力でもあり、バランスの悪さでもあると思う。
・keyは来年10周年、老舗と呼ばれるようになってしまった。いつもユーザーをほったらかしにしているので、何か企画したい(麻枝)
・最終話(第23話の次回予告でも映る)の祐一が見上げる空のカットは、ONEで自分が作った素材を京アニが流用したもの、書いた本人は気付いた(麻枝)

以上
Kanon2 が出る事は無いだろうが、また何年後かに新しいKanonの世界に出会える奇跡を夢見ながら、レビューを終える。

※何年ぶりかで久弥直樹のサイトを見に行ったら、更新されていて驚いた。
内容的には特筆事項は無いが、solaの放送終了告知。
(sola DVDも積んだままだから、見ないと…)

Kanon DVD Vol.8Last regrets/風の辿り着く場所

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Kanon DVD 第7巻発売

あゆと祐一の距離が近づき始めると共に、名雪の「ふぁいと」が辛くなり始める。
第19話から21話まで収録されている。
名雪から借りた制服のあゆの可愛らしさ、祐一とつなぐ手の恥じらいなど見どころは充分。
しかし、あゆの消失と秋子さんの交通事故、大詰めを迎える緊迫感に決着がどちらに向かうのかわからない不安も首をもたげ始める。

特典収録の京アニの制作現場は、色彩設計とペイント。
石原監督によると、AIRに比べてコントラストが高くなく、見栄えとの兼ね合いも考えて苦労した。
雪国が舞台なので原作ゲームよりは制服の赤の彩度を下げ、バランスをとった。

オーディオコメンタリーは、第20話「別れの夜想曲〜nocturn〜」を、折戸・しのりー・いたる3名。
アニメを第三者視点で見ると、祐一のデレ具合に「キュン!」となる(いたる)
水瀬家の広いリビングに「(この家を維持する)秋子さんの仕事は明かされていない」(折戸)
相変わらずのグダグダの気配が漂い始めたところで、スペシャルゲスト、ビジュアルアーツ馬場社長の登場。
3人は緊張して、ますます喋らない。馬場社長も内輪でのトークのせいか、いつもの勇ましさはやや薄い気がする。

以下要点。
・ゲームにないアニメならではの演出やキャラ表情が良い。
・あゆの制服姿可愛い(しばし見入った気配)
・名雪が切ない、でも嫉妬や嫌な顔をしないのが良い、名雪萌え~。
・ゲーム開発当時(Tacticsから移った頃)デバッグが始まり、ようやく社内が理解し始めて一体感が出た。
・最初は変な奴らが来たな、さっさとエロやれやという感じ。
・つっちー(誰だろう?)もうエロゲから学ぶものはないと思っている、でも(kanonに関しては)いいものを見せてもらったと言っていた。
・最初のころ堀江由衣の声は違和感があったが慣れて来た。
・他のスタッフは良くわからないまま、久弥のイチオシで「この人でないとダメです!」と堀江由衣に。
・ゲームはヴォイスないが、有名な声優さんは(大抵)上手い。
・音楽はゲームと同じなので、あの頃を思い出す(アニメ見ながら身悶える馬場社長)
・アニメ化に関しては、ゲームの音楽を使ってくれる事が条件。
・リトバスは京アニの手でアニメ化して欲しい、社長最後のお願い(最後じゃないだろうけど…)

以上のプロットは正確さを保証できないので、DVD初回版を購入の上でご確認ください。
関西でエロゲ一筋のV.A.に異質の集団が加わり、さらに同人や周辺業界に鼻が効く久弥が勝手に進めていた部分も窺えて興味深い。
次回、最終回のオーディオコメンタリーに久弥でも引っ張り出せば面白いが、無理だろう。

Kanon 7
Kanon 7

7/8追記
公式サイトによると「※初回限定版の第8巻オーディオコメンタリーには、Keyスタッフ4人が集結!」だそうで、麻枝・折戸・しのりー・いたるの4人を予想。

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Kanon DVD 第6巻発売

第16話から18話までが収録されている。
放送時にはあまり気にならなかったのだが、舞・佐祐理編から栞編への繋ぎ回の第16話の作画の悪さが目を引く。
病室の舞と佐祐理を見舞う際のあゆの目元、栞の輪郭のだらしない線はDVDで修正されていないと思う。アニメーションDo のグロス回。
栞編と言えるのは17話と18話で、他のヒロインと比べると冷遇気味。アニメ化でメインヒロインを張るには少し扱いにくいキャラだと思う。だが、そこが栞の良い所。
第17話は、学食のカレーシーンを含む栞スペシャル。
第18話は、栞の誕生パーティーと栞エンド。目元のシャドウ演出が過剰だとの思いは変わらない。

京アニの現場レポートは、美術と色背打ち。
美術=背景の事ですね。
石原監督のコメントでは、雪国らしさにこだわり配慮した背景だとの事。
ロケハンの成果か、雪国特有の除雪機や信号機、曲がったガードレールなど丁寧に描いている。

オーディオコメンタリーは第16話。
しのりー、いたる、折戸の3名。
麻枝回に比べると、作品に関連したコメントは断然少ない。
本人たちも、このグダグダのスタイルでやって行くと言っているから、残りの2巻も担当だろう。
それにしても折戸氏の「栞の病気、何だったんだろうね?」
我々の疑問を代弁したようだが、語るに落ちる。
久弥シナリオだから無理はないか…
設定の欠陥を抱えながら微妙なバランスで成立しているから、細かい事は突っ込んではいけない。
それでも7年以上も支持されて来たんだから。

Kanon 6Kanon 6

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Kanon DVD 第5巻発売

原作ゲームでは舞シナリオと呼んで差し支えないが、個人的には京都アニメーション版は舞・佐祐理シナリオと呼ばせていただきたい。
そのシナリオもこれでお終い。
麻枝氏はどう評価するのか今回のオーディオコメンタリーでは判然としないが、佐祐理シナリオを膨らませなかったら舞のシナリオは痛々しい自作自演で終わっていたのではないだろうか。
その点のアニメの構成とシナリオは評価したい。

京アニの制作現場レポート
今回は動画と動画検査。
名雪などはキャラのテンポに合わせたり、アフレコ聞いて修正することもある動画。
あゆは左利きを意識したり、EDの雪中を駆けるシーンは、大きく手を振るように注意している。

オーディオコメンタリーは第15話を麻枝氏
食べ物ネタではかまどやと皿うどん屋と松屋。
・舞シナリオは、あゆと被るので伏線は全部後半に持ってきた
・Keyユーザーはアクション物を好まないが、(自分は)もうちょっと勉強しないと
・ゲーム作りは人数が増えるに従いやりづらくなる
・企画者はシナリオライターを兼任してはいけない(馬場社長も同意見)
・Keyの新人ライターは雑用も多いことに、思い描いていたことと違うと思う
・ゲーム作りは(自分は)根気、久弥はセンス
・久弥の場合はセンスとユーザーのニーズが一致した
・自分は同人もコミケも知らないから、(市場ニーズを計るのに)久弥が良いお手本だった
・Keyファンは多いが、Keyを離れたら自分にバリューは無い
・Mixiの自分のコミュに16人もいて感動した
・舞の自害シーンは賛否両論

相変わらず率直な人柄と何かしらのトラウマを感じさせる麻枝氏のコメンタリー。
特に久弥氏と比べると努力の人の印象が強いが、今回の市場からのフィードバックに無頓着とも思える発言から、ひょっとして久弥氏よりもセンスの人なんじゃないかと思い直した。
久弥氏は天才肌かもしれないが、反響を気にしてフィードバックする(それがセンシティブだとマイナスなのだが)のに対し、麻枝氏はユーザーからのフィードバックなしでここまで作ってきたのだから、印象とは違いセンスの人なのでは無いだろうか。
もちろんそのことが良・悪の評価につながるわけではないが、興味深い発言だった。
一応、今回が最後のコメンタリーだそうです。
発言を裏付けるかのように、リトルバスターズ!以後は企画・プロデュースに専念する方向のようです。

Kanon 5Kanon 5

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Kanon DVD 第4巻発売

感想を書くのが少々遅れたが、これはDVD第3巻を見直していたから。
第4巻の最初第10話、真琴編のクライマックスいきなりやってくるので、準備は欠かせない。
第10話を見るのも3〜4回目だが、DVD本編を見直して新たに思う所は無いと同時に、見終えて言葉も無い。

初回版特典では麻枝氏が、そんな第10話のオーディオコメンタリーをやるのではないかと期待したが、今回は舞編の第12話のコメンタリーだった。
また食べ物ネタ、皿うどんの話で始まる。
1月に収録されたようだが、麻枝氏も1月3日で32歳になったとの事。
以下、コメントをピックアップ。

・最近はアニメ見る本数は減ったが、京アニKanon見た後だと他のは止まって見える。
・名古屋での大学時代はセーラームーンとエヴァにはまった。
・坂本真綾のファンだが、遠くから見てるのが幸せだと思うから会った事はない。
・ゲームの舞シナリオは馬場社長は評価してくれているが、世間(ユーザー)では一部評判が良くない。今回のシナリオでは、京アニとの打ち合わせで生徒会が絡む部分は意識的にカットし、わかりやすくした。その代わり佐祐理シナリオを強化した。
・久弥シナリオが上手いと思うのは、ユーザーから見て敵を作らない。
・自分は悪(生徒会)と戦って勝ち取るシナリオだが、ユーザー受けが悪い。
・剣を持つヒロイン設定は、ウテナ(少女革命ウテナ)好きだから影響されている。
・舞踏会シーンは、舞のドレス姿を見せるための設定。
・舞のキャラ、ドリキャス版やった時に我ながら愛想なさを感じた。

・7月発売の新作「リトルバスターズ!」は、前作「CLANNAD」より面白い(宣伝)
・「リトルバスターズ!」アニメ化は、京アニに制作してもらいたい(願望)

Key/V.A. と京アニの蜜月関係はしばらく続きそうです。
次巻のコメンテーターも麻枝氏の予定。

そしてもう1本の映像特典は、京アニの製作現場。
今回は原画。アッサリとネタバレもなく終了。
・レイアウト用紙は、AIR の時は16:9だが、それより大きい昔のビスタサイズ並で原画を描いている。今回からHD制作のため。
・背景の細かいところや、二重まぶたのラインまで最近のテレビは見えるので、気を使う。

Kanon 4
Kanon 4 発売中 (Amazon)

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京都アニメーション版「Kanon」補遺

自分で書いた各話毎の感想を読み返すと、少々変なところもあるが、そのままにしておく。
DVDリリースは8月まで続くので、その都度感想を書くと思うが、TVシリーズが終わったところで少々補足を書いておこうと思う。春の新番が始まると書けない気がするし。

オープニング・エンディング曲は原作PCゲームと同じ。
その頃から薄ぼんやりと思っていたが、今回のアニメ化で納得できた事がひとつ。
「Last regrets」はオープニングに合わない。
TVサイズになると一層中途半端さが感じられる。
劇伴アレンジでは作品に溶け込む曲なのだが、オープニングの「何か始まる」期待感には程遠い。

一方のエンディング曲「風の辿り着く場所」
実は本当のオープニングはこちらなのではないか?
この詞とアレンジから、エンディングの気がしない。アニメだとあゆがリズムに同期して走っているから特に。ただし映像では、前方に大きく余白を取り(クレジットが流れる)左手に向かって走るから、時流は過去に向いている。
この点では、過去を探す旅の始まりの曲の印象。
制作側の意図はわからないが、最終回後に受けた印象では主人公・祐一の欠けた記憶の7年間が埋まり、新たな物語のオープニング曲としてエンディングに選んだと勝手に理解しておく。
DVD第3巻のオーディオコメンタリーで麻枝氏が「折戸氏はボーカル曲苦手だから」のような事を言っていたが、割り引いて受け取ったほうが良い。

シリーズ構成は大雑把に言って、序盤は日常の光景の中でキャラ紹介を兼ねながら、ヒロイン相互にできるだけ関連付けしつつ伏線を張る。
中締めが真琴。間違いなくシリーズ前半のヒロイン。「風の辿り着く場所」をフェードインして締めているのがその証拠(筆者が勝手に思っているだけかも)
中途退場・消失に見えるけれども、真琴には願いが叶って帰る場所があるから幸せな終わり方だったのだろう。
もし真琴の締めがなかったら、中だるみになっていた事と思う。

中盤以降、舞の解放と佐祐理、祐一のトライアングルを描き、栞と香里の姉妹関係、祐一とは兄妹のような関係を描いた。
あゆと名雪の関係を擬似姉妹のように描く場面もあったから、どちらに転ぶかと思ったが、順当にあゆエンドだった。
個人的には名雪の扱いが残念な部分もあるが、納得はできる。
各ヒロイン毎の見せ場は押さえつつ、矛盾のないシナリオを書くのは苦労した事と思う。

画は概ね文句はない。
原作カットが要所で取り入れられていたのは嬉しかった。

少々古い作品だし、派手な演出もないので若い人には受けなかったのではないかと思う。BS-iのみで放送と言う事も視聴者の幅が狭かったと思う。
原作ファンのためのアニメともいえるが、逆にこのアニメから原作ゲームに興味をもってくれる人が増えると嬉しい。
この時代のPC版は売る為に「エロゲ」の体裁を取らざるを得ない事も多かったのだが、それがなくてもシナリオには何の破綻もない。
全年齢版やコンシューマ版もあるので、興味を持った方は試してみて欲しい。
但し、この頃のいたる絵は癖が強いけど、それも個性。

Kanon ベスト版Kanon ベスト版 PS2版

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