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カテゴリー「涼宮ハルヒの憂鬱 / 消失」の記事一覧

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劇場版 涼宮ハルヒの消失 レビュー

いささか旬は過ぎたのかもしれないが、今月は時間があるので「涼宮ハルヒの消失」を見てきた。ネットで座席指定が可能だったから、せっかくなのでE8の席を選ぶ。他意はもちろんある。再構成・新作追加されたTVシリーズが終わって半年以上過ぎたが、敢えて復習無しで劇場に足を運んだ。


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涼宮ハルヒの憂鬱(新) 第24話「涼宮ハルヒの溜息V」

「溜息」の最終話であると同時に、残り話数から推測すると新作パートもこれが最後だろう。
素人撮影のダメさ加減をもっと描かないとと当初は思っていたのだが、どうやら大した問題ではなかったようだ。超監督ハルヒの傍若無人ぶりから、彼女が何を望んでいるのか少しは見えてきたような気がするから成果はあったようだ。
やはりハルヒが望むものはキョンの中に隠れているようだ。古泉に言わせればハルヒを何とか出来るのはキョンだけだと言うが、それはそうだろうと思えるフシはある。
ハルヒを巡って暗躍する古泉の組織、みくるの組織、真実を知っていても証明できない以上無意味だという長門。何が正解かわからなくとも、ハルヒがキョンを必要としているのは間違いなさそうだから、思考実験は程々で良いのだと思う。

今や何の映画かわからなくなった「朝比奈ミクルの冒険」にある程度の納得ラインをハルヒに示して収拾するのはキョンの役目。役目と言うよりは「この世界はそういうことになっている」という、みくるの解釈に近い感じがする。手段としては古泉のいう「夢オチ」に近い形で、フィルムのエンディングナレーションでハルヒ自身に「この映画はフィクション」と言わせることに意味があったようだ。
古泉の言動は虚々実々で、本当のこともあれば、自分たちの利益のためにキョンを攪乱しているフシもある。閉鎖空間や神人などとギミックアイテムを並べキョンの活躍の場を設け、ハルヒを飽きさせない舞台をコーディネートしている。

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文化祭当日に映画を上映した後、キョンとハルヒのデートパートが作られていたが、これは時系列を崩しているのではないだろうか?
二人が閉鎖空間から戻った後「憂鬱VI」のラストにつながるはず。みくるが未来人だったりとキョンが明かす話に、からかわれたと怒り喫茶店を出るシーンは、本来であれば「エンドレスエイト」の各話ラストでハルヒが喫茶店を出るシーンの伏線になる話ではないのだろうか。
最初のテレビシリーズは「憂鬱VI」で最終話だったから、同じ流れで締めくくったと思うが、文化祭後にデートしたようでわかりにくい作りだった。

残りは再放送分だと思うのでレビューはしないが、今回の再放送+新作シリーズの評価としては、前回のシリーズで欠けたエピソードの補完と時系列再構成に意味はあった。だが、やはり「エンドレスエイト」はやり過ぎだったと思う。
クリアすべきハードルを上げたのではなく、熱狂的なファンに冷や水をぶっかけ目を覚まさせ、同時に新規参入のファンには過剰な期待値を下げさせた事に意味はあったのかもしれない。であるならば、新規シリーズ制作の際は成功体験を捨て、一から出直すつもりでスタートする製作者の意思表示だと受け取っておきたい。

haruhi-N2415haruhi-N2416TVアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」新キャラクターソング Vol.1TVアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」新キャラクターソング Vol.2TVアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」新キャラクターソング Vol.3涼宮ハルヒの憂鬱4 笹の葉ラプソディ (第1巻) 限定版 [DVD]涼宮ハルヒの憂鬱5.142857 (第2巻) 限定版 [DVD]

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涼宮ハルヒの憂鬱(新) 第23話「涼宮ハルヒの溜息IV」

「溜息」に入ってからは超監督ハルヒの傍若無人ぶりが目につくが、この演出も計算のうちなのだろう。折に触れてハルヒが神であるかのような言い回しがあり、愉快な仲間たちはハルヒを退屈させないように奉仕する氏子のように思えるフレームワークだが、それは違うのではないかと時々思う。
SOS団唯一の一般人として刷り込まれているキョン(本名すら明かされていない)を退屈させないため、時には喜びや怒りを伴いイベントを発生させる涼宮ハルヒという巫女(若しくは氏子代表)がいる。
みくるはハルヒのオモチャにされているが、それは天宇受賣命(アメノウズメ)に似た存在として間接的にキョンに奉仕する。
今回のハルヒはちょっとやり過ぎた。ハルヒを殴ろうとするキョンを止める古泉は、ハルヒがまた閉鎖空間を発生させることを恐れている描写だが、本気の怒りがキョンを覚醒させることを恐れているだけかもしれない。長門はハルヒの監視役を隠れ蓑にキョンの護衛が主任務なのではないのかと見えてくる。
ただ、キョンが気付かなかった感情を、アホ谷口が気付かせてしまったのは意外。「絶対に成功させよう」などと口走ってしまえば、それは神のご託宣なんだから、しょんぼりしていたハルヒも元気付くというもの。神社の白鳩も季節外れの満開の桜も、神の望みに忠実にハルヒが願ったからだと思うとわかりやすい。
この作品での神はハルヒではなくキョンだと思えばスッキリする。
原作を一切知らないから、適当に書いてみた。

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作監補が3人付いて、作監は門脇未来。今話は全体に線が太い印象があることと、キャラ修が作監補ごとにマチマチ。「溜息」はもう1話だと思うが、全体に間延びしている。

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涼宮ハルヒの憂鬱(新) 第22話「涼宮ハルヒの溜息III」

文化祭に向けての映画は制作快調とはいかず、超監督ハルヒの浮いた奮闘が悩ましい「溜息III」。
ハルヒの行動の痛さが際だってきたのは、この先のエピソードへ向けてチャージしているのだろうか。それとも文化祭が終われば何事もなかったような顔でいつものペースに戻るのだろうか。
ハルヒが広言を吐いた「とことん酷い目にあってもらう、最後はハッピーエンド、ラストのカタルシスを与えるフィルム」は、「エンドレスエイト」で酷い目にあった視聴者に伝える製作者の言葉に聞こえてしまう。

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ハルヒが願ったからみくるの目からレーザービームが照射されたが、メイキングフィルムらしい舞台裏の種明かし。超監督様には伏せられたままだが、あの完成版のフィルムで見せたみくると長門の取っ組み合いには意味があったと言うことだ。
そんなみくるにガンマ線を注入して翌日のロケに備えた長門と小泉だが、どんな手段を使ったのだろう。
翌日のロケは久しぶりの鶴屋さんに谷口・国木田のザコキャラコンビも加わり、ロケはパワーアップする、はず…

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作監は一目でわかる池田和美。彼女のみくるが一番可愛らしく描けていると思う、不憫な状況だけれど。絵コンテ・演出の石原立也も見せ方が上手い。でもエロゲ原作みたいに艶っぽくなりすぎているのはどうなのかと。
脚本のジョー伊藤は角川の伊藤プロデューサーらしい。

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涼宮ハルヒの憂鬱(新) 第21話「涼宮ハルヒの溜息II」

「エンドレスエイト」で自ら上げたハードルの下をくぐり抜けてきた先が「溜息」とは、なかなかセンスがある構成。文化祭での「朝比奈ミクルの冒険」上演に向けてのメイキングフィルムだと思えば大きな期待をしないで良さそうだ。
「涼宮ハルヒと愉快な仲間たち」の真実を谷口が無意識ながら言い当てているような気もする。愉快なハルヒの周りで踊るキョンたち、それを愉快に眺める生徒たちの図式。初放映時に製作者と制作者、それに視聴者の間にも運命共同体のような共犯関係が築かれたのだが、いま愉快なのは誰なのだろうか。
今回のシリーズは再放送に過ぎず、新作回はオマケ、エクストラで批評しない方が良いのかもしれない。

今話はメイキングフィルムであっても構わないのだが、もう少し本気が見たいところだ。
あの「朝比奈ミクルの冒険」放送時の驚きは、素人撮影の映画を再現したところにあったのだが、今回撮影過程をフォローするに当たっては超監督のディレクションはともかく、にわか映画制作者が必死にやってもダメでした感が足りないような印象だ。
視聴者は作品の酷さを知っているから、なぜ酷いかを「逆メイキング」で見せないと、それこそハルヒのご機嫌を損ねないために「溜息」作っています、と感じてしまう。
脚本:村元克彦、絵コンテ・演出:高雄統子、作監:植野千世子。

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涼宮ハルヒの憂鬱(新) 第20話「涼宮ハルヒの溜息I」

長い消化試合を終えた後の新エピソード。シナリオも絵の方も大したことはない気もするが、大変面白いように感じるのは飢餓の後のリバウンド効果かもしれない。
夏休みも何とか終わり、学校では体育祭から文化祭へと立て続けに行事が続く。ハレの舞台に団長が黙っているはずもないSOS団。
例の「朝比奈ミクルの冒険」へと続く流れで、自主制作映画の上映を目指す序章となる。あまりにつまらない深夜番組に活を入れるべく超監督ハルヒが立ち上がったのは劇中では偶然、退屈な夏休みの繰り返しに倦んだ視聴者にとっては必然とも言える。

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絵コンテ・演出は山田尚子。微妙にカメラフレームを振るわせる演出は誰の心情を代弁しているのだろうか。あまり立体感がないけれども、縦横のレイアウトやキョンの頭なめなどの工夫は見られる。この脚本だとここまでかもしれない。
SOS団でのハルヒのシーンが多かったが、体育祭や文化祭準備の華やかさがもう少し欲しかった。作監は高橋博行だが、仕上がりはいまひとつ。脚本は小説原作者の谷川流。平板なシナリオだ。

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