前話の引き、覚醒してパワーアップの裕理 vs アメリを媒介に神通力を吸収して巨大化した応龍。人とタユタイの共存など頭から否定していた応龍も、最後は裕理と拳で語り合っての大団円かと思っていたのだが… 説教くさいましろと、自分を棚に上げたアメリが割って入って、燃え展開はおシャカに。盛り上がったところで梯子を外された応龍の哀れ。こちら側にもガッカリ感が漂う「タユタマ -Kiss on my Deity-」の最終話、第12話。
ナベシンコンテの「タユタマ -Kiss on my Deity-」第10話。前話と違い、今話は土屋康郎の演出だからかおとなしい。天辺から見下ろす冒頭の俯瞰や、アメリの股間越しのカットなど頭が悪そうでいて、実は計算されたようなコンテは特徴的。 やはりコンテは尺が足りない感じはあり、演出で引っ張っている。アメリのお見舞いのシーンや、登校途中のアメリが応龍から逃れようとするシーンは長い。 アメリがニーソ穿くシーンがやけに細かいが、尺稼ぎでないとしたらフェチ演出と言う他はない。
美冬とゆみなは完全に本線から外れたサブヒロインに落ち着いた流れで、しばしの安息の時間を与えてくれるけれど、蘭ちゃん先生は唐突に怪我をした姿で登場し、一瞬「誰だっけ」と思い出すのに時間がかかってしまった。ここは今ごろ膨らませても無駄に見える。 制作はアゼータ・ピクチャーズのグロス。作監は長谷川亨雄と鈴木孝典。大河原・野田の総作監修正が入っていないようなカットでは、キャラの修正が甘い。 元永・上江洲コンビも長いけれども、イマイチパッとしない。コンビの次回作は「刀語」をWHITE FOX で作るようだ。
「タユタマ -Kiss on my Deity-」の第9話。第4話に続きナベシンコンテだ… 出たがりは相変わらずで、押売り役の本人キャラ登場。今回は演出も自分がやっているからギリセーフだが、絵コンテの尺が足りてない。 確かにシナリオにしても、まさかの応龍の一時撤退でアメリの孤立感を煽り崩壊前のタメを作る中休み回と微妙。カラオケや東京タワー見学のイベント自体には大した意味はない。 そんなシナリオと絵コンテを引き伸ばしているけれども、結果としてなってしまった長回しが間が抜けてしまうシーンが多い。劇伴が効果的にフォローしてくれると良いのだけれど、少し薄い。
ゆみな&鳳凰編をアッサリ終えて、またアメリ&応龍編に戻る「タユタマ -Kiss on my Deity-」の第8話。 幼なじみの盤石と思った裕理との関係に、鬼嫁ましろが押しかけてきてからは、人とタユタイの共存だの三強探しだのとかまってもらえないアメリの胸には嫉妬が熟成されている。 その負の感情を単に応龍に利用されているだけのようにも見えるけれど、地で持っている嫉妬こそが今のアメリを動かしているのだろう。神通力を消耗したましろが寝込みのスキに、裕理とのデートに持ち込むテクニシャン。二人にさせた三九郎が気を利かせすぎ。
「タユタマ -Kiss on my Deity-」の第6話。前話では応龍に憑かれた黒アメリの活躍に期待させて引いたはずなのに、そんなこと何もなかったかのようにスルーするアメリさん。裕理も「気のせいだ」と自分に言い聞かせているから、この伏線は先送り。オープニングでややネタバレしているように、黒アメリと白ゆみなのバトルなどもあるのだろうか。