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カテゴリー「天元突破グレンラガン」の記事一覧

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天元突破グレンラガン 第27話「天の光はすべて星」(最終話)

最終話のシナリオよりも何よりも、アンチスパイラル最終戦の作画の凄まじい質・量に圧倒される。
これ、制作陣は倒れるんではないか。しかしシリーズの仕上げに向けた気合は確かに受け取った。
記事を書き始めていまガイナックス制作ブログを見ると、本当に背水の陣での最終話納品。
ロージェノムの最後はすしお氏の原画のようだが、動画状態に近く原画を描き終えたらしい。
戦闘シーンは、もうこれ以上語ることもない。見たままが全て。

元々は螺旋族であったアンチスパイラルは「螺旋の欲望と進化が宇宙を滅ぼす」と閉じた宇宙の支配者=神となることを選択した。そんな宇宙に風穴を開け膨張宇宙を目指すのがシモンのドリル。
そして進化とは死者を蘇らせることでもなく、世界を支配し後進の道を閉ざすことでもないというシモンの生き方を示して幕を引いた。シモンのコアドリルはギミーの手に、政府の仕事はロシウの腕に任された。

ロージェノムもアンチスパイラルのビッグバンエネルギーを量子化し、ギガドリルにエネルギー変換してシモンに渡した。王ではなく一人の戦士として散っていった。
シモンとニアの結婚式に、実体化の力を失って消えてゆくニアの演出は儚くも美しかったが、もう少しシモンに救いがあっても良いかな。

エピローグでCパートを入れることは予想されたが、正直なところ無い方が良かったろう。
第1話を見た時の感想記事で「まあ、そう言いながら何度と無く彼らに裏切られた事は忘れないが」と書いた。ガイナックス作品は最後まで安心できない。
やはりCパートの20年後は蛇足。メインキャラのその後の姿は、それまでの生き方をリニアに延長したものであり、リーロンの変わらなさも含めて驚きもない。
20年後の主役たち(ナキムとか)にフォーカスを絞って、簡潔に描いて欲しかった。
しかし「まほろまてぃっく」第2期のような軽い絶望を感じさせるエンドでなかったのは幸い。
もちろんシリーズ全体を通しては今年一・二を争う秀作であり、ガイナックスらしさは充分に感じることが出来た。このCパートもひっくるめて、彼ららしいと言えばらしい。
彼らの次作を期待したい。

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天元突破グレンラガン 第26話「行くぜ ダチ公」

人類の進化と神の怒りの神話をモチーフに置き換えたと思える、螺旋族とアンチスパイラルの戦いも終盤。運命に抗うシモンは神に抗うことと同じか。
アンチスパイラルがランダム・シュレディンガーワープを使うこと、いみじくもダリーが叫んだ「確率を操るなんて神と同じ」がそれを暗示しているのだろう。
進化の行き着く先が制御が効かなくなったブラックホール宇宙。それはスパイラルネメシス。
女神ネメシスを引き合いに出し、人の進化による驕りと神の怒りのギリシャ神話になぞらえ、確率論や量子論も繰り出してきた第4部は、小さい子には難しいだろう。
それでも熱い戦闘シーンでバランスを取り、リーロンの「確変決めて大当たり」のギャグで、ちょいと落としてくれる。

ニアの元へ向かう超銀河ダイグレンも、合わせ鏡のような宇宙の次元の狭間にさまよう。10次元と11次元の狭間らしい。そこは知性を持つ者を幻想に捕える空間。
艦内で正気を保つのは、ブータと生体コンピュータのロージェノムだけ。
回りくどいとも思える手段でアンチスパイラルが探すのは「穴」
その想定外の「穴」は、ブータが己とロージェノムの螺旋力でヒト型に突然変異の超展開。突然変異が促す生命の進化を題材にした設定だろう。しかし知性を持った瞬間にブータも幻想の罠に捕えられる。
進化のモチーフにブータの突然変異を使ったシーンはラストの大団円で見せてくれるか、無いほうが個人的には好ましく思う。

幻想の中でグレン団メンバーが見る夢は、現実の甘い生活と螺旋の力で天を目指す道の選択を迫る。
シモンの夢には宝石ドロとグレン団の二人のカミナ。
カミナの「お前のドリルは何のためにある」の言葉を受け、天を目指すシモンにコアドリルも反応し、他のメンバーの夢の中のコアドリルに連鎖し、幻想から解放される。
合わせ鏡といっても無限に像が並ぶわけではない。その有限の先端にあるものに気づく時、幻想も終わるのだろう。

カミナをはじめキタンや先に逝った仲間たち、大切なものたちを幻想シーンを上手く利用して再登場させ、最終回前の盛り上げ、タメを過不足無く作ってきたのは巧み。
アンチスパイラルの触手上のものに消えてゆくニア。その輝く指輪を目指し超銀河ダイグレンと「待たせたな、ニア」とシモンの登場。制作に1年以上かけたこの作品も、いよいよ次回最終回。

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天元突破グレンラガン 第25話「お前の遺志は受け取った!」

ヨーコに気がある素振りが漂っていたあたりから、キタン死亡フラグに向かっていた。前話のグレン団サブメンバーたちの死亡に引き続き、遂にキタン死亡フラグ確定。
よろめいたヨーコを受け止めたり、戦闘中に隙を見せたヨーコを庇い「地球に戻ったら」などとわかりやすいフラグポイント。

あまり味方を殺すことには抵抗はあるが、シナリオ的には窮地を救うキタンの捨て身の特攻は無理のない流れ。ヨーコへの告白と同時に別れのキスで単機出撃したスペースキングキタンとキタン。
しかしカミナに続き2回目のシチュエーションで、ヨーコの気持ちはどうだろうか?描き方は深くないので測ることは出来ない。
「イイ女」の裏側で「耐える女」のヨーコの側面をフォローして描くのかスルーするのか、これから大詰めを迎えるシモンとニアの関係に対比しての関心も持たれる。

銀河の海に沈む超銀河ダイグレン。そこは螺旋族がアンチスパイラルに挑んだ歴史の墓場。
ブラックホールのように螺旋エネルギーを吸収し、中心のデススパイラルマシンに溜め込む。
窮地の打開策としてデススパイラルマシンの周囲を囲む螺旋変換フィールドを破壊し、中心に螺旋エネルギーの塊を打ち込むため、キタンの特攻。
大グレン団の中で尖ったキャラだったが、動きが良くサブキャラとして秀逸だった。谷山紀章の直線的な演技も良くマッチして、今までヘタレの印象がこびりついていたのを払拭してくれた。

「あばよダチ公」とは言わずに、己の螺旋力を込めたドリルを叩き込み、キタンは散っていった。
そのキタンの気持ちを受けたか、次回のサブタイは「行くぜ ダチ公」
超展開的なブータの螺旋力突然変異で、ヴィラルの乗るグレンもパワー発揮。
デススパイラルマシン破壊により解放された超大な螺旋エネルギーも満ち、超銀河グレンラガンに変身。
今度こそ最終決戦か、今回は裏方だったシモンとヴィラルが敵艦に立ち向かう次回。

絵コンテは佐伯昭志。説明的にならざるを得ないシナリオから、ここまで動きのあるコンテを起こすのは相変わらず巧みだと思う。できれば演出までやって欲しいところだった。その方が所々感じた演出の違和感もない。
制作はAIC宝塚のグロスだが、実際はアニメアールの比重が高い。原画はAIC宝塚の他にアニメアールとAIC、社内ですしおの名前も見え、二原も多く使い終盤で制作も総力戦の様子が伺える。

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天元突破グレンラガン 第24話「忘れるものか この一分一秒を」

全27話のようだから、これを入れて残り4話。
ニアの指輪に反応して索敵にかかったアンチスパイラルの母星。そこに向かい、大グレン団と超銀河大グレンはワープ開始。
待っていたのは巨大なニアの裸体。映像のようだが元のニアの自我を持ってシモンに助けを求めるところは王道パターンだが、これも敵の罠であろう。
ニアの映像は量子ノイズのようにモザかけているけれど、残念ながらDVDで解放されることは無いだろう。

敵アンチスパイラルの巨大戦艦と繰り出される無数の小型艦、ガンメン以上にガンメンのようで不気味な造形をしている。
超銀河ダイグレンを人型に変形させて、その巨大ドリルで敵を突く。そのためにはシモンの螺旋力を要する。「俺たちに任せとけ」と言うアイラックたちには死亡フラグが立っている。

グレンラガンが一旦退いた隙に、弱いと見せていた敵は反撃。
敵のミサイル射出、時空をワープしてのダイグレン直前へのミサイル攻撃などに、防戦一方になる。何せここは敵のフィールド、宇宙で完全なアウェイ。
マッケンやキッドなど、脇役とは言えこれほどまでにグレン団メンバー死亡させるとは思わなかった。
ダリーの漂流、ギミーの救援、そして最後にジョーガンとバリンボーの援護と死亡など、短い尺の中でのドラマも熱かった。
シナリオとしてはシンプルなのだが、仲間たちが戦う中、螺旋力充填中で手を出せないシモンが「この一分一秒」を胸に刻む苦悩との対比で良い演出ができている。

螺旋エネルギー充填完了の開放感と同時に、敵の罠で宇宙の海に追い落とされるダイグレンとシモンたちの絶望、螺旋エネルギーも吸収され、絶対的絶望とはこのことだったのか。
終盤に来ても戦闘一本道ではなく、攻守の切り替えと畳み掛けるような圧縮感に構成の妙を見る思いがする。
次回第25話は佐伯昭志の絵コンテ回。

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天元突破グレンラガン 第23話「行くぞ 最後の戦いだ」

決戦前のタメの回を作ってきたのは予想外だったが、ロシウの救済と伏線整理・設定解説には重要な回。
サブキャラ・久しぶりのキャラも動いていて、最終決戦前の意気込みと反面の静かさバランスが良い味を出している。シモンとニアの写真立てがある部屋で大グレン団の旗にアイロンをかけるココ爺なんて、ツボをついた演出。今回は佐伯昭志コンテ回で、複数走る話をそれぞれのドラマが共鳴するようなシーンのスイッチングや引きが見事(ファンなので贔屓目100倍かも)

ヴィラルも合流したところで、アンチスパイラルの本拠探索会議。
次元の隙間に隠された存在らしいが、認知論や量子論の範疇と思えば良いのだろう。
簡単に言えば「気合と恋が宇宙を変える」らしい。
カテドラルテラの螺旋力にはサーチ機能があるようで、その前振りとして高速移動のグレンラガンを捉え機能を作動させたようだ。
本物の月は次元の隙間に隠されていたようで、無事に軌道に復帰したからカテドラルテラが軌道を外れても地球への影響は無いと言うことらしい。

ロシウはキノンにメッセージを残し、一人アダイの村へ。過ちを自ら清算する覚悟。
あの司祭も居合わせるが、ロシウが預かっていた聖典はデタラメだったオチ。
「だから人間は面白い」と笑う司祭に対し、笑えないロシウは青年期の希望と挫折を表現するキャラとして適役。ロシウの覚悟を見て取りながらも、一人洞窟の奥に進むことを止められない司祭も、無力な大人を代弁したキャラ。

ロシウを探しながら高速転移したグレンラガンから、真っ先にロシウ駆け寄るのはキノンかと思ったが、シモンのパンチ。
拳銃を手にしたロシウに絶叫と哀願の表情のキノンが先だったらば、良くある萌えアニメパターン。
しかしこのシーンは少し時代を遡って、カミナの兄貴がいた時代のテイストで80年代風熱血コンテで、シモンのパンチで決めた。この選択は作品のスタンスとしては重要だと思う。
グレンの狭いコックピットに久しぶりに搭乗するロシウとキノンの姿に、良き時代の大グレン団がよみがえる一瞬。これでロシウは一時の過ちから救済され、キノンという新たな希望の存在を認知した(手に入れた)

次回はカテドラルテラから「超銀河大グレン」とインフレーション気味の名前もそろそろ最終か、その巨大ガンメンでアンチスパイラルの本拠へワープ。
ココ爺が届けた軍旗の下に再集結した大グレン団。何といっても最強の兵器はヨーコの新ブラ。中身も増量中?
大グレン団メンバーには効果覿面だが、アンチスパイラルには効かないだろうが。
ラストをおっぱいネタで落とすような落とさないような、絶妙な加減で次回決戦へ。

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天元突破グレンラガン 第22話「それが僕の最後の義務だ」

落下する月と敵ムガンに対抗して、シモンとヴィラルのグレンラガンコンビ。
向かう道を同じにする二人の戦いの熱さも、シモンとカミナのコンビに負けてはいない。
戦闘中心の比較的一本道シナリオだが、演出は控え目な気がしないでもない。
アークグレンラガンの合体シーンは、トップをねらえ!的にもっと見得を切ると思っていたが、GONZOグロス回って事もあるのだろう。

Aパートは月クレーターの無数のビーム砲台を潰したり、巨大ムガンを螺旋力で時空のかなたにぶっ飛ばしたりと、アークグレンラガンの力技。
Bパートは地球に近づく月、これは力技では止められない。

ロージェノムの生体コンピュータは、月はカテドラルテラであると、コアドリルを挿せば止まると告げる。
月は巨大なメカ、しかもハロウィンのカボチャのような。
人類・螺旋族を監視する、アンチスパイラル前衛の衛星だと言うことか。
それを阻止するアンチスパイラルのニアと、本当のニアが助けを求めているはずだと指摘するシモン。
ニアの指輪がそれを表して、最終的にニアはコアドリル挿入の妨害をしないと、予定調和のシナリオだけれども、最後のアンチスパイラルとの決戦に伏線を張ったということだろう。
ニアは幼い時はロージェノムに疎んじられ、グレン団調理主任としての一瞬の輝きをはさんで今はアンチスパイラルに閉じ込められたお姫様。
それを救えるのはシモンだと、最後の決戦にもう一つの軸が出来て面白い。

大気圏突入の1分前にアークグレンは離脱する決定を下すロシウだが、この苦悩の青年はこの期に及んでも彼らしい決断。
いつも最後の土壇場でシモンが事態を解決する事に、己の無力さを改めて悔いている様でもあるが、為政者としての悩みを良く表している。
彼は次回のアダイ村の司祭がらみで、救済されるのだろうか。

ヨーコは復活したけど、今回の活躍は大人しい。
最近のGONZOはグロス請けは良い仕事している。キャラ作監は貞方希久子で、第5話「俺にはさっぱり判らねぇ!」以来。

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