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カテゴリー「咲-Saki-」の記事一覧

咲-Saki- 第18話「繋がり」

衣の場の支配が弱まった隙に池田が吼え、咲は脱ぎ、オカルトバトルの様相のなかで加治木ひとりが常識人に見えてくる「咲-Saki-」の第18話。そろそろ原作に追いついた頃だが、県大会決勝のあとに水着回を持ってくるようだから、残り話数からの想像でアニメ2クールは「全国大会はこれからだ!」で締めくくるような予感がする。
今までアッサリ目で描いてきた県大会も、この大将戦は場ごとに起伏をつけている。卓上の牌だけの動きでは麻雀に詳しくない者には厳しいが、プレイヤーの心境も独白と回想を織り交ぜて場に絡めているので退屈せずに済んでいる。会場や控室から応援するキャラの表情、そして実況中継と藤田プロの解説も緩急をつけている。

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咲の槍槓で0点の瀬戸際から息を吹き返した池田。池田が蘇り、止めを刺さなかった衣に一泡吹かせずには負けられないと前向きに。このあたりは福地キャプテンとの絆の強さを生かすために回想シーンを使っている。絆といえばモモに対しての回想もそう。しかしオカルトの打ち手にはやや手詰まり感が。
咲にテレパシーを送る和はオカルト否定派だから、この場合は愛情ゆえか。
靴を脱ぎ素足で打つ感覚を思い出した咲だが、全国大会に勝ち進み姉と対戦することで失いかけている家族の絆を取り戻すことができると信じている。他家が過去の絆に頼るところ、咲の場合は失われた家族の絆を取り戻すために戦う。全国大会出場のさらに先に彼女の目標があるから、今までが肩慣らしで本番はこれからだという演出も腑に落ちる。
家族の絆を失い、麻雀の才能ゆえの友だちの絆も危うい衣は、藤田プロの言う「打たされている」麻雀の怖さを知ることになるのかもしれない。
上がったり下がったりジェットコースターのような池田も予想外の戦いを見せてくれた。3位に沈んでいるとはいえ、3連続カンの嶺上開花で和了する咲の本番はこれから。

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制作は、名義上はGONZOのグロス。スタッフを見ると、GONZOの韓国スタジオGK Entertainmentの実制作だろう。
この作品の音楽制作はランティスとフューチャービジョンミュージックなのだが、GONZOは子会社のフューチャービジョンミュージックは手放してなかったようだ。
9月以降発売のキャラソンやサントラの発売元がランティスではなくSMEになっているのは何故だろう。

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咲-Saki- 第17話「悪夢」

大将戦前半は、衣の怒涛の海底撈月で圧勝。
それぞれの休憩時間では、咲には和、加治木には桃子、池田には福路と励ます相手が描かれるが、衣は一人。龍門渕チームは控室にこもったままで、誰も衣のところへは行かない。麻雀のためのメンバーとして求められ、その強さを恐れられている衣だが、意外とチームメイトとの結びつきは弱い。藤田プロの「打っているのではなく、打たされている」とは、そのあたりの衣の存在価値を言い換えた言葉なのかと思う。だからお子様でもいられるし、無邪気が故の残酷な強さも許されているのだろう。その強さと孤独さが終盤の弱点となるような伏線だろうか。
あの時の約束を咲に思い出させ、励まし再び指切りをする和だが、まずは咲をトイレに連れて行くべきだった。お漏らしの不安が後半戦の咲のウィークポイントにならなければ良いのだが。

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後半戦、またしても衣の海底撈月。親番で気合入れた池田の出鼻をくじく。
それどころか池田の手を読んで直撃狙い撃ちの衣。またしても池田の負けっぷりを見ることになる。森永理科の演技を久しぶりにたっぷり聞かせてもらった。
わざと安く和了して池田をちょうど0点に追い込んだ衣。強者の余裕だが、窮鼠猫を咬むの例えのように池田に逆転の芽はあるか。しかし池田の目は生きながらも死んでいる。
ここからは池田が振り込んだり、他家が自摸和すれば池田は飛ばされて試合終了、龍門渕が優勝となる条件戦になる。

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咲は衣の海底撈月にも自分の嶺上開花の手を崩さなかったことを藤田プロが見抜いているが、チビリそうなことを忘れるほど咲は落ち着いている。
衣が独走に気を抜いて場の支配が弱まったのか、今ごろになって皮肉にも池田も聴牌できるようになった。だが0点では点棒も持たないからリーチもできず。これを咲が槍槓で差し込んだ形に池田のロンで和了。他者を活かして自らの活路も開く、咲の難しい戦術には感心するが、これは原作者が相当考えているのだろう。
大将戦は対局シーンが多いが、副将戦までの対局に張られた伏線やチームメイトとのつながりなどを受けて、卓上の牌だけではなく咲たちの心理をバランスよく描いている。
一方的にやられ役だった池田がある意味メインヒロインの回だったが、この初和了で自分の麻雀を取り戻すことも期待したい。

脚本の浦畑達彦氏は、この作品のメドも付いて「ストライクウィッチーズ」2期にシフトしたようだ。
絵コンテは「鉄のラインバレル」監督の日高政光。演出は矢花馨、作監は杉本光司、菊永千里、藤原未来夫。今話の制作はアクタスのグロス。
穿いてないアニメだけれども、控室のテレビメーカーが「SHORTS」で笑った。
パンツじゃないから恥ずかしくない。
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咲-Saki- 第16話「結託」

大将戦、2連続嶺上開花で和了った咲を止めた、加治木の搶槓。ここで一気に加治木の出番にならずに、衣の覚醒と池田の空回りを絡めて大将戦前半を進む「咲-Saki-」の第16話。全編、大将戦の卓を描く。
桃子の時もそうだったが、加治木の活躍をもっと見せればよいのにと思うが、多めののりしろをとって他のキャラの見せ場につなぐ構成だ。加治木の場合は、場の空気を読みながら地力で対抗するキャラだから、ピンで回すよりも良いかもしれない。今回のサブタイは加治木のためにある。

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衣がオカルト的に強すぎるものの、振り込み役となってしまった池田の負けっぷりも見事だ。それぞれがチームメイトの期待を背負っての大将戦だから、池田の気負いと恐れがヒシヒシと伝わってくる。ただ、衣のオーラには無反応、KYであることが狙い撃ち(いや、勝手に振り込んでいるだけだが)の原因。
お漏らししそうな咲は衣のオーラにゲロしそうにもなるし、加治木も衣のオーラにあてられているから、手は慎重。最下位だから焦る池田が餌食となる。

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衣の海底撈月も咲の嶺上開花と同じくオカルト的。衣の場合は場を支配し、他家には聴牌させず、結局海底ルートに流れを作ってしまう。オカルト同士の対決は後半戦だろうか。前半戦は衣の独り勝ち、池田の一人負け。
加治木が咲に差し込んで衣の和了を止めた「結託」はあったけれども、それが後半戦の共闘につながるわけでもなさそうだ。毒をもって毒を制すオカルト対決で勝者が決まるのか、加治木に漁夫の利があるかだろう。池田は飛ばされないようにするのが精一杯だろう。

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咲-Saki- 第15話「魔物」

県大会決勝戦、副将戦後半から大将戦の序盤を描く「咲-Saki-」第15話。
副将戦。透華を撃沈したステルスモモの快進撃と簡単にはならず、「見えるとか見えないとか、こんなオカルトありえない」とデジタル打ちの申し子の和に切り捨てられて、桃子も失速。
加治木ゆみとの信頼をバックに桃子の活躍をもう少し見せて欲しかったところ。ステルスモードでなくとも桃子が持つ実力の片鱗を見たかった。それでも明るく無邪気な桃子の姿が見られたから良しとしたい。
透華は和との「目立とう勝負」にこだわるあまり、隙をステルスモモに突かれて麻雀は萎縮してしまっている。このまま終わるには惜しいキャラだから、フォローに期待。

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大将戦。会場入りした衣は覚醒モードだが、対局室へは子供モードに戻っている。
予選からここまで清澄の大将、咲の対局を描かないことによって、視聴者にも参加者にも咲の打ち筋や牌譜を意識しない構造にしていた。ある意味シークレットモード、ノーマークのキャラとして咲を置き、輝の妹であることや独特の打ち方を改めて明かすことで、決勝デビューを新鮮なものにしている。
去年の雪辱で衣を「魔物狩り」と意気込む池田が、卓を囲むもう一匹の「魔物」に気付く驚きが象徴的なシーンだ。
嶺上開花連発で意表をついた咲だが、鶴賀の加治木ゆみが本気モードに。チャンカンからロンして咲のアガリを阻止。ちびりそうな咲だけれど、これで衣が覚醒した日にはどうなることか。見所は次回に続く。

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オープニングとエンディングは絵も曲も変更。曲はもう少し聴かないとわからないが、オープニングはまずまずか。
絵コンテ・演出はサンライズロボ作品が多いけれど、「君が望む永遠」や「WHITE ALBUM」のような人間ドラマも得意な渡邊哲哉。作監督は高乗陽子。少しキャラの線が太く緩い印象を受ける。
今話からアニメーション制作は噂されていたようにピクチャーマジックが元請となった。GONZOは、その下請(グロス)制作先という形になる。沈む夕日を見つめる咲と和をバックに制作クレジットが重なるのは意味深だ。GONZOの経営危機が制作費の流れにも現れた形だが、フィルムからは勢いが消えていないのは幸いだ。残る1クール、無事に軟着陸させてもらいたい。
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咲-Saki- 第14話「存在」

県大会副将戦、前半戦のオーラスでトップを取った透華に主役が移ったのもつかの間、今まで気配を消していた鶴賀の副将ステルスモモが見せ場(透華には見えていないけれど)をさらった「咲-Saki-」第14話。いつもながら打ち手のペースにシンクロするように、キャラクターの魅力を引き出すタイミングを誤らない浦畑達彦のシナリオ。
アクタスのグロス回の割には抑えめな演出だと思うが、たったこれだけの尺で敦賀の東横桃子と加治木ゆみの出会い回想から書き起こして、その信頼関係を力に戦う桃子の心情にまで、良く描けたと思う。他のキャラクターを描くことに浮気せず、会場の観戦者と参加校控え室、アナウンサーと解説者が語る程度に止めて焦点を絞ったからだろう。桃子の回想シーンはリフレインさせる余裕さえ生まれている。

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この話数序盤は間違いなく透華のターン。和にパーフェクトを許すまじと入魂のリーチ。デジタル打ちなのに、大事な一戦でそれを崩す大胆さと反面の弱さと、一のつぶやく通り人間くささを見せてくれる愛すべきお嬢様だ。ロンギヌスの槍じゃあるまいが、和の展開するATフィールドをも打ち砕く魔法少女透華。
その勝利も一瞬で、和との勝負にこだわる中で他家の存在がおろそかになっている。いや、気配を消した桃子に振込む始末。2度までも。
かたや目立ちたい透華、目立たない桃子と対極にある二人だが、ノーマークだったぶん透華には分が悪い。しかも打ち方を崩してまで和との勝ち負けにこだわっている。
意外と和に驚きが少ないのは、逆転してトップを独走しようとした透華を止めてくれたからなのか、デジタル打ちに自信を持ち揺るぎないのか、和のターンは次回だろう。

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Bパートの大半を充てた桃子の物語。
隠されたお姫様を探し求める鶴賀麻雀部の加治木ゆみはナイトのようだ。「私は君が欲しい」「やっと君を見つけた」と演劇部員のような演出が妙に似合っている。桃子の回想のラストはまるでデートシーンだから、二人が恋人同士だとしても無理もない。他人からは見えなくても、ただ一人から見られていれば、愛されていれば幸せだとでも言うような桃子の幸せそうな表情が印象的だ。当初はもっとオカルトキャラかと思っていたのに、今ではその純粋さが可愛らしい。
龍門渕の透華と一のように、才能を見出してくれた先輩ラブなカップルが多いのか。風越は大将戦で池田華菜がそんな役回りを見せてくれるだろうか。
アレッ?清澄だけは先輩ラブなキャラがいない。咲と和は1年生同士でお盛ん。

決勝に入ってからは対局シーンばかりではないか、どう構成するのか案じていた時期もあったが、対局室のプレイヤーの打ち筋やその手が意味するところを、過去の出来事にリンクさせて描いているから退屈せずにすんでいる。その切り替えも自然で、無理にパートを割ったりすることもない。
モブキャラは捨て置いてでも、描くべきキャラクターの心情は中途半端で終わることなく描き込んでいる。
絵コンテ・演出:中野英明、作監:崎山知明、川島尚、作監補:山本道隆、制作はアクタスのグロス。

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咲-Saki- 第13話「微熱」

剣道や柔道の団体戦に似た勝負形式で見せる麻雀大会。次々と登場する打ち手の個性が光っている「咲-Saki-」の第13話からは副将戦。対局室の外のホールに中継する映像に見入るサブキャラクターたちの熱気。アナウンサーの実況で盛り上がり、解説者の勝負どころやプレイヤーの心理の洞察などに深まる試合運びの様子。麻雀対局を狭い卓の周囲に止めることなく発散する構成が熱い。
その熱気は会場外の衣にさえ伝わり、衣が宿す狂気は会場内の咲の太ももを揺らし濡らす。
和の「のどっち」覚醒は透華をエクスタシーに誘い、魔法少女バトルの世界にまで視聴者を連れて行く。

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副将戦、前半のイメージリーダーは龍門渕透華。何もせずとも目立つお嬢様。正直、これまで茅原実里の演技に感心したことはないが、この透華役は新境地だろう。ツンデレでくくってしまうと簡単だが、強気の中にも人間くさく優しい面があるキャラクターを良く演じていると思う。
その透華も本当に何もさせてもらえなかった。和の覚醒に喜び、膝を震えさせるほどのエクスタシーを得るけれども、オーラス前で全員ヤキトリ。
和にしても地味な和了で点を稼ぎ、決して楽な展開ではない。それでも緊張の中に、チームを背負った責任感と咲に見守られていると思う興奮で体が紅潮。神がかった打ち方でネット麻雀の世界で知られた「のどっち」に変身を遂げる過程が見所だ。
風越の副将はモブに近いが、気配を消し映像的にモブにすらならない鶴賀の副将がオーラスの波乱になりそうだ。
大将戦に向けて龍門渕の天江衣のキャラ立てと伏線張りも目立ってきた。1話区切りでブツ切りな対局を並べるのではなく、半話から1話先くらいの伏線を多層に仕込んでいるから単調にならない。
衣の心の傷が「友だち」を求めるのだろうが、県大会決勝で卓を囲むもの同士は敵である宿命を悟っている姿が痛々しい。子供の外見と行動に対して大仰で古風な物言いのギャップには慣れてきたところだ。このギャップの理解こそが、天江衣に対する理解の鍵であり、攻略の鍵なのだろう。

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原作コミックの構成から大きく逸脱していないが、アニメーション特有のけれんみのある所作や特効、音響の仕事によりさらにリファインされている。まだ2クール途中ではあるが、コミック原作のアニメ化の良い見本だと感じる。正直なところGONZOのもう一本「シャングリ・ラ」は迷走していると思うが、5スタの本作は構成のみならず絵も破綻なく1クール突っ走ってきた。フィルムからは制作スタッフの勢いと意地を感じる。楽な制作であるはずはないが、そんなことをフィルムから感じさせない素晴らしい仕事だと思う。
第13話の絵コンテ・演出は池白博中。池畠博史の変名だが、いったいいくつ名前を持っていることか。第5話では池畠博中だった。
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咲-Saki- 第12話「目醒め」

「咲-Saki-」第12話。サブヒロインたちの戦いが続く県大会決勝は、中堅戦前半が終了したところ。この中堅戦が終了する間に、風越は地味なオカッパ文堂の善戦と福路美穂子と久の因縁など回収。龍門渕は国広一の視点から透華との約束と汚名返上の戦い、それに回想で衣との出会いなどを描く。
伏線投げっぱなしでも、回収しまくりでもなく、試合が進むにつれて見えてくるヒロインたちのキャラクターを通して、回収しつつも次に張りつつ進む伏線の具合が良い。京太郎は妄想担当として自分の脳内で戦っている。

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色々なトラウマや傷を背負っていても、麻雀卓を前にしてはどのヒロインたちも純粋で嘘のない姿が描かれている。エトペンを盗んだ二人にしても、衣が控え室に持ち帰ったエトペンを補修させた透華や補修したハギヨシにしても、悪人が見当たらない。エトペンを人質に勝負の取引をしようなどという輩はいない。世界観は原作のコミックスから一貫しているようだ(先日、第2巻まで読んでみたところ)
戦いは卓の上で行われることが徹底していて、他のシーンはキャラクターの掘り下げやキャラクター間の補完を行い、麻雀一本やりでもなくキャラ萌えオンリーでもない絶妙なバランスを保っている。
その観点から、この作品は部活・スポーツ・魔法少女モノの王道を進んでいるように見える。
シリーズ構成・12話まで全話脚本は浦畑達彦。ちょうど再放送中の「カードキャプターさくら」も彼の構成だったことを思い出した。萌えとバトルの展開は得意だろう。

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試合の方は、久の追っかけリーチのブラフで流局になったりと、風越と鶴賀が削られて清澄と龍門渕が浮上。だが、ほぼ横一線の状況は変わらずに副将戦に持ち越した。
戦い終えた選手たちのフォローシーンに尺を取っていて、一にデレる透華の珍しく頬を染めた表情や、文堂を慰める風越の福路、相変わらず謎を残している久、もっと謎は鶴賀の中堅は目立たなかったのに、さらに副将は表情すら見せずに隠されたまま。
サブタイの「目醒め」は、そのまま咲の目覚め。仮眠室で眠り続けたヒロイン久々の出番。ちゃんと見せ場もこしらえていて、仮眠室を駆け出して試合会場に走る咲。階段から飛び降りるシーンは田中宏紀の原画だろう。この作品、卓や牌は3DCGを使い、日常シーンは大人しい作画が多いけれども、動かすところはキチンと動かすメリハリのつけ方が気に入っている。ちなみに飛び降りてコケそうになった咲は穿いていない。副将戦に臨む和は咲に戦いを見てもらいたかったと物足りない表情。咲のエールに応える和の姿でまとめた。マホも会場に到着、和の試合に間に合ったようだ。
エトペンを通じて和と友だちになりたかった衣だが、タイミング悪く言い出せなかったのだが、一人どこかに消えてしまったけれど、勝負に影響はあるのか気になるところだ。

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