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アニメのレビュー・感想中心に、アニメ業界の批評もしたり、ゲームレビューしたりしています

   
カテゴリー「咲-Saki-」の記事一覧

咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A 第2話「始動」

原村和との別れから阿知賀女子学院麻雀部のスタートまでを2話でコンパクトにまとめた「咲-Saki- 阿知賀編」。
和との関わりを持つヒロイン以外に玄の姉の宥や、かつて赤土晴絵に憧れた鷺森灼という新ヒロインも加わって麻雀部がスタートする。

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咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A 第1話「邂逅」

麻雀インターハイ全国優勝を目指す清澄高校を描く本編とは別に、阿知賀女子学院の戦いを描くスピンオフ作品だ。奈良・吉野が舞台。監督や脚本など、主な制作スタッフは本編と変わらないので、スムーズに世界に入っていける。制作スタジオは前作のGONZO~ピクチャーマジックから、GONZO5スタから独立したSutudio五組に変わったが、中身はほぼ同じだ。

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咲-Saki- 第25話「全国」(最終話)

「咲-Saki-」第25話、2クールの最終話。全国大会前の温泉合宿、咲と和が下の名前で呼び合うイベントをこなして、「さあ!全国だ!」と順当に締めるのかと思ったら、制作スタッフの諦めが悪いと言うか、やめたくない感がありありで第1期を終わらせたと言った幕引きになった。
エンディングには第1クールのオープニング曲をバックに、全国大会出場チームのキャラと対戦風景を入れたのだが、この絵コンテはどう見ても第2期全国編のオープニングを意識して作っている。白糸台高校の照以外にも、パッと見でも魅力的で個性的な出場キャラクターたち、オカルトタイプの打ち手が多そうな派手な演出に、今にも全国編が始まりそうで期待が高まる仕掛け。
追い打ちでCパートに持ってきたのは第1話と対になる、今度は全国編第1話のアバンに相当するナレーション。
曖昧に終わらせる作品が多い中で、この作品は原作に追いついていることもあるのだろうが、アニメーション側から続編への意欲をプレゼンテーションしたような形で締めくくった。

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本編のほうでは、麻雀特打ちなどは脇において温泉中心。
清澄の全国大会に向けて、加治木の記した全国出場校の牌譜データの提供や、全国出場経験者として透華が語る全国の「魔物」たち。それを受けて福路が記者から聞いた白糸台の宮永照の話として「妹はいません」に動揺する咲。
一人で外に出た咲を追い話を聞く和のシーンは、「麻雀好きじゃないんです」という咲を追いかけたときの和とは違うし、麻雀を通してもう一人じゃなくなった咲と和の関係がちょっと良い感じだった。
お守りの交換と下の名で呼び合うイベントをここに持ってきたのは遅かったような気もするが、先の可能性を感じさせるのには絶妙のタイミングだろう。少し気恥ずかしい演出にはすっかり慣れてしまった。

原作の進捗もスタジオの存続も不透明な中での最終話だが、何年か期待し続ければ次の可能性もあるだろう。主として資金面の問題だろうがシリーズ途中から制作名義はピクチャーマジックに変わったが、実態はGONZO制作のまま終えることが出来た。この最終話は原画スタッフも良く揃えられていた。シリーズ全編でも作画面での破綻はなかったと記憶している。
個人戦の盛り上がりに少し欠けたところはあったが、シナリオも構成も満足ゆく仕上がりで、今年のポニーキャニオン作品群の好調さを示す一例でもあったと思う。
本作を終えてGONZOは次の作品スケジュールが全く無いはずだが、スタジオ分割でDNAは生き残るのではないかと思っている。

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咲-Saki- 第24話「夏祭り」

県大会個人戦も終わり、全国大会までの閑話休題的な合同合宿話で、特に波乱はない。いや、まだ合宿前の各校の様子とタコスの追試に焦点を当てた「咲-Saki-」第24話。
どうも個人戦を描いた話数がピリッとしなかったのは、衣が出場しなかったことと、その影響なのか透華の活躍も芳しくなかったからのような気もする。衣の寝顔と笑顔を見てそう思う。
個人戦オンリーの南浦数絵だけではカバーできなかった。

団体戦優勝で全国出場を決めた清澄。久からの龍門淵、風越、鶴賀への合同合宿の誘いの手紙。風越の福路が参加の返事にためらうのは、自分だけ個人戦で全国に行くのにという遠慮があるようだ。部員の強い思いで参加することになるが、ここにはもう少し参加に至るまでのドラマを仕込んで欲しかったりする。池田の妹たちを使えば面白いと思うのだが、花火を見上げる後ろ姿だけだったのが残念だ。
龍門淵と鶴賀は大きな問題もなく参加決定。

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問題は清澄の側にあった。タコスは数学で追試。受からなければ合宿期間中の追試が待っている。
咲と和が面倒を見ることになるが、手を変え場所を代えて勉強に集中させて何とか及第点か。
サブタイの夏祭りは、その後のご褒美程度の位置づけで、最終話の合宿に向けて話を継いだ。
さすがにラスト近くの話数になると制作は追い込み体制なのか、作画はキャラ統一も難しくなる。作監こそ砂川正和ひとりだが、作監補は4人で各パートごとにキャラ表情のバラエティ豊か。
絵コンテ・演出は池白發中(池畠博史の別名義)で、このシリーズでは池畠博中(第3話)、池白博中(第13話)と3回目で、麻雀向けに微妙にバージョンアップしている。
最終話は全国大会に向けてGO!で締めるのだろうが、無事にまとめてもらえることを期待している。

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咲-Saki- 第23話「本気」

県代表が決まる個人戦2日目。個人戦のみ出場の南浦数絵の他、団体戦ではあまりスポットが当たらなかったキャラたちにも活躍の見せ場を作った「咲-Saki-」の第23話。本気と書いてマジと読むのかはわからない。個人的には透華が意外にも4位で勝ち残っていたことが嬉しい。だが、最後は悲しいことになるのだが。

9回戦の咲の組では、桃子の加治木への約束と愛のパワーによるものか、ステルスモード全開。沢村智紀はまんまと振り込み、久は早めの和了で対応、咲は合宿の久のアドバイスを思い出し見えない敵と戦う勘を取り戻す。今までのエピソードの伏線を回収しながら、各キャラクターの麻雀スタイルを満遍なくピックアップしている。咲は嶺上開花で総合5位に浮上。
個人戦最終10回戦で咲と卓を囲むのは南浦、蒲原、吉留。この東場では上位の可能性のある福路や池田を押し上げるため、他家の点を削る役目に徹して先行する吉留。今まで出番が少なかったが、個人戦であっても捨石となってチームメイトのために体を張る戦いは、彼女に相応しい。ただ、和と同じ組に入った池田は精彩を欠き、ネタ要員としての出番もなく寂しいラストゲームだった。
咲の組では南場に入ってからは南浦の独擅場。吉留と蒲原は気おされているが、咲は平静の装いでオーラスでの逆転の嶺上開花で総合3位。和は2位、福路がトップで全国に進出することになった。

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個人戦の話題の中心でもあった南浦の夢は費えた形だが、祖父との特訓や生い立ちなどの掘り下げが少ないままであったのが惜しまれる。
団体戦で戦うことに思い入れを持ちつづけた久も最後は福路に逆転勝ちしたが、総合点では全国に届かなかった。本気になった咲と和が勝ち抜けて、個人代表の枠を2つさらったのは意外。逆転しても総合点で惜しくも届かない展開で他校に枠を譲る結果で終わらせると思っていたのだが、シナリオも勝負に容赦することはしなかった。清澄チームの一本調子の勝ち上がりだったが、少し挫折を見せておいたほうが良かったような気もする。全国大会での挫折の大きさを見せ付ける伏線だとしたら考えすぎだろうか。団体、個人ともに全国出場できなかった前年度代表校龍門渕チームの敗退。帰路の車中の重苦しい雰囲気と透華の涙が哀れを誘う。龍門渕、約束のファミレスに行けないではないか。衣が出場していればまた違った展開だっただろうか。
個人戦はシリーズの尺が余ったエクストラかと想像していたが、目立たなかったヒロインたちの戦いを丁寧に拾っていたのが印象深い。

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咲-Saki- 第22話「約束」

初っ端から京太郎の夢オチだが、渚を走る和と福路の胸が揺れないのを見ると、GONZOの制作スケジュールにゆとりがなさそうなのが想像できる「咲-Saki-」の第22話は個人戦2日目。
東風戦の1日目はトップ通過のタコスだが、東南場半荘勝負の2日目は失速するのは必至。
しかも同組には南場が得意な南浦数絵がいる。なかなか特徴のないモブキャラのような南浦だが、団体戦には出場せずに個人戦のみ。群れるのが嫌いなタイプらしく、彼女を引き取ったという祖父もまたいわくありげな様子。
この作品、家庭に何かしらの問題を抱えた登場人物が多い。ヒロイン同士の友情や対決の他に、時間があるのなら彼女たちを取り巻く背景も踏み込んで描けそうな奥行きが感じられる。第2期と贅沢は言わないが、ドラマCDなどで補完する機会があれば嬉しい。

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午前の部でタコスは沈み、和は総合2位。
その和は咲が22位、しかもプラマイゼロでまた悪い癖が出たのにお怒り。でも正統的無自覚ジゴロなヒロインの咲に素直に謝られてはまんざらでもない様子。お約束のオチを無自覚ながら狙っている和も侮りがたい。
午後の9回戦は久と咲の同校同士に 鶴賀の桃子と龍門渕の智紀が同じ卓。智紀の中の人、大橋歩夕は仲井絵里香の改名だと知ったのは昨日のイベントでのこと。
12位まで上がってきた咲に本気を試す久の手は、徹底的なカン封じ。桃子と智紀も同調して咲には打つ手なし。
南場に入って団体戦での加治木の敵討ちとばかり、ステルスモード全開の桃子。智紀が桃子のリーチに振り込んで、桃子は独走する覚悟。「誰も私を止められない」
桃子の愛のパワーを見せつけて欲しいと思う反面、これは敗退フラグのようにも感じる幕引きで次回も個人戦。

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