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カテゴリー「ef - a tale of memories. / melodies.」の記事一覧

ef - a tale of memories. 第3話「paradox」

前話の感想で、やなせなつみの演技が千尋に合わないと書いたが、撤回したいと思う。
日記に記したことが自分の記憶に代わる、交通事故で左目と13時間以上の記憶を保つことを失った千尋の純粋な痛みが伝わってくる。ステージなな同人作品の「ナルキッソス2」の姫子の演技を思い出してこちらの心が痛くなってくる。あの作品の同名の千尋役は後藤邑子だったけど。

SHAFT(シャフト)は「ぱにぽに」辺りから新房作品の表現の場になった感もあるが、その前の動画屋さん時代とガイナックスとの共同制作時代の蓄積を考えると、注目以上には実力を備えたスタジオだと思う。パストラルの協力は欠かせないけど…
それでも最近の「ひだまりスケッチ」とこの作品「ef - a tale of memories.」では新房節全開手前で止めて、新しいSHAFTの方向を感じることも出来る。

「ef - a tale of memories.」は全然方向性もアプローチも違うのだが、「オシャレ」な演出に関してはカサヰ監督・J.C.STAFF制作の「キミキス pure rouge」の真裏に位置する感じ。
目指す方向にイマイチ揃わないカサヰ作品に比較し、新海エッセンスを新房っぽさのアレンジで融合したコンテ・演出は上手く噛み合っている。
但し演出意図ばかり考えていると、本編の筋がわからなくなってしまう難点も併せ持っている。
案の定、青春群像劇風のこの作品では、人間関係が頭に入りにくい。
主人公とヒロインたちのパートがいかに絡み合うか、受身で視聴しようと思う。
珍しくトランス・アーツのグロス回。

ef - a tale of memories. OPENING THEME euphoric field feat.ELISAef - a tale of memories. ENDING THEME~Adagio by Miyako Miyamuraef - a tale of memories.Page 1【初回限定版】(仮)

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ef - a tale of memories. 第2話「upon a time」

原作ゲームを知らずに青春群像劇のシナリオを追いかけるのは結構努力が必要。複数の主人公の物語が同じ時空で動いているから煩雑ではあるけれども、それらのシナリオが交差する時が見ものだとは思う。恋愛アドベンチャーゲームで表現するのには良いかもしれないが、アニメでは慣れるのに話数が必要。
新海ライクなSHAFTアニメを鑑賞するつもりで臨むと楽かもしれない。演出手法と相まって、アニメと言うよりは写真集というかイラスト集を見ているような気がしてくる。

エンディングアニメーションは絵コンテがクレジットされていないが、鎖に繋がれたキャラとか新房昭之っぽい。一応は監修の立場でこの作品にコミットしている。
エンディングって言うよりも本来のオープニング的な絵と音楽がマッチしているが、テロップが見にくいのが難点。オシャレな感じは良いが、クレジットは見えるように!
第2話本編の絵コンテも帆村壮二って誰だ?新房っぽいナルシズムが感じられるけれども、今のシャフト自体が染まってしまったのかもしれない。

学園生活を中心に各キャラの日常を追って話は動いているけれども、この段階では個々の感想は述べないでおく。千尋は眼帯少女であるだけではなく、13時間しか記憶が保てないキャラ設定だったことがわかる。眼帯自体にも何らかの意味はあるのだろう。
やなせなつみ(柳瀬なつみから改名)の演技はいつもの通りなのだが、千尋に合わない気がする。

ef - a tale of memories.Page 1【初回限定版】(仮)
ef - a tale of memories.Page 1【初回限定版】(仮)

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ef - a tale of memories. 第1話「eve」

minoriのPCゲームが原作で、コンシューマ版経由でのアニメ化でないのは珍しい。
しかし同社の「Wind -a breath of heart-」もPC版を原作としていたから同じ流れ。minori 原作のアニメ化は2本目になる。
原作シナリオの御影とキャラ原案の七尾奈留のコンビはCIRCUSでの「D.C. ~ダ・カーポ~」以来だが、あちらはあのように変化して3度目のアニメ化となって今期放送中。

アニメ化ではチャプター仕立てで青春群像を描く意図があると思うが、オシャレに振りすぎているかも知れない。
新房監修、大沼心監督、シャフト制作の色眼鏡で評価するわけではないが、演出には彼ららしさは感じる。
minoriと言えば、新海誠のオープニングムービーだが、さすがにそれを使うことはしていないものの、美術(背景)も実写スキャンを取り入れて、雰囲気は出している。
第1話としては取っ掛かりの悪い構成で、キャラ紹介や舞台説明には不十分であるのだが、目指す方向は理解できる。
ちなみに私は原作ゲームはプレイしていない。

AパートとBパートは同じ構図で設定を変える、または視点を変える構成になるのだろうか。
教会のシーンでは紘が会話する相手が変わっている。
同じように主人公とヒロインもチャプターまたはパートで変わるような感じで、紘と眼帯少女千尋がメインで話が動くのでもなさそう。
ひったくり被害者のみやこと紘、紘が不在の家で景など、登場キャラクターそれぞれがシミュレーションゲームのように独自のシナリオで動き始めており、それぞれが交わり始めるところが構成の見せ場なのだろうと思う。

ネタを仕込みたくなるのは最近のシャフトの習性みたいになってしまったが、ボートはいらんだろう。今ごろは絶望したり、ひだまったり、名簿流出ネタをどのタイミングで仕込むかなど考えているに違いない。まあ程々に願いたい。

エンディングイラストは、あぼしまこ。予告イラストは既にベテランの七瀬葵。この路線で作家を選定するのだろう。
原画には「卒業 ~Graduation~」「同級生」で一世を風靡したイラストレーター竹井正樹がいたが、「さよなら絶望先生」に続いての参加。本格的にアニメーターに戻るのだろうか。

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