今期のレビュートップバッターはこれ。一応は第1期から見ているが、そんなに熱心なファンでもないし、原作のサーカスのゲームはプレイしたことがない。
スタンスを明らかにしておくと、島沢ノリコのキャラデザは好き。監督の岡本英樹、脚本の長谷川勝己は今までの作品では評価しにくい。斜に構えたレビューが今後も続くと思うので、事前に予告。
キングレコードとランティスが番組スポンサーだったが、多分製作委員会メンバーでもあるのだろう。両社のCMを見ていると呉越同舟の作品らしい。音楽制作はランティスだから、DVDなどはキングと住み分けているのだろう。
D.C.シリーズは初音島を舞台に、枯れない桜をシンボルに恋の物語を描く箱庭アニメだから、今回もフォーマットは変更されていない。
ヒロインたちも義妹、幼馴染み、先輩、同級生、人外などの典型的な萌えシンボルを登用して、オーソドックスな構成である。あとはキャラの性格付けを天然とかダウナーなどのスパイスを組み合わせて仕上げている。各シリーズの関係もパラレルワールドとか逆スターシステムと言えば言えなくもない。
これだけキャラがいれば、シリーズ構成は単純に各ヒロインとのルートを描いてゆけば苦労しないが、シナリオの核を何処に据えるのか、誰々エンドだとか、これで視聴者の納得感が大きく変わるので難しいところだろう。
この作品は事前の告知を敢えてしていないようだが、D.C.シリーズのフォーマットは変わり映えしないはずなので、そんなに秘密主義になる事も無いと思う。資料が少なくてキャラが誰だか良くわからない。
今までのD.C.シリーズを裏切るようなラストなら、それは賞賛できるが、まずはお手並み拝見と言ったところ。
全体的には学園祭の学校を舞台にした顔見せ的な回だったが、芳乃さくらはあのさくらなのかなあ?時代設定が良くわからないけど…中の人は同じだが。
第1話は主人公の義之に幼馴染みキャラの月島小恋が告白して終わったが、シリーズ中の当て馬だろうな。義之はその告白に「いいよ」と受けたわけだが、小恋ルートを1本道でたどる事はないだろう。
キャストはゲームからほとんど変更されているのかな?キング/スタチャ作品では良くあること。
キャストの演技の印象を書いておくと、音姫(CV:高垣彩陽)はまだ良くわからないが期待しておこう。
由夢(CV:堀江由衣)はツンデレ?DQN?妹系キャラはキャスティングミスじゃないかなあ。演技力でカバーするのは期待しているけれど。小恋(CV:南條愛乃)はラムズ所属にしては露出が少ないけれど、少し注目している。杏(CV:岡嶋妙)は長門や刹那みたいなボソボソ毒吐き系だが、言葉様の演技に引き続き期待する。
樹元オリエがガヤでいたが、板橋渉役の山口勝平のバーターだろう。
他はちょっとわからない。杏と小恋と一緒にいたピンクは誰?
絵はfeel.らしい、止め絵とエフェクト多用で動かないけれど、キャラの崩れはない。
最後の桜の下で小恋が告白するシーンの演出は良かったと思う。
島沢ノリコのキャラデザの関係から、各キャラは「おとボク」っぽいが悪くない。
絵コンテは平凡で、ギャルゲ原作アニメのフォーマットから外れる事はない。
鈴木雅詞の脚本だったが、初回だからか大人しい。この先で担当回があれば、そこそこ見せてくれると思う。
監督は岡本英樹で藍蘭島から休みなく登板だ。
フォーマットを外れるような事をしないから、それほど負荷もかからないのだろうか。
第1話から直接の話に関係ない事を沢山書いてしまった。自分では思わないけど、ひょっとしてこのシリーズが好きなのかなあ?

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