忍者ブログ

アニメレビューCrossChannel.jp

アニメのレビュー・感想中心に、アニメ業界の批評もしたり、ゲームレビューしたりしています

   
カテゴリー「BLUE DROP ~天使達の戯曲~」の記事一覧

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 RSSリーダーで購読する
PR

BLUE DROP ~天使達の戯曲~ 第13話「Rosmarinus」(最終話)

異星人(アルメ)の地球侵略の下で繰り広げられる少女たちのドラマも最終回。
学園祭の打ち上げ花火とBLUEの対空砲火に象徴し、学園祭のとアルメ侵攻が同時に侵攻してゆく。
シバリエルの艦隊4艦に対抗するBLUE単艦はツバエルが迎撃に奮闘中。エカリル(萩乃)に感化され人間くさくなったツバエルは、萩乃の想いを汲み学園祭が終わるまではと、3艦を倒すものの騒動で学園祭の舞台は中断。
自らの正体を明かし、萩乃は舞台衣装を脱ぎ捨て、マリに「さよなら」

動力不足で防御シールドを失ったBLUEに迫る敵編隊。その制御を乗っ取り、真の敵シバリエルに向かうアザナエル。
発進するBLUEを追って、芝居のセリフに乗せて思いを伝えるマリ。
ジェノサイドモードに切り替え、全てを焼き払う準備のノヴァールに対抗策無く危機のアザナエルの前にBLUEが転移し、直前にツバエルをシューターから射出していた萩乃はノヴァールと刺し違える。

勝ち目の無い戦いの萩乃だが、シナリオはいかに勝つかよりもいかに戦い散ってゆくか。
萩乃とマリが結ばれる単純ハッピーエンドではないが、滅びの美学好きには納得できるエンドだろう。
結果の幸・不幸だけで評価されるべき作品ではなく、行いの幸・不幸の側面で見ればメインキャラはハッピーエンド。しかしアルメ侵攻後の地球人の苦難を考えると、菅原先生や生徒たちのその後がハッピーだったとは言えない予感を、上空に浮かぶ侵略艦隊本隊の姿から想像できるところに余韻を感じる。
そんな積年の想いを30年後のミッチーに託している。

TVアニメーション「BLUE DROP ~天使達の戯曲~」本編は、コミック連載中の「BLUE DROP ~天使の僕ら~」の10年前、アルメの先遣隊が調査に訪れた後、艦隊本体が侵攻するところまでを描いて終わった。
アニメのエピローグは、侵攻から30年経過したシーン(第1話と重なる)にジャンプしたから、連載コミックの時代も飛び越した事になる。
国連使節団の団長は30年後のミッチー。アルメ母艦へと交渉に赴く手には30年前に散った萩乃(エカリル)と少女たちの想いを抱いて、「オルレアンの少女」の台本が握られている。
アルメと地球人の和平交渉のようだが、そう容易ではない予感も漂う。
アルメ本隊の侵攻後に無事だったとも思えないのだが、シャトルのパイロットはツバエルで、護衛機パイロットはアザナエルか。姿は無く声だけだが、アルメは年取らないんだったか?未だ現役なのか。
若竹マリのその後は不明だが、萩乃との子供をどこかで静かに育てていると脳内補完しておく(アルメは女性間生殖、人間とも可能)

アニメ第二期は「BLUE DROP ~天使の僕ら~」でもオリジナルシナリオでも、どちらにでもつなげる事が可能な終わり方だった。キャストは地味だが実力者ぞろい。この作品でも沢城みゆきは良い仕事していたし、後藤邑子演じるツバエルもキャラが途中からキャラが立ってきて面白かったし、最後の彼女たちの戦いにも惹きつけられた。
派手な作品ではないが地味ながらも良くまとまっていたし、吉富昭仁の世界観がブレずに表現できていたと思う。次回作も期待する。

BLUE DROP~天使達の戯曲~ Vol.1BLUE DROP~天使達の戯曲~ Vol.2BLUE DROP―吉富昭仁作品集 (電撃コミックス)BLUE DROP-天使の僕ら 1 (1) (チャンピオンREDコミックス)

拍手

 RSSリーダーで購読する

BLUE DROP ~天使達の戯曲~ 第12話「Cosmos」

大詰め直前の「BLUE DROP ~天使達の戯曲~」第12話。
学園祭前の生徒たちとアルメ艦隊、二つの情景をしっかりトレスし、そのはざまで萩乃とマリの復縁というか信頼関係の復旧に至るまでをシンプルに描いている。

前夜祭の朝、寮に戻った萩乃。学園祭の演劇の舞台づくりと衣装合わせが進む風景の影では、萩乃の正体をかぎつけた菅原先生が呼び出し、アルメ地球侵略が間近である事を聞かされる。
無力さを覚えたか、地球を守りたいと萩乃の気持ちに理解を示したのか判然としないが、向けた銃口を下げるが、部屋の外ではミッチーが聞きつけている。
前夜祭で家族たちが訪れる中、ショックかテンションの下がるミッチーが舞台本番に与える影響が気になるところ。

マスターコマンダー・シバリエルの仕組んだ実験が原因で、5番艦BLUEの事故発生とオノミル死亡、神隠島事件の発生した事を知ったオノミル。
シバリエルを銃撃するが、それは彼女の思念凝結体。シバリエルは、この思念凝結体を用いて侵攻後の地球を支配するつもりだったよう。
オノミルの思念凝固体に惑わされたアザナエルは狙撃され、瀕死の重傷を負うが、ネックレスの発する信号により自動起動した機体により脱出した模様。BLUEに合流するか?
シバリエル率いる先遣隊は5番艦BLUEと真相を知るエカリルを殲滅するため発進。

学園祭の前夜祭、ツバエルたんも次第に萩乃に感化された様子。地球と人間(ホリメ)を見る視線が柔らかくなっている。
マリから萩乃へのビンタ1発とプールへ突き落として、マリのわだかまりは解消。
次回はホリメ先遣隊と本体も合流か?単艦迎撃に向かうBLUEのエカリル(萩乃)とツバエルに勝算は無いだろう。明るいエンディングなど全く期待できないが、滅びの美学が見られるだろうか。
長いスパンで語られるBLUE DROPシリーズでの、短いが重要なシリーズをどのように終わらせるのか、興味が持たれる。
脚本:高橋ナツコ、絵コンテ:大倉雅彦、演出:吉田英俊

BLUE DROP~天使達の戯曲~ Vol.1BLUE DROP~天使達の戯曲~ Vol.2BLUE DROP~天使達の戯曲~ Vol.3BLUE DROP-天使の僕ら 1 (1) (チャンピオンREDコミックス)

拍手

 RSSリーダーで購読する

BLUE DROP ~天使達の戯曲~ 第11話「Thoroughwort」

「BLUE DROP ~天使達の戯曲~」は全13話だが、残り2話のクライマックスまで助走とタメが少々長い気がしないでもない。若竹マリと千光寺萩乃(エカリル)の失われた過去と贖罪のシナリオ、それを学園編の演劇上演のクライマックスに重ね合わせ、終盤の構成の軸にしたから止むを得ないかもしれない。
そのシナリオのサブセットに、アザナエルとオノミル、公安のスパイ菅原先生と生徒たちなど意欲的に盛り込んでいるから、なかなか消化が進んでいない。それでも地味だが超展開などせず、軸はブレていないから期待は持てる。

改めてキャスト表を見ると中堅以上が多く、地味さを倍増させているが、演技面での落ち着きがあり悪いキャスティングではない。沢城みゆきにしても年齢こそ若いが芸歴は長い。
名無しのオペレーターに生天目仁美、猪口有佳を充てるのも贅沢。独特のキャスティング。

シナリオ面では大詰めを迎えて、ノバールが放つ「メガボマー」とBLUEの防戦。
事故の真相を言い出せずにいた萩乃が失ったマリからの信頼。
菅原先生が気付く萩乃の正体とメガボマーの目撃。
萩乃のいない舞台で、マリはジャンヌの苦悩に萩乃の姿を重ねる。

萩乃はマリからの信頼を回復できるのか、次回にもう一山ありそう。
BLUEがコントロールを突然回復し、メガボマーを迎撃した設定は都合良すぎではあるが、許容範囲か。
アザナエルの調査によれば「BLUE型エミルフォースドライブの爆縮によって、副次的に生成する思念波を凝結する物質」が関係しているらしい。
その力によりオノミルの思念が艦内で働き続け、オノミルがブリッジでコントロールして3番砲塔のコントロールが復旧したと言うことだろう。
エカリルもツバエルたんも、この作用で思念がコントロールされ続けていたのだろうか。
この作用を知ったアザナエルの動きも気になるところ。
制作はアゼータ・ピクチャーズのグロス。

BLUE DROP~天使達の戯曲~ Vol.1BLUE DROP~天使達の戯曲~ Vol.2BLUE DROP~天使達の戯曲~ Vol.3

拍手

 RSSリーダーで購読する

BLUE DROP ~天使達の戯曲~ 第10話「Cirsium」

学園祭の演劇「オルレアンの少女」の準備が進む。脚本を任されたミッチーは演出も行うことに。
萩乃のひと言が配役に悩む彼女の背中を押してくれた。
その「言い出す勇気」を逆にミッチーから教えられた萩乃は、自らの過去と事件の真実をマリに話す覚悟でBLUEに招待するのだが…

BLUE艦内から萩乃(コマンダーエカリル)を監視警護するツバエルたんも、萩乃のホリメ(地球人)に対する興味に感化されてきたようで、演劇の台本完成に嬉しそうな表情。
「ツバメ?」とボケられても「ツバエルだ!」とマリにマジに返している。
艦内・艦上でのエカリルとマリの、まるで恋人同士のような楽しそうな表情に対し、アザナエルは失った恋人オノミルを思い出し、復讐心が燃えさかっている。

突然のBLUEのシステムダウン、機関停止はアザナエルの破壊工作の一貫か?
マリを居住区に避難させたアザナエルが語る、恋人オノミルを死に追いやった上官。
神隠島事件はエカリルの精神神経波動が島民全員を狂わせたことによる、島民同士の殺戮。
その二つの原因はエカリルに結びつき、エカリルがマリに興味を持ち近づいた理由は、贖罪と同時に真相の隠蔽にあるかのようにマリに吹き込むアザナエル。

ようやく伏線が回収され、真相を知ったマリと言い出せずにいた萩乃(エカリル)の再度の衝突を迎えるか。終盤に向け演劇の準備が進む学園と、その演劇シナリオに擬せてマリと萩乃の物語を書き進めてゆくのだろう。アザナエルの破壊活動で艦内の爆破が続き、沈没しかけるBLUEの運命と共に次回の展開が気になるところだ。今回はプラムのグロス回。

マルチメディア展開のBLUE DROPシリーズの序盤に当たるアニメパートだが、吉富昭仁の世界観を比較的素直に構成している。役者も演出も地味だし、アニメ単体が大ヒットする要素も感じないけれども、吉富昭仁と大倉雅彦の仕事は悪くない。
これが数十年後の世界のコミックス版「BLUE DROP ~天使の僕ら~」につながるのだが、その百合描写のギャップには戸惑いもあるけれど、シリーズ数千年のスパンで展開する吉富昭仁の世界の中でのブレは無い。

BLUE DROP~天使達の戯曲~ Vol.1BLUE DROP~天使達の戯曲~ Vol.2BLUE DROP-天使の僕ら 1 (1) (チャンピオンREDコミックス)BLUE DROP―吉富昭仁作品集 (電撃コミックス)

拍手

 RSSリーダーで購読する

BLUE DROP ~天使達の戯曲~ 第9話「Lagenaria siceraria」

シリーズ中盤を過ぎ、そろそろクライマックスへ向けての伏線整理が始まった感じの「BLUE DROP ~天使達の戯曲~」
学園生活では、学園祭のミッチー脚本による演劇が終盤のピークになるのだろう。
夢から覚めた少女がいた場所は、中世ジャンヌダルクの捕えられている牢。少女を悪魔の使いと思い避けるジャンヌダルク。牢の外の者からは、ジャンヌダルクの姿は見えず、少女の事をジャンヌダルクだと思っている。徐々に心を開く少女とジャンヌダルク。二人は未来を信じることの大切さを知る。
ミッチーの話すあらすじで、正式にこのシナリオで劇を上演することにホームルームで決定。

マリと萩乃から着想したミッチーのシナリオだが、二人の過去と未来を描いているとも言える。
マリと萩乃、どちらがジャンヌか少女かはともかく、終盤に向かっての二人の運命を暗示しているのかもしれない。
また、公安の諜報員である菅原先生の行動も影響を与えそう。萩乃のプライベートデータにアクセス拒否されたから、マリと二人の関係に気付くのも時間の問題なのだろう。

演劇準備の買い物のために隣町まで出かけるマリと萩乃。日本では電車は左側通行だが、ここでは例外らしい。画材や生地を買い、プチデート気分のマリ。帰りは歩いて帰ろうとはしゃぐものの、足に出来たマメを潰し、おまけに雷雨まで降りだす始末。廃ドライブインで雨宿りの二人。買い物の荷物も濡らしてしまい、はしゃいでいた自分を振り返り自己嫌悪のマリ。
アルメの秘密の一端、女性しか存在せず同性間生殖は可能なものの滅亡の危機に、地球へ来た事を萩乃=エカリルはマリに明かす。語ってはいないが、エカリルたちは地球調査艦隊の一員でBLUEは、その5番艦。
接触テレパスで明かされた神隠島の事故(事件)と同時に進行していたBLUEの機関事故、津波はこの機関事故で起きたものだろう。その直前の島民全員の死亡事件の最中、おぼれかけていてエカリルに助けられたマリは津波被害からも逃れられたことになるのだろう。

ツバエルたんの自発的ストーキング行為(遠隔警護)で一部始終を見ていたアザナエル。
少し軟化していたかと思ったが、マリを助けてオノミルを見殺しにしたとエカリルへの怒りが再び再燃。
マスターコマンダーのシバリエルもアザナエルの活動に期待しているようなので、今後BLUE艦内でひと波乱あるだろう。
萩乃=エカリルはマリをBLUEに招くことになるが、シバリエルといい菅原先生といい敵の多い状況で窮地脱出となるか、終盤が期待される。

少女趣味の演劇シナリオと挿絵や頬を赤らめる演出の多用で百合アニメかと思わせているが、そこには運命と出会い・再会があり競争も成長も無い(無いってのが言い過ぎならば無いに等しい)
少女アニメから定番の過剰なまでのきらびやかさを抜いてSF風味に仕立てた作品。
脚本:高橋ナツコ、絵コンテ・演出:出合小都美、作監:上田幸一郎
アニメーション制作はマングローブ(クレジットはmanglobe)のグロス制作回。

BLUE DROP~天使達の戯曲~ Vol.1

拍手

 RSSリーダーで購読する

BLUE DROP ~天使達の戯曲~ 第8話「Hyoscyamus niger」

相変わらず「もっさり」した感じで話が進む「BLUE DROP ~天使達の戯曲~」だが、演出面だけ見ると意外に悪くは無い。チャンピオンREDのコミック版のような百合全開(というかアルメは女性間の生殖)は望めなくは無いが、今回の一方のメインのミッチーの才能が開花。
演劇の脚本に悩み逃走した結果は、萩乃とマリを見て「マリみて」っぽいシチュエーションに閃いた。
一気にシナリオに没頭して、こちらは無事進むのだろう。
でもミッチーにもツバエルが見えるのか?それとも単なるイメージなのか。

さてもう一方は、捕虜のアザナエル。
恋人のオノミルの居室で二人の記録映像を見続け、崩壊一歩手前か。
機関の事故映像ではオノミルが暴走する原因に気づいたようだが、爆発に巻き込まれ死亡。
その原因は明言されていないが、先遣上陸部隊全滅事故と併せて裏切りでもあったか?復讐に燃えるアザナエルは気付かないのだろうが、部隊内の抗争でシバリエルが絡んでいるのじゃないか。

今回の主役はツバエルたん(収録現場ではこう呼ばれるらしい)。
だらしの無い寮生の姿を見た後、マリが頑張るまでの今話の過程で、人間よりに見える萩乃の気持ちも少しわかったようだ。
人間とアルメの接触による無理解と理解の揺れ動く様子を、狂言回しとして上手く演じている。
萩乃の取り巻き寮生は、萩乃の着替え盗撮写真を鑑賞中だが、きっと他にもあるだろう…
DVD特典に収録希望!
最後はどこに行き着くか、このお話。神隠島事件の謎を解きつつ、マリはアルメとの混血だったとか、萩乃とマリが結ばれて終わるのだろうか。
作画は悪い。JCFのグロス制作だが、海外に多くを出している。

BLUE DROP~天使達の戯曲~ Vol.1BLUE DROP―吉富昭仁作品集 (電撃コミックス)BLUE DROP-天使の僕ら 1 (1) (チャンピオンREDコミックス)

拍手

 RSSリーダーで購読する

新着記事・カテゴリ

メニューバーをご利用ください
古いカテゴリーは順に表示されなくなりますので、お手数ですが記事検索をご利用ください

メールで アニメレビューCrossChannel.jp を購読する

ブログ内検索

プロフィール

・管理者:wataru
・好き:V1046-R MAHORO、HMX-12 マルチ、ぽんこつ、黒オーバーニーソ、メイド
・リンクフリーですが、可能であればサイトTOPにリンクお願いします。相互リンクのお誘いは不精者のため辞退させていただいております
・利用状況の管理と広告表示等の目的でCookie及びWeb beaconを利用しています。Cookieの受入はブラウザの設定で選択が可能です
・商品紹介にはAmazonアソシエイトリンク他を利用しています
・当サイト管理者へのご連絡は webmaster★crosschannel.jpまで(★は1バイトのアットマークに置換して下さい)

Shop Link

Copyright ©  -- アニメレビューCrossChannel.jp --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]