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カテゴリー「CLANNAD」の記事一覧

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CLANNAD ~AFTER STORY~ 番外編「一年前の出来事」

朋也たちが2年生になった春の日を描く番外編。渚と杏のダブルヒロインで、長い長い物語の始まりのほんのささやかな日常を描いている。シリーズ全編を通して見終えた後だけに、彼らに「あんな事があったんだ」との発見や「ここでこうしていれば」など想像して見ると、地味だけれども味わいがある。
渚の話はアナザストーリー「光見守る坂道で」に収録されている「勇気を出して」(麻枝准)から、杏の話は「男友達」(魁)を原案にして書き起こしている。

朋也たちに出会うまでは友達などいないように描かれていた渚だったが、クラスは別になってしまったが木村さんという渚と仲良しがいたこと、渚のアホアホ属性を見抜いていたのか「面白い」と言ってからかってくれる友達。木村さんから渚のことを聞いていて、仲良しになりたいと思っていた同じクラスになった女子生徒など、今になって見るからこそ心にしみるサブキャラクターたち。
朋也たちと関わりない渚の学校での日常と、古河家の当時から変わらない様子がかえって新鮮だ。
そして、金だらい入りのくす玉のヒモを引いた渚。朋也たちと初めて関わると同時に「アホの子」として初めて認識された記念すべきエピソードだ。

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2年に進級したときに朋也と春原と関わる杏。
不良二人相手に委員長としての義務感から、徐々に興味対象に変化してゆく。
単なるクラスメイトから、友達の男子、そしてその先の予感をたっぷり含ませていて余韻を残している。
春原のポジションは発展の予感もなく、この時すでに決まってしまったが。

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アフターのアフターである汐編「町の思い」でダメ押しを期待したが、それは叶わなかった。
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CLANNAD ~AFTER STORY~ 第22話「小さな手のひら」(最終話)

あの桜咲く坂道の下で渚と出会い、声を掛けてしまったことを悔いていた朋也。第16話から前話第21話までは、そんな彼に訪れたルートの一つ。例えばゲーム上のフラグや選択肢の結果の一つ。
それをバッドルートと片付けるのは能がないだろう。それも人生だと思う「CLANNAD ~AFTER STORY~」第22話。最終話。

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幻想世界の少女は汐、ロボットは朋也。
幻想世界がパラレルワールドなのか、ひょっとして「かくされた世界」なのかもしれないが、その世界から少女を連れ出そうとするロボット。
「向こうの世界」の住人たちの願いを集めた光の玉の力、街の思いの力により少女=汐は幻想世界と一体となり、ロボット=朋也は現実世界に戻る。
第1期第1話の感想で「幻想世界のシーンを挿入していたが、全カットしても良かったのではないかと思っている。」と書いたが、やはりこのエンディングを迎えるためには幻想世界をカットできなかったことも理解できる。しかし原作ゲーム未プレイの視聴者には難解な印象を与えたか、もしくはファンタジーや奇跡の物語と思考停止させてしまう原因でもあったようにも思う。

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大きな光が街を駆け抜け朋也の意識にシンクロしたとき世界は一新され、シーンは渚の出産シーンへ巻き戻る。ここからはトゥルーエンドルートに向けて汐の成長の記録と、おそらく5年後のヒロインたちのスナップショット。見た目大きく変わったのは芽衣ちゃん。おそらく18歳くらい。見た目全く変わらないのは風子。
長い物語の締めくくりには、その風子が幻想世界の少女と汐を橋渡し。
かつて秋生さんも渚の奇跡を見た、この街の願いの叶う場所ですやすやと眠る汐の夢には、あの幻想世界とこの街の思いの全てが詰まっているのかもしれない。

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CLANNAD ~AFTER STORY~ 第21話「世界の終わり」

テレビシリーズが始まる際のキャッチコピーは、こんな感じだった。
「『AIR』の夏、『Kanon』の冬、そして舞台は『CLANNAD』の春へ。」
CLANNAD第1期は確かに桜の季節から初夏のホンの短い出来事を描いていたが、第2期~AFTER STORY~は、何度季節が巡っただろうか。後半になってくると、街の呪いと朋也の不幸を表す陰鬱な鉛色の冬空のイメージばかり強くなってきた。
「CLANNAD ~AFTER STORY~」第21話では、幻想世界が朋也の手が届きそうなすぐ近くまで寄り添ってくる。

渚が逝ったのと同じ「原因不明の病気」で倒れた汐。幼い時に倒れた渚は、あの丘で秋生さんの祈りで持ち直した。母を家庭を、そして渚とささやかな幸せを失ってきた朋也は、汐の命の絆を何に祈るのか。汐の看病のために仕事も辞め、秋生さんの経済的援助も断り退路を絶った朋也はこの先に何を見るのか次回明かされるだろう。その次回は最終回だが、第1話の坂の下で渚に出会うシーンでのモノローグは、今回までの彼の人生を振り返った言葉だとわかる。朋也はどのようなフラグを立てるのだろうか。奇跡かもしれないし、絶望かもしれない。

汐の願いを聞き入れて旅行に出かける朋也。アパートを出たシーンでは、以前の夏の旅行の時と比較して汐が右腕を上げた位置が低い。元気のなさを如実に表している。
病気に苦しむ渚と汐、親子二代の苦しみをリフレインする構成は見ていてつらいが、無力な朋也の「街の呪い」が「街の思い」に変わるためには必要なのだろう。
作監は堀口悠紀子。朋也はいつもながら尖った感じだが、つらそうな中に時折り見せる汐の表情は愛くるしくも切ない。

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CLANNAD ~AFTER STORY~ 第20話「汐風の戯れ」

ささくれだったまま過ぎた朋也の5年間も、今は汐と暮らす穏やかな日々の描写。運動会へ向けて張り切る父・朋也と祖父・アッキーをネタに、次回の運動会本番へ続くのかと見せかけておいて、倒れた汐の姿で締めくくった「CLANNAD ~AFTER STORY~」第20話。

幼稚園の担任、髪が長くて優しい先生登場!
あまり変わらない杏の姿に懐かしさを感じてジンと来るが、朋也の失意の日々を知りながらも敢えて干渉しなかった杏と仲間たちの優しさが沁みる。
朋也も渚も先生の友だちだとは汐に教えないように、杏に頼んでいた早苗さんの厳しくも暖かい心遣い。あの空白の5年間は描かれていないが、朋也を信頼し黙って汐を育てていた早苗さんの偉大さが伝わるシーンだ。秋生さんも早苗さんも、「朋也は家族」だと言ったその言葉に嘘はなかった。

出番がなかったうっぷんを晴らすかのように、ニュー風子の活躍が目立つ。
精神年齢の近さゆえに、汐の遊び相手として動かすのには重宝する風子。アパートに遊びにきてトランプやって、宇宙人のような思考を振りまいて帰っただけではないようだ。予想以上に長い尺を取ったのは、現在の朋也と汐の生活と風子を関連付ける意味合いがあったのではないだろうか。
幼稚園から帰宅後、鍵っ子の汐が一人で出かける先は秋生さんが幼い渚を抱きしめて祈ったあの奇跡の場所。今は大きな病院が建っている。街で偶然に出会った風子が汐の散歩のお供をするが、大詰めで汐と関わって来る伏線の予感がする。

次回第21話「世界の終わり」、最終話第22話「小さな手のひら」と、少しも明るくないサブタイだが、心して待つことにしたい。番外編「一年前の出来事」が残されているが秋生さんメインなのだろうか。
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CLANNAD ~AFTER STORY~ 第19話「家路」

小旅行から戻った朋也が汐の手を取りたどる家路。渚の実家、自分たちのアパート、そして自分の実家へとたどる道。彼の置き去りにしてきた長い時間を埋めるのにはあまりにも短いが、細々ながらも決して途切れなかった肉親の絆の存在を示すことで、わだかまりなく一気に和解へとケリをつけた。
渚を失ってからも古河夫妻、芳野夫妻、そしてあんな朋也の父親でさえも周囲が理解ある大人たちだったのは朋也の幸運。だが朋也が感謝の言葉を告げ、素直に詫びることで開ける道もある。そんな「CLANNAD ~AFTER STORY~」の第19話。アバンでは「Ana」が流れている。

あの日以来、ずっと泣けなかった早苗さん。早苗さんが泣けるのは秋生さんの胸の中だけ。
渚を育て失ったあとも、忘れ形見の汐のために張りつづけた緊張も解ける日が来たようだ。急に老け込まないことを祈ります。
今話は汐の動きを見ているだけで楽しいのだが、子供の動きを良くカバーしていると思う。
子供といえば、汐と同じくらいの精神年齢の風子。退院後のリアル風子だから、一応は朋也も初対面になるのか。「風子参上」は無かったけれど、汐の可愛さにヒトデがあふれていた様は懐かしい。
そしてキーパーソンがもう一人。汐の幼稚園の「髪が長くて優しい」担任の先生。今回はお休み中のようだから登場が楽しみだ。オープニングでネタバレしているから、誰といわずともわかることだろう。

かつての父と自分の姿を、今度は自分と汐に重ね合わす朋也。父を送り出し、回収した光の玉は汐だけに見えて、長いシリーズもそろそろ終点が見えてきた。

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CLANNAD ~AFTER STORY~ 第18話「大地の果て」

「CLANNAD ~AFTER STORY~」第18話は、朋也と汐の親子旅行。列車内の他の子連れたちのような浮き立つ空気はこの二人にはない。
Aパートは距離が近づく気配のない二人を、父親としての自覚ない朋也の冷たい言葉と、それに怯えながらも「この人が父親なんだ」と紛れもなく理解している汐から引き出される訥々とした言葉の掛け合いで進行してゆく。
汐への早苗さんの教え「泣いて良いのはトイレの中」はBパートへ掛かった伏線だし、「ママのことは朋也に聞くこと」は今の状態では答えずに逃げてしまった朋也の姿を上手く映している。これも今話ラストのシーンに上手く掛けてある。
このAパートは汐の不安な表情が続いている。それは父親としての朋也の拠り所のなさを映しているかのようだ。
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花畑で朋也から初めて買ってもらったおもちゃのロボットをなくした汐。あきらめず探すのは子供のこだわりだとしても、このあとに答えを用意している。伏線を細かく張って、1話の中で漏らさず回収している。
Bパートは解決編。朋也の祖母史乃が語る、父直幸の過去。史乃役には大ベテランの麻生美代子。
父が生きてきた人生に、汐と向き合って生きてこなかった反省と、父親への多少の後悔を重ねる朋也。
さんざん斜に構えて生きてきた朋也、節々での切り替えが早いような気もして、彼の気持ちの整理にもう少し尺を取っても良いかと思う。

おもちゃを探し続ける汐へ、今まで寄り添わず逃げていたことの懺悔。
汐の「泣いて良いのはトイレかパパの胸の中」は早苗さんの教え。
決して父親としての朋也をあきらめていなかった早苗さんには脱帽だ。そして一度家族の絆で結ばれた朋也を見捨てなかった秋生さんも。
帰路の車中でママのお話を汐に聞かせる朋也は、改めて娘に語ることで胸につかえていたものが涙となってこぼれた。
涙の二段オチ構成にやられました。悔しいけど嬉しい。

朋也の汐との再出発の誓いは渚への弔いとなっただろうか。心配で成仏できなかったに違いない。
朋也に残された次の宿題は祖母の言葉を父直幸に伝え、もう一段階前の自分の人生と向き合うことだ。
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