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カテゴリー「RIDEBACK-ライドバック-」の記事一覧

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RIDEBACK-ライドバック- 第12話「光の舞台へ」(最終話)

「RIDEBACK-ライドバック-」最終話はGGPの無人機グリモアを従えて、新しい光を求めた琳とフェーゴの晴れ舞台。GGPとBMAの決戦も、GGP統治の政治状況までを琳一人の力で変える展開は強引に過ぎるから、そちらは警視庁の片岡や記者の依田に譲ったのは妥当だろう。

潜伏したビルから逃走を計る琳と珠代。追うグリモアにエンジンを撃たれた珠代の活躍は見られなかったのは残念なところだが、この最終話では琳の逃走、いや疾走に視点を集中させたかったのだろう。ステップを踏むかのようなフェーゴの動きに、改めて目を奪われる。
一旦ストールし膝をついたフェーゴが光を求めるように手を空に差し伸べ、琳の未練を救済するかのような仕草。そこから再起動するフェーゴのドラマも見逃せない。あまり意味を持たないような気がしていたライドバックの手だったが、最後に手先だけで見事な演技をしてくれた。

混乱と鬱の展開が続いたところに、今回の琳の疾走を見て第1話、第2話の爽快感を思い出すことが出来た。それと同時に、最終話でありながらも琳の見つめる舞台のまだ先に何か待っている、新たに始まる予感もする不思議さ。
1年経ったのだろう。キャンバスは桜の季節。琳たちにとって一つの物語が終わり、新たな物語が始まるリスタートシーンで終わらせた。

停戦と共に新しい枠組の国内政治が始まったようだが、根本的な変化は無いようだ。
締め方としては、まずまずだろう。終わっても良いし、次期があっても良い切り方だ。
今回すずりの弔いの舞台で踊ることが琳の最終舞台ではない。キャンバス編でも良いし、次の紛争でも構わないのだが、再びフェーゴで舞台に立つ琳の姿を見たいと思う。
マッドハウスの2Dキャラクターと3Dメカとの融合、単にメカと美少女のアニメにしなかった高橋敦史監督ドラマ作りが見事な佳作だった。
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RIDEBACK-ライドバック- 第11話「曇りのち雨ときどき…」

若くして栄光と挫折を繰り返し、それでも一筋の光を追い求めた琳にとって、友人の死はあまりにも重い。静かな前半で琳の心情を掘り起こし、後半の急展開ではフェーゴの背に再び琳が乗るまでの気持ちの切替を鮮やかに描く「RIDEBACK-ライドバック-」第11話。
女子学生がマシンに乗り政治闘争に関わるテーマに現実感がないと思うのか、レビュアーが多くない作品だが、40年ほどの前の日本でもこんなモチーフは日常だった。ライドバックという武器が目新しいが、人間ドラマは普遍的だ。

BMAからGGP本部への総攻撃、入れ違いにBMA潜伏先をGGPが急襲。
再びライドバックには乗るまいと決めていた琳を動かしたのは、岡倉やキーファの命令でもなく、仲間の声や母の励ましの記憶だった。急展開の割に琳の変化に違和感がないのは、動機を彼女の外に置き、これまで琳が追いつづけた光の先に得た人の絆だったことが功を奏している。
後悔し反省しながら、他人の苦しみも噛み締めて、琳は再び最後の舞台に上がることになる。

琳が追い求めた光の先に何があるのか、大きくジャンプした着地点はどこなのか、最終回に興味は移る。琳が見つめる世界が「変わる」のか、琳が「変える」のか、大きな違いがある。
争いが収束し、フェーゴから降りた琳が新たな世界に自分の足で踏み出すエンドなら無難な着地。フェーゴの背から見た世界に琳が魅入られ、新たな闘争に踏み出すエンドなら驚きだが、第2期が期待される。

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RIDEBACK-ライドバック- 第10話「Master of the war」

穏やかな幕間から一転、反GGPの緩やかなうねりが悲惨な結末で幕を閉じた「RIDEBACK-ライドバック-」第10話。流れの方向は変わらないだろうが、これでジャンプした先の着地点がまたわからなくなってきた。

いまやBMAと共に「準」テロリスト扱いされる「謎のライドバック少女」
彼女を取り巻く岡倉、珠代もいまや共犯者。その岡倉はキーファと手を組みGGPのネットワークに侵入する役目。珠代サイドは、警視庁の兄・龍之介、政治家の父・南風がGGPへの不満分子であることが明白になった。カメラマンの依田は、龍之介と組んでロマノフの過去を洗うためにアメリカに飛んだようだ。琳を匿った別荘も、そこから移動する便宜も、珠代の父・南風の力が働いている。
その南風の動きはGGPに察知されて、逮捕。南風の扱いと交換条件に、GGPの横山は龍之介に何を持ちかけたのだろうか。珠代と琳の首を差し出させようというのか、単に白ライド導入に拍車をかけさせるのか、彼女もロマノフと一枚岩で無さそうな曲者らしさが漂うので、次回の動きが気にかかる。ロマノフは新ライド「グリモア」の導入を目論み、キーファはロマノフへの復讐だけが目的でもない様子。
ラストに向けて、琳を取り巻く人間関係が整ってきた。

ライドバック禁止反対デモに参加するライドバック部の菱田、河合、そしてバロンに乗るすずり。
すずりがライドで舞台に立ち、観衆の目を惹く機会が偶然にも訪れてしまった。
「謎のライド少女」とデモ隊に勘違いされ祭り上げられ、GGPの目にとまってしまうすずり。投石を制圧するGGPとデモ隊の混乱に、集会の公園から公道に飛び出し、集合地点に向かう琳と珠代の乗るモノレールに並走し、旗を振るすずり。
ここまでのシーンで、すずりの不用意な行動が他のメンバーも巻き込んでしまうのではないかと、すずりを責める気持ちを我々に引き起こしておいて、彼女がGGPを振り切ろうと練習の成果を見せるジャンプシーンで絶望を見せつける。なかなか渋い演出に感心する。「死に役」のサブキャラとして、すずりの使いどころは的確だったようだ。彼女がバロンでジャンプした舞台には着地点は用意されていなかった。

しょう子の時、弟の時は助けに行けた琳も、モノレールの中から見守るしか術はなかった。その琳の絶望は「私の未練が殺した」
バレエを諦めきれない未練が「ライドバック少女」として紛争の舞台に立つことになった琳。人をも殺せるライドが新しい世界へ導いてくれる興奮を、今となっては恥じているようだ。
琳の言葉はライドバックに導いた岡倉の未練にも向けられる。
残り2話で、彼女が再びフェーゴに乗り、残った未練を消化してからフェーゴを降り、自分の足で新たな世界へ歩み出すまで描くのだろうか。気が抜けない怒涛の展開が予想されるが、爽快な疾走感で締めくくって欲しい。

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RIDEBACK-ライドバック- 第9話「陽だまりの庭で」

弟の暴走族事件に巻き込まれた形で警察に逮捕勾留されて以後、GGP、BMAと身柄が転々としてきた琳だが、ようやく岡倉と共に脱出。
GGPの強圧と反発する社会情勢、事件の裏側を探るキーパーソンたちの動きを中心に、終盤に向けてタメを作った形の「RIDEBACK-ライドバック-」第9話。戦闘がなく穏やかな中にも、この先に起こるであろうキナ臭さを漂わせている。

人間関係を整理しておくにはちょうど良い機会かもしれない。
「ゴブリン」岡倉、GGPのロマノフ、BMAのキーファの過去のつながりが、如何に現在のような関係になったのか、ライドバックを巡る事件と思惑がキーの一つ。
珠代を中心とする人間関係がはっきりしてきた。警察官僚の兄・龍之介、政治家の父親との家族関係。岡倉に好意を寄せているかのような珠代の表情。
警察官僚の龍之介と取引をした女カメラマン依田、共通の利害は何か。
GGPと一枚岩でない日本政府、そのGGP内部でもロマノフに冷ややかな視線を送る横山みさをも何かを隠しているように見える。

ロマノフも新型ライドを空輸した模様。アメリカで依田はGGPの秘密を掴むのだろうか。
岡倉がキーファに持ちかけた取引とは?
琳にとってはひと時の休息も終わり、「さよなら、フェーゴ」の言葉とはうらはらに新たな抗争の渦に身を投じる予感がある。
ライドバックの事を、傷つき踊れなくなった自分の足の替わりだと琳が気付くシーンがあったが、彼女が自分の足で新たな目標に向かう時がフェーゴとの別れ、ドラマの終わりかもしれない。

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RIDEBACK-ライドバック- 第8話「GET RIDE!選ばれし者」

BMAがGGPから「奪還」というのは正確でないかもしれないが、琳の身はBMAのキーファの元に。新展開の「RIDEBACK-ライドバック-」第8話。
キーファの誘いでBMAのライドバックを操る琳は、第2の覚醒を果たしたようだ。「なぜ私が選ばれたのか」琳の疑問をメカであるライドバック自体は答えることはないが、操縦する中で自然と会得するものだと思っていた。しかし、その思い込みは間違っていたようだ。
ライドバックに乗ったキーファが琳をエスコートするかのように手を取り、走り、踊り、跳ぶBパートのシーンを見る中で感じる感情は何だろうか。久しぶりの青空の下での疾走の爽快感ではない事は確かだ。

ライド同士がキスするかのように触れ合い、上気した琳の表情からは、今までの日常の世界から新しい大人の世界を知ってしまった少女のようだ。こちらは見てはいけないものを見てしまった驚きと罪悪感に襲われてしまう。失恋?いや、父親の立場とも少し違う、保護者の視点から彼女を見つづけることが許されなくなった寂しさかもしれない。ためらう岡倉も同じだろうか…
「白いライドバック少女」は、キーファにより少女の世界から新たな舞台へ立つことになってしまった。フェーゴに選ばれてしまった琳を、ゴブリン岡倉は元の世界に止めようとしたのだろう。彼女を動かす運命の力の前には逆らえない。

GGPとBMAの局地戦描写や女記者と珠代の伏線もあったが、大人の女になった琳の表情とライドダンスだけで胸が一杯だ。
脚本は前話に続き飯塚健。実写畑の人らしい人物描写を感じる。絵コンテはメカデザイン畑の中原れい。「神曲奏界ポリフォニカ」の奇妙な演出を見て以来だが、今回は末田宜史の演出で良い方にマッチしているようだ。

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RIDEBACK-ライドバック- 第7話「罰と×(バツ)」

シリーズ序盤のキーフレーズ「世界は変わる」が指す「世界」は、母の死やバレリーナとしての挫折、大学入学からライドバックとの出会いと、琳を取り巻く日常だった。そのキーフレーズをそのままにシリーズ中盤は、GGPが牛耳り日本への白ライドの導入でテロ組織BMAを弾圧する「世界」に琳が関わって行く姿を描く。「ライドバック少女」として世界の耳目を集めた彼女の秘めた才能が、この「世界を変える」ことに気付いた者たちが暗躍する「RIDEBACK-ライドバック-」第7話。
旧来の「セカイ系」へのアンチテーゼのようでもある。ひょっとすると団塊世代には受けるのではないだろうか。

琳の弟の堅司は興味本位で暴走族に加わっただけのようだが、GGPの謀略にまんまと引っかかった。この暴走行為は白ライド導入を推進させる口実になった。偶然近くにいた琳は、弟を救おうと巻き込まれただけで、GGPもそこまで計算していなかったようだ。
超音波拷問で同乗者を落として殺したことにされてしまう弟は、この先も琳に対してのエサとしてGGPに利用されそうだ。

日本警察からGGPへ移送するのはロマノフの意向か。彼は彼で琳をエサに、かつてゴブリンと呼ばれた伝説のライドバック乗りの岡倉を釣り出す計略だろう。
さらにややこしいことに、琳を奪取したBMAのキーファの目的も岡村の誘き出し。
琳の才能とライドバック、そして岡倉の本性と過去がキーになってきた。
珠代は警察のスパイとして動いているわけでも無さそうだ。岡倉が壊したと偽り秘匿していたフェーゴの鍵を珠代に託したが、彼女も逆転の鍵を握ることになったのだろう。兄や親たちのしがらみはあるにせよ、GGPと日本政府は一枚岩ではないし、頻繁に挿入されるテレビニュースの論調も白ライド導入に向けたGGPの動きに批判的でもあり、暴走族事件の視聴者投稿ビデオで白ライドが関与している様子も見せている。この世論の動向も影響を与えることだろう。

逮捕・勾留されて死んだような目、やつれた琳の表情ばかりで、雨や夜のシーンも多く終始暗いトーン。ライドバック部のすずりの空元気な様子や、笑顔を見せるまでに復活したしょう子の表情に救われる。ライドバックの走行シーンの爽快感も無い回だが、琳を奪取したBMAのキーファ、そのキーファの元へ向かう岡倉の過去が重なるとき、それは次回かわからないが大きな動きを見せてくれることだろう。

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