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カテゴリー「ひとひら」の記事一覧

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ひとひら 第12幕「ありがとう… ございました!」(最終話)

佳代ちゃんの留学で打ちのめされ、野乃たち先輩の卒業を目前にしても立ち直れないイジイジした麦を描きつづけ、「私の戦いはこれからだ!」的にまとめたのは、ちょっと尻すぼみ気味だが、まあまあか。小さくまとめてしまった印象は残る。
第二期を目指して落としたのであれば良いのだが、このシリーズだけで見ると学園祭の主役舞台以降の話数は冗長にも感じる。

予想外だったのは、美麗の保管していた衣裳を誰も着ないままに終えたこと。
イメージ映像では舞台の野乃に着せたシーンはあったが、思わせぶりな伏線の割にはぐらかされた感あり。
卒業記念の舞台とか、卒業生送別の舞台があるのかと思ったが、それもなし。
衣裳を着た麦の舞台で締めるのかと思ったが…

Aパートは煮え切らない麦と、周囲に流れる慌ただしい日々に終わる。
オリナルも終盤にきてキャラ立ちしてきたが、桂木に告白して自爆エンド。
原作での設定は知らないが、もし二期あるのならオリナルに幸ある設定を。
シリーズ全体では麦の内面描写とモノローグに偏重して、サブキャラの立て方が不足気味。
野乃は、この第一期は「野乃編」に近いウェイトであったから、過不足なく描かれていた。

Bパートは麦と野乃をイメージ映像を用いて描くが、少女趣味的ではある。
イメージ映像も観光写真的でCG多用の背景と併せてソリッドに感じる演出だが、もう少しウェットで叙情的でも良かったかもしれない。

エピローグは新年度、「先輩」と呼ばれる立場の麦。
甲斐は美術やっているようだが、オリナルと麦は演劇なのだろうか?含みを残してエンディング。
チャンスがあれば第二期を期待したいところ。
XEBEC M2 もXEBECの別スタジオとは言え、独自色が強い。武蔵関の本橋スタジオと言った感じ(だからM2なのか?識者の解説を求む)
来期は毛色の違うZOMBIE-LOANを同じ西森監督で手がける。
今後も無理のない範囲で自社制作を続けてもらいたい。
ひとひら 第1巻
ひとひら 第1巻 6/22発売予定(Amazon)

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ひとひら 第11幕「笑顔が…好き!!」

時期は3学期。
学園祭の舞台の後のネタはもうないだろうと思っていたが、麦は何も変わっていない事、自分の事だけで精一杯で佳代ちゃんの気持ちを考えていなかった事、そして留学でいなくなる間際でも佳代ちゃんの気持ちから眼を背けている事を示して、麦の成長物語の締めに充分な話数を取ってきた事がわかる。

去りつつある佳代ちゃんのポジションを埋めつつあるオリナル。
麦を追いかけ噴水の前で話すシーンは、入学の頃の麦と麦を励ます佳代ちゃんを思い出させる。
美術倉庫で美麗の「去って行く人は無く事も出来ないの、背中しか見せないの」
去る人あれば残る人、新たに来る人、その中で麦が自分をどのように捕らえるのか、最終回で見せて欲しいところだ。

Bパート、オリナルに呼び出された舞台上の麦と佳代ちゃんの会話、舞台の袖で見守る甲斐とオリナル。
視聴者からは舞台上での劇中劇を見ている錯覚を与えるコンテ、演出。
止め絵が多いが、カメラワークとフレーミングで舞台のシーンのように感じられる。
ただ、このシーンの台詞は少し物足りないが、麦と佳代ちゃんの関係を語るにはこのくらい控えめがフィットする。

佳代ちゃん旅立ちのあと、野乃に「ひとひらで伝えたかった事、やっとわかった」麦は、次回最終回に何を見せてくれるか。
「野乃が着るはずだった」と美麗が言う美術倉庫の舞台衣装、活躍するのでしょうか。

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ひとひら 第10幕「ずっと…一緒…」

学園祭の公演は何とか成功した、麦と演劇研究会の仲間たち。
しかし演劇部との優劣を競う投票には敗れ、演劇研究会は解散へ。
麦ヒロインの公演で締めると思ったこのシリーズだが、後日談に尺を取って構成してきた。

アバンから佳代ちゃんの思わせぶりな相談シーンで、この先の麦の不安を予告する。
半強制とはいえ演劇研究会に入ってからの麦が少し前向きになった事、でも根本では変わっていない事を軸に、入試に向けた先輩たちや変わらないオリナルを絡めて、一歩進んで二歩下がる麦の冬の日々が描かれる。

クリスマスに予定の無い麦たち。野乃や美麗を誘って、演劇部の部室でのクリスマスパーティー。
今までの写真を見ながら、佳代ちゃんの何か含むような「何気ない一瞬一瞬が大事なんだよ」
積もった雪の校庭で「私なんかいなくても、麦は絶対生きていける」
そして、写真の勉強に留学する事を麦に告げる。
気の弱い麦が中学時代から頼ってきたとは言え、佳代ちゃんの宣言にショックを受ける麦の反応が過剰に思えるのだが、学園祭公演での燃えつき症候群に輪をかけたのだと解釈しておこう。

Bパートは新年。
ショックのままの麦を初詣でに誘い出す、甲斐とオリナル。
佳代ちゃんから事後の麦のことは託されたようだ。
髪を下ろした麦に、演劇部へのオリナルの誘い。
麦の後ろ向きの気持ちは簡単に変わるはずも無く、帰りかけた時に願掛けの絵馬を収める野乃と出会う。

背景に登場していた煉瓦風の吊り橋のたもと、佳代ちゃんの留学を止めたい、素直に応援できない麦に野乃から「ずっと変わらないものなんて無いわ、終わらない舞台が無いのと同じ」「舞台に立った人を止める事は出来ない。でも応援する事は出来る」
立ち去る野乃と、居場所を失いかけた麦の慟哭「みんな行っちゃいや!」
映画風のコンテと効果そして劇伴で、情感一杯に今話を締めた。

アスリードのグロス回。確か2回目。
キャラの表情が少し不安な作画だが、ひどくは無い。
あと2回、麦が次のステップに歩みだす姿を描いてくるだろう。
原作コミックの状況は知らないのだが、まとめ方によっては第二期に繋げられそうな感じになるだろうか。

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ひとひら 第9幕「この日を忘れない!」

学園祭での公演クライマックス。
声帯マヒで舞台上で声が出なくなった野乃に焦るばかりだった麦も自分を取り戻し、思い切り良い演技。理咲たちも自分の役を演じると同時に、アドリブ入れながら麦へのフォローも欠かさない。
舞台上の演技が観客たちを引き込んでゆく、会場の一体感が伝わってくる。
あまり説明がなくても演劇に関わったものであれば、この感じは伝わってくるだろう。
麦、渾身の演技で万来の拍手とカーテンコール。

凝った演出もないし、シナリオもストレート。
そして劇中劇の書き下ろし「ひとひら」は、野乃が期待する麦の現在進行形の脚本だから、こちらもストレート。
昔の野乃、こうありたいと思う自分を麦に投影した脚本なのだろう。
客席の麦の親友、佳代ちゃんが良い味出している。オリナルはいまひとつか。

会場の人気投票の結果は「演劇部」の勝利。
あの投票箱にボールが40個以上入るとも思えないが、気にしないでおこう。
開票立ち会いの生徒会長(CV:斎藤千和)応援団ノリというか、仁侠の人ですか?

Bパートは学園祭の片付け進むのを余所に、演劇研究会の反省会と解散。
研究会を立ち上げた頃の回想。
卒業して行く3人は、研究会を麦と甲斐の2人に押し付けるつもりはないから、勝っても負けても解散のつもりだったと理咲は言う。
野乃は納得していないように見えるし、麦も「もっと一生懸命やっていれば」と後悔があるようだから、この辺を軸に構成してゆくのか?

良い最終回でした…違う
いや本当に最終回でも良いのだが、原作知らないから何やるのだろうか?終盤に注目。
派手さはないが、丁寧に作られた小品。ちゃんと制作スケジュールを確保できれば、XEBEC M2クラスのスタジオでもこれだけ作れる。

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ひとひら 第8幕「一人じゃない」

文化祭の舞台、麦の運命の日。
原作コミックの内容は知らないのだが、この舞台の話でシリーズを締めるのかと思ったら、それ以降の話もやるようだ。
確かに、この舞台での麦の演技と心の揺れを描いて終わってしまっては中途半端。

文化祭の当日、演劇部vs演劇研究会の対決を壇上で煽るのは生徒会長?斎藤千和がゲストキャラを当てていたが。
麦のクラスの出し物がメイド喫茶とはベタだが、メイド服に着替えた麦と佳代は一種のサービスシーン。アレが舞台衣装でも良かったのに・・・
でも最大のサービスカットは野乃のネコ着ぐるみ、それにネコパンチ。オマケに去り際に「にゃん」って言ってたが。
メディファクは商売っ気薄いのが歯がゆいが、ネコ着ぐるみ野乃とメイド麦のフィギュアでもライセンスすれば面白いのに。

先攻は演劇部の舞台。見守る麦は当然、緊張の極み。
楽屋の椅子に座ったままで気絶していたのは大げさな演出だが、今までさんざん麦の性格については伏線張って描いてるから、「そんな事もあり得る」と思えて嫌な感じはない。
理咲のアドバイス「(楽屋から)出て行くのは簡単だけど、この半年何だったのか、楽しい思い出もつらく変わる」
野乃のアドバイス「精一杯やった事実さえあれば、つらかった思い出も楽しい思い出に変わる」

もし舞台上で野乃の声が出なくなったら、アドリブで繋ぐとの麦の提案で伏線を張りつつ、Bパートは演劇研究会の舞台。
幕が上がって、舞台は麦のピン立ち。
演出なのかもと思わせるくらい、声が出ない、緊張が客席にも伝わる。
そして野乃の声も突然出なくなり、打ち合わせどおりにアドリブでフォロー。しかしそれを言い出した麦自身が台詞も忘れアドリブどころではない。
「一人じゃない」ってのは麦にもかかるが、ここでは自分の演劇の夢のために舞台にこだわり続けた野乃の心境にかかる。

初主演で緊張の麦、ライバルの演劇部にいながら麦を客席から応援するオリナル(ちとせ)、声帯マヒで声が出なくなった野乃、友達の野乃を心配しつつ表面は敵対する美麗、そして演劇研究会の皆。それぞれを想う気持ちが交錯する舞台と客席。
理咲、桂木、甲斐、麦の気持ちを回想する野乃の想いが通じたか、「一人じゃない」ことに勇気付けられたか、麦の快心の台詞と発声。
ここでエンド。お約束通りで意外性の無い展開だけれども、この作品の性格からか気恥ずかしさも無く納得感は有る。
尺を充分とって後日談と絡めて次回に繋げた。

引きのキャラの作画が怪しいところが有るがアップは悪くないのは、必死の作監の手が入ったか。
制作グロスはフロントライン。

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ひとひら 第7幕「友達なのに…」

ヒロイン麦の成長物語であるが、今回は準ヒロイン野乃と彼女を取り巻く人間ドラマにフォーカスしてきた。
声帯マヒのリスクを抱えながら、親友の美麗と袂を分かってまでの演劇活動にこだわる野乃の心境と、その美麗の回想を織り交ぜて構成している。

公演を前にして、野乃の演劇研究会と美麗の演劇部の意地の張り合いは収まらない。
理咲が演劇部倉庫から無断拝借した暗幕がきっかけで、野乃がこっそり返却に。
一方、美麗は探し直しに演劇部倉庫へ。
お定まりのいがみ合い取っ組み合いになるのだが、倉庫の扉が開かなくなり二人閉じ込められる。
助けを呼ぶ大声のためか、突然に野乃の声が出なくなる。
覚悟の野乃に対して、表面上は意地を張っていた美麗の方が取り乱すが、演劇の世界に誘って声帯をダメにした責任を感じている設定。

野乃が美麗に「一人じゃ出来ないこと教えてあげる」と演劇に誘われたシーンから、まるで今の麦を見るかのような危なげな野乃の舞台と自信家の美麗、そして野乃が演劇部を退部するまでを回想で描く。
取り立てて大きなヤマも無いし、設定や伏線も既出だから、声帯マヒと重要な事態にもかかわらず、野乃の心境のように淡々と進んでゆく。
物足りないとは思わせず、野乃シナリオの中盤のまとめ回的なシナリオ。

倉庫の二人の様子を覗き見していた麦は、そっとしておこうと立ち去るつもりだが、くしゃみして存在がバレるオチ。野乃と美麗にとっては無事に救出のエンド。
しかし真のオチは、翌朝の野乃の声「寝たら直った」
見事な二段オチ、夢オチ、寝オチ(意味が違う!)
まあ、そんなに後味も悪くなくギャグっぽく引けた感じ。

麦が写っている演劇研究会の公演ポスター、発売予定無いでしょうか?

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