レベルアッパーを追って学園都市のミステリーに切り込むと同時にメインキャラクターたちの友情物語を展開する「とある科学の超電磁砲」。
レベルアッパーを手に入れた佐天の葛藤と、事件を追う初春が直接顔を合わせることなく電話での会話と表情で進むAパートの構成は見事だと思う。
事件を追い詰めるジャッジメントやアンチスキルの活躍を一方向の視点から描くことはせず、無能力者や平凡な市民の視点を混ぜて多角的に映しだしている。今回のサブタイが示すとおり「サイレント・マジョリティ」こそ、このレベルアッパー編の主人公だ。黒子やレベル5の美琴がサブに回るのは必然で、要所を締める役割だ。
