忍者ブログ

アニメレビューCrossChannel.jp

アニメのレビュー・感想中心に、アニメ業界の批評もしたり、ゲームレビューしたりしています

   
カテゴリー「がくえんゆーとぴあ まなびストレート!」の記事一覧

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 RSSリーダーで購読する
PR

がくえんゆーとぴあ まなびストレート! 第12話「桜色の未来たち」(最終話)

あの学園祭から、最終話は一気に卒業シーンまで持ってきた。
学園祭開催までの頼りないながらも皆の力の結集をメインに据えたシリーズ構成だったから、この飛躍とコンパクトなエピローグで正解だと思う。

オープニングアニメは無しで、クレジットを本編に被せる。最後にして初めてクレジットが読めた。
アバンの電車の窓から「バイバーイ」と手を振る光香のシーンは、第1話の裏焼き。

新生徒会役員も決まっていて、卒業式の日の様子とクリスマス頃の回想が中心のAパート。
学園祭のあと、新校歌や新制服は凍結になったが、何も変わらない学園生活。
ようやく桃葉が大企業のお嬢様である事が明かされる。
進路は決まっていて、芽生は大学、むつきは実業団、桃葉は専門学校は今までと変わらず順当だろう。まなびは(全力で)フリーターで、ある意味では順当。彼女たちは基本的には変わっていない。
何も変わらない学生生活で「学園は何も変わらないが、私は少し変わろうと思う」とアメリカ留学を決める光香は、このシリーズを語るメインでもある。

Bパートは、そんな光香と他のメンバーたちとの別れの日々を描く。
エンディングアニメは無しで、それぞれのその後のカットにスタッフロール。
Cパートは、それから1年5ヵ月後の夏、光香の帰国(一時帰国か?)を迎える4人。
スプレーアートのオープニングアニメをエンディングに持ってきて、キャラが唄う「A Happy Life」でエンディング。

最終回スペシャルとしてCパートもエンディングも意図はわかるのだが、普通にBパートで締め、エンディング曲林原めぐみの「Lucky&Happy」が個人的には望ましく思う。

一昔前の熱血学園モノと違うのは、主人公が「まっすぐ、ゴー!」で皆を変えていこうと力むのではなく、何かに気付いた周囲の一部が「変わっていこう」と思うこと、結果としてそれが広がってゆくことの、ささやかだけれども大事なことにスポットを当てたからだろう。
2037年春の設定だが、学園闘争のノリで大時代的に一刀両断する主人公像など求められていない、2007年現代の空気が出ている。
今の10代の視聴者が30年後、どんなアニメを見ているのか、どんな感想を持つのか想像すると興味深い。その意味では10代と30〜40代を繋ぐ実験的なアニメかもしれない。
評価する意味で「モラトリアルアニメ」と呼ばせていただく。

シリーズ構成では、つかみが大事な第1話にスク水や校歌独唱の演出をする演出意図はわかるが、フツーに始まってフツーに終わって欲しいところだった。中盤が良かっただけに特に思う。
時折ある長尺の歌や演奏の演出に少々興ざめのところも有ったが、作風の一部だと理解しておく。
金月龍之介の脚本は良く出来ていると思う。

正式生徒会役員にもならず、時には放置プレイに徹した桃葉の扱いは見事。
まなびは、この学園での触媒役であって、この聖桜学園シリーズの主役は光香。
彼女の視点で進む部分のシナリオと、彼女自身の変化の過程がシンクロして最終回まで中だるみ無くシリーズが維持できたと思う。
このメンバーに新しい触媒役が投入される第二期、またはこの中の誰かが別の環境での触媒役になる新シリーズなど、1クールでこれだけ基礎を作れたのだから次につなげないと惜しい。

A Happy Life

拍手

 RSSリーダーで購読する

がくえんゆーとぴあ まなびストレート! 第11話「わたしにもみえるよ」

いよいよ学園祭直前から当日を描くヤマ場。
Aパートは手堅い構成。
学園祭復活の決定から前夜までの様子を、生徒会書記として光香の日記をナレーションで展開する。
これまでも光香が裏ヒロインじゃない?と思わせる構成が多かったから、自然な導入。
光香に「今日、帰りたくない・・・」と言わせるシナリオは狙ってるだろ、金月龍之介!

屋上に横たわり、5人で夜空を見上げるシーンから、光香がまなびに語る気持ち、まなびの「私、忘れないよ!」まで、青春の甘酸っぱさを感じる。
慣れてきたのか、シナリオの気恥ずかしさは薄れてきた。
同時にBパートシナリオの薄さも気になるところではある。

生徒たちも結束し、いよいよ学園祭当日。
本部詰めの生徒会役員、特にまなびは参加できずに体が疼いている。
まなびの兄武文に、様子を見に来た愛洸の理事長がいちゃつくからなおさら。
この愛洸の理事長(鏡子)、学園の生徒会活動と私生活両面で、まなびのライバルとしてキャラクターは、久川綾の演技も加わって良く立っている。

本部詰めで、見て回る事が出来ないまなびたちも、目を閉じると楽しげな学園祭の光景が目に浮かぶ。
「イメージすること、それを形にすること」まなびたちから教わった愛洸の生徒会長(多佳子)のお返し。

ステージのライブシーン。
バンドボーカル役に茅原実里をゲストで迎えた。
強引に芽生がステージに上がり、顔を歪めて熱唱するのではないかと心配してしまったが、そんなウケ狙いのシナリオではなかった。
この挿入歌「桜舞うこの約束の地で」もキャラソンで発売されるのでしょう。
聖桜学園校歌バンド」に収録されるのかな?

ステージの演奏シーンは良く動いていた。のだめカンタービレよりは。
その無駄な労力に賞賛を贈るのがオタクとしての矜持であるのだろうが、それが作品の総合評価に寄与する努力なのかわからない。
関連商品を発売するためのシナリオと演出になっては、本末転倒でもあるのでご注意を。

茅原実里は唄だけに呼んだとしか見えないが、出番も安定して増えてきたか。
VVVのスミレ、一騎当千D.Dの張飛益徳も悪く無い。
しかし唄もやって行きたいように見えるが、中途半端にならない事を祈る。
流石にアキバでのストリートライブ再開はしないだろう。

がくえんゆーとぴあ まなびストレート!アンサンブルII 2007/4/25 発売

拍手

 RSSリーダーで購読する

がくえんゆーとぴあ まなびストレート! 第10話「集う仲間たち」

学園祭中止撤回運動も32%の署名では、約束の70%までかなり足りない。
前回の感想で「署名7割以上クリアは、神風吹かないと無理だろう。まっすぐ ゴー!で乗り切るのは難しい。金月のシナリオに注目したい」と書いた。
超展開でもなく、気恥ずかしいほどタイトル通りにストレートなシナリオを書いてきた。
作品コンセプトから逸脱する手法はとらなかったが、妖精の仕業でぼかしている辺りは気になる。

学園祭のキャッチコピー「友達から仲間へ」が、実は生徒の間に浸透していない現実。
前話からファッションのように流行り物扱いで、駅前のイベントと学園祭を同列に置いてみたりと、生徒たちの無関心さを強調しておいてからの展開は手馴れている。

古い時計塔の改修工事中に「大きな古時計」をバックに放送ジャック。
まなびのアナウンスだが、桃葉の企画・脚本だろう。
それにしても、今回も桃葉の放置プレイは見事に徹底している。
前回の放送ジャックは「超法規的処置」でお咎めなしとの事だか、園長の決裁だったか?

なぜか爆発した時計塔とともに生徒会室も大破。
しもじーが替わりの生徒会室の使用許可を取ったのは、廃墟の「櫻園寮」
演劇部員はじめ生徒会室改装以来、縁ある仲間が手伝いに集まり、「櫻園寮」は新生徒会室に生まれ変わる。
まなびたちが思う以上に仲間がいることを示して、76%の署名に成功する。
感動に隠して細かい説明は省く、少々ご都合主義な力技のシナリオだが良しとしよう。

園長、しもじー、食えないタイプの愛洸理事長のように大人の視点で青春を懐かしく見るか、いま学生生活を送る現役の若い人の視点で見るかで、この物語の眺めは少々違うと思うが、作品としてはどちらの視聴者も捉えて成功していると思う。

有望な若いキャストに活躍の場を与えている点は評価できる。
アーツイチ押しの藤田咲、最近力を入れているSME系列のミュージックレイン所属で今回は生徒のチョイ役だが、VVVのヒロイン役を好演している高垣彩陽、新番「神曲奏界ポリフォニカ」コーティカルテ役の戸松遥と、キャスティングに意欲を感じる。
ボイス&ハート所属の井上麻里奈といい、キャスティングにはスタチャだけではなくSONY色も強い。


がくえんゆーとぴあ まなびストレート! 天宮 学美 (1/8スケールPVC塗装済み完成品)

拍手

 RSSリーダーで購読する

がくえんゆーとぴあ まなびストレート! 第9話「わたしたちのうた」

愛洸学園による吸収合併問題に絡んで、学園祭中止の騒動が続く。
生徒会役員が署名運動に必死なだけで、一般生徒の無関心振りが際立っていて、騒動らしき事は何も起こらない。
むしろ平穏で、現実はこんな物だろうと思わせつつも「これでいいんだろうか?」と、まなびたち生徒会役員への視聴者の共感をくすぐる仕掛けになっている。

廃墟となった学生寮に過去の記憶をめぐらせる桜園長。
回想シーンでの生徒時代のCVは林原めぐみ(多分、今回だけのゲストだろう)
時代を感じさせる学生運動風の敗北に続き、流れを変えることが出来ず、また今回2度目の敗北感を噛みしめている。過去と現在の対比で一層の無力感を演出している。

あきらめかけたか、むつきも芽生も学園祭中止反対闘争から距離を置き始めた時、権力側は絶好のタイミングで新校歌のプロモと新制服のデモで移り気な生徒たちの関心を統合へと向けさせ、既成事実を積み上げる。

派手な活躍ではなかったが、伏兵の桃葉がプロモ放映をハッキング。
自ら撮り溜めていた生徒会活動ビデオを流すが、バックに流れるのは聖桜の校歌。
ここでは旧校歌がまなびたちの心を再結集する道具として、新校歌との対比で効果的に使われている。

癒されるわけでもないが、淡々と物語が進んで行く不思議な作風。
生徒会役員は再びまとまったが、一般生徒の無関心は変わらない。
署名7割以上クリアは、神風吹かないと無理だろう。
まっすぐ ゴー!で乗り切るのは難しい。
金月のシナリオに注目したい。


がくえんゆーとぴあ まなびストレート! 天宮学美&稲森光香 紺スク Ver. (PVC塗装済み完成品)
2007/05/25 発売

拍手

 RSSリーダーで購読する

がくえんゆーとぴあ まなびストレート! 第8話「たたかえ聖桜生徒会!」

予定通りというか、2学期の始業式に学園長から愛洸学園との統合が発表され、学園祭中止の掲示もされる。
怒るまなびの パトリオットミサイル キック で、しもじー悶絶。

生徒会室でのまなびの学園闘争アジ、尺長いなあ。
温故知新といっても、40年以上前のネタは団塊ジュニア以下の世代にはピンと来ないだろう。今回の演出は全体的に緩慢。
1話使う構成でも無いような気がする。

実は愛洸学園の理事長は、まなびの兄武文の恋人だったって設定。
シスコンの武文が理事長より年下で「若いツバメ」っぽい印象になっているのが残念。

学園祭中止の署名を集めたものの、一時の熱が冷めた一般生徒は生徒会役員の行動にも冷淡。
愛洸学園の理事長は中止を撤回しない原因を、生徒の気持ちから乖離した生徒会役員に求めているようだ。
1週間以内に生徒の70%の嘆願署名を条件に受ける事になるが、まなび達は果たして・・・

光香のところへプチ家出してきたまなび。
この二人を一緒のベッドで寝かせないのは、いけないと思います!

久川綾のキャピキャピとクールな演技の使い分けは流石。
まなびの空中回転など、動画は良く動いている。
東京キッズのグロス回、まあまあ悪くない。

がくえんゆーとぴあ まなびストレート!サントラ(1)

拍手

 RSSリーダーで購読する

がくえんゆーとぴあ まなびストレート! 第7話「なつのおしまい(ばいばい)」

1クールの折り返しで、オープニングに少々変化があった。
大事件の前の静けさと言う感じで、夏休みの終わりのドタバタが大きなヤマもなく描かれているように見えるが、スルーされっぱなしのももと劇中劇っぽく物語の背後で描かれる部活系青春百合ドラマと凝った構成。

学園祭の企画詳細発表9月1日に行う事をぶち上げたものの、一夜漬け状態の生徒会メンバーの壊れっぷりと取っ組み合い。
ハワイ帰りらしいももの登場でお当番回と思われたものの、最後まで構ってもらえずスルー。空気読めない娘の演技がなかなか。

取っ組み合いの喧嘩に泣くしかない気弱なみかん。
屋上で仮眠する中で見るみかんの夢、一人行き場のない感じの夢はエンドシーンにつながるのだが、後述。

グランドではソフトボール部の練習風景。打球の音は硬球っぽいけど。
物語のバックとして練習シーンが所々に挿入され、先輩後輩の百合オチとは思わなかった。
むつきはソフトボール部引退ですか?

シナリオの本線は、そんな聖桜生徒会の夏休み最後の日に愛洸の生徒会長「たかちゃん」が訪問してくる話。2校の合併、愛洸による聖桜の吸収合併を前にまなびたちの企画する学園祭を中止させる事、9月を前にそれを生徒会ベースで伝える事が来校の目的。
自分たちにはないものをまなびたちが持っていることを、たかちゃんが感じている伏線は以前の話数で張っているから、学園祭の屋台の配置など「見えるんだよね」と言うまなびに驚く描写は自然。
帰り道のバス停でたかちゃんが「私には見えなかった」とつぶやき、何処かへ電話するが果たして学園祭はどうなるのか後半にかけてのヤマはこれから。
そろそろ、ももの活躍が見られるか?

夜のプールに飛び込む4人、一人飛び込まなかったみかんは昼間の夢が蘇える。
線香花火の玉が落ちてそのままブラックアウトで終わる演出とあわせて、次回以降の事件の暗示だろう。
前回ほど絵は動いていない感じだが、次回へのタメの回としては充分。

がくえんゆーとぴあ まなびストレート!サントラ(1)

拍手

 RSSリーダーで購読する

新着記事・カテゴリ

メニューバーをご利用ください
古いカテゴリーは順に表示されなくなりますので、お手数ですが記事検索をご利用ください

メールで アニメレビューCrossChannel.jp を購読する

ブログ内検索

プロフィール

・管理者:wataru
・好き:V1046-R MAHORO、HMX-12 マルチ、ぽんこつ、黒オーバーニーソ、メイド
・リンクフリーですが、可能であればサイトTOPにリンクお願いします。相互リンクのお誘いは不精者のため辞退させていただいております
・利用状況の管理と広告表示等の目的でCookie及びWeb beaconを利用しています。Cookieの受入はブラウザの設定で選択が可能です
・商品紹介にはAmazonアソシエイトリンク他を利用しています
・当サイト管理者へのご連絡は webmaster★crosschannel.jpまで(★は1バイトのアットマークに置換して下さい)

Shop Link

Copyright ©  -- アニメレビューCrossChannel.jp --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]