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カテゴリー「タユタマ -Kiss on my Deity-」の記事一覧

タユタマ -Kiss on my Deity- 第5話「すれ違いの雨」

「タユタマ -Kiss on my Deity-」の第5話。メインヒロインましろと、ましろの願う人と太転依の共存に真正面から衝突するサブヒロインのアメリ。
裕理とは幼なじみのアメリだが、幼時の回想を経て中学での疎遠な態度は単なる夢の話か、過去にあった行き違いなのか、真相は明かさないで先送りした。
妻を名乗り裕理のそばにいるましろに対し、いまさら急にアメリの邪念が増大したわけでもあるまいが、遂に化け物呼ばわりするまでに積もり積もっていたと思えば良いのだろう。この展開は少し苦しいが、バッティングセンターで打ち込むアメリの心の隙に残る雑念を応龍につけ込まれたまでにつなげたのはまずまず。今話脚本は名田ユタカ。
アメリの感情の起伏を追うシーンが多いこともあるだろうが、今話もこでらかつゆきのギャルゲ風の縦フレームを多用したコンテ。パンアップで全身を収めるよりカメラ移動が短くて済むから間延びしない。

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事前にアメリを使って裕理の神通力を封じてから、ましろを消耗させる応龍の作戦。勝てない戦いはしないことで生き延びてきた鵺は美冬を連れて退却。この先でましろと共闘するためのシナリオの溜めに違いない。美冬の意識が戻った時に、一本気な彼女がじっとしているはずがない。
ダークアメリも表面は大人しい顔を見せているが、応龍に憑かれている限り、衰弱したましろへのトドメを刺してもおかしくない状況だ。
しかし、次回は決着をつけずに義妹ゆみなのエピソードに向かいそうだ。
ゲームシナリオのヒロイン攻略個別ルートを上手くアレンジして欲しいところだ。
グロスはピー・アール・エー。元永慶太郎作監で「恋姫†無双」のグロスもやっていた東久留米のスタジオ。
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タユタマ -Kiss on my Deity- 第4話「乙女の悩み」

シリーズ構成・脚本の上江洲誠氏が自身のブログで「『”不条理”ギャグは禁止』と脚本家さんたちにお願いしました」と言っていたからか、今話の秋月ひろ脚本もオーソドックスではある。しかし、一部を無理に引っ張ってねちっこいコンテとパンツセレクトのましろや妄想の裕理の演出がクサイと思ったらば、絵コンテ・演出はナベシンだった。崩しキャラの多用は気になる。

確かにギャグは不条理ではないが、シナリオが所々フリーダムだ。
潜在能力と特訓の成果と想像はつくが、いきなり鵺相手にフルパワーを発揮する裕理については説明を省いた。美冬が裕理に惚れた表情から主人公の魅力を判断しろと言うのだろう。
鵺の触手にましろがいたぶられる描写は良しとしても、女装子裕理を毒牙に掛けない片手落ち。美冬は今回は男前ぶりと乙女心のギャップを見せる担当だから別としても、裕理のキャラ立ちに絶好のチャンスだったのに惜しい。

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今回のメインは三強の一角、鵺を回収したらば下着泥棒の幼女だった。
このオチのためにAパート冒頭の、穿いてないましろへアメリの見立てシーンを延々見せている。着物姿ならいざ知らず、フローレスのミニスカートではスースーするはずだ。鵺の触手に絡め取られたときのましろは穿いているはずだから問題ないのに、服が破れたりスカートがはぎ取られたりするまでには至らない。鵺退治を通じて美冬メインのはずだが、パンツに始まりパンツに終わる構成に喰われた気もする。アメリは相変わらず可哀想な子。ゆみなはこれからだろう。

グロスは無理だが原画はファルコン、作監もファルコンの竹森由加。「宇宙をかける少女」の1クール目に何話か参加していたのに、2クール目は見かけない。
しかしSILVER LINK. 、野田めぐみ作監の話数の方が断然出来が良い。

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タユタマ -Kiss on my Deity- 第3話「ましろ、ひとりぼっち」

面白くなるかはこれからの事として、シリーズのプロローグに相当する3話まで見た限りでは良いスタートだと思う「タユタマ -Kiss on my Deity-」
主人公のヘタレ加減がやや目に付いたが、アメリの上ずった態度やオヤジの演技に助けられ中和された感じだ。この第3話では裕理が「世界中全部敵になったとしても、ましろを信じる」とヒーロー宣言したから、ましろや他のヒロインたちとの関係も変化を見せ始めるのだろう。ましろへの「夫宣言」はまだ無理のようだ。

初元請のSILVER LINK.、ここまでの3本を自社で回しているが、手堅く作って大きな乱れもない。キャラ表情アップを多用した絵コンテが多いのだが、それに応えるだけの仕上がりを見せている。大河原晴男のキャラデも萌木原ふみたけの原案と甲乙つけがたい。
第3話の脚本は、上江洲が声をかけての参加だろうが、柿原優子担当回。
ましろ、アメリ、美冬それぞれのヒロインの立場と思うところを押さえた上でシナリオを起こしていると感じるのだが、自分の気持ちに素直で正直で、時としてわがままに心情を吐露し演技するヒロインたちは生き生きしている。前話の黒いましろに対して、「ましろを忘れて今までの関係に」などとのたまうアメリの正直さも良い味を出している。

主人公視点からヒロインたちを一方通行で描写するギャルゲシナリオを、単純コピーでアニメシナリオに起こすと単調になったり、「~編」でオムニバス構成に逃げないと破綻しがちなのだが、上江洲誠シリーズ構成は手馴れているし、今話の柿原脚本もヒロイン同士の視点を取り入れて話を膨らませているから良く出来ていると思う。
ゆみなの掘り下げはこれからだろうが、他の嫁候補たちのキャラ立ては成功している。オリジナルキャラの登場もこれからのようだ。

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押しかけ神様ヒロインを予定調和的に違和感なく人間界に馴染ませたり、正体を隠そうと主人公と共に必死になるシーンがメインで本筋がおろそかになったりする作品が多い中で、あっさり正体を明かし、その反響と反発を正面切って描くのは珍しいかもしれない。
「人間と太転依が共存できる世界」を強調するところが恥ずかしさを感じる演出だが、まずまずのオチだろう。追い詰められた形のましろが太転依を呼び寄せて美冬を信じさせる際に、裕理の同意を得てから行うあたりは奥ゆかしい嫁だこと。日常に戻ると鬼嫁の表情を見せるのだろうが、それすらも期待させてくれる。
怪しい男の姿も見え、次回からは三強との戦いが待っているのだろうか。いや、嫁同士の戦いかもしれないが。
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タユタマ -Kiss on my Deity- 第2話「ましろの居場所」

主人公との出会いと同居イベントをこなして「タユタマ -Kiss on my Deity-」は第2話にしてメインヒロインの学園編入と、ギャルゲの王道ルートを進行中。
正妻の座が危うい幼なじみアメリの動揺ぶりと、貞淑そうに見えて腹黒い側面も垣間見せるましろの鞘当てがコミカルに展開されるAパート。
八百万の嫁とは行かないが、この二人に加えて義妹のゆみなと金髪優等生タイプの美冬が学園で一堂に会して、ヒロインたちは出揃ったようだ。
当初の予想よりもアメリがマトモで、美冬が意外とギャグ要素を出してくるのは意外だ。ましろは思いのほか真面目で、人と太転依の共存のためと裕理に特訓したり、学園で人と交わったりすることに意義を見出すなど少し大上段に構えるところはあるが、それと日常のギャップが良いのだろう。
その真面目さが裏目に出て、次回は辛いことになりそうだけれど。生徒に指摘されるまで獣耳を誰も気にしないのは不思議だった。

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「TH2」では「いいんちょ」、「瀬戸の花嫁」では「委員長」約だった力乃りこの演技にずいぶん助けられて、ましろの魅力は十分伝わってくる。次回のシリアスシーンも期待できるだろう。
他のキャストの実力も問題なさそうだ。主人公の裕理は、ギャルゲ主人公の典型の空気感を日野聡が上手く醸し出している。
絵はギャルゲ風に縦レイアウトで切り取ったキャラ立ち絵を多用している。キャラ紹介をパンなしで見せるには良い手法だが、少し多い気がする。
キャラクターデザイナーは違うもののフロントライン制作の「PRISM ARK」と雰囲気が似ているのは、フロントラインから独立したSILVER LINK.の制作だからか?
今話は旭プロダクションのグロス回。

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全寮制の学園にましろを放り込んだ形で、裕理が一人で特訓メニューをこなすのか怪しいところだが、学園での出来事と三強退治がつながってくるのかこないのか、ましろの孤独感をあおってからのカタルシスに期待したい。
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タユタマ -Kiss on my Deity- 第1話「太転依」

ゲームが原作、「タユタマ -Kiss on my Deity-」制作上の興味のポイントは、フロントラインから独立したメンバーのSILVER LINK.の初元請の出来具合。マーベラス、5pb製作の作品では「恋姫†無双」のグロスも請けていたし、野田めぐみの作監も悪くなかったから、それほど不安は無かった。この第1話は無難な仕上がり。大河原晴男が総作監に入っているから、そこそこの物にはなるだろう。

もう一つのポイントは「School Days」で物議をかもし、「あかね色に染まる坂」で株を下げた(クライアントの意向通りに作ったとの評もあるが)、元永慶太郎監督と上江洲誠シリーズ構成のコンビの作品作り。第1話の感じでは、原作重視で出会いのシーンを手堅くまとめたのではないだろうか。
神主の息子が主人公、体現した女の神様が押しかけ妻に、幼なじみ、謎の委員長風ヒロインと、第1話からキャラのつかみは良い。

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発見された遺跡で太転依(たゆたい)の神が体現化。これは主人公裕理の神社の祭神らしい。アメリがバイクぶつけて封印を壊し「三強」(三凶?)と呼ばれる太転依たちが解き放たれる。これを再び封印するミッションが物語のメインなのだろうか。
主人公に「ましろ」と名付けられた祭神様は幼女の姿。このあたりの光景は父性を喚起させるが、一夜にして大きくなったましろには欲望を喚起させられる裕理。
ずーっと小さいままならいいのにと言う一部の意見はともかく、この神様は眠るとMP回復するようだ。巨大ピコピコハンマーを振り回し、悪霊退治に疲れると、また幼女化するのではないだろうか。

500年ぶりに体言化した神様からの嫁宣言、幼なじみとの三角関係に進展するのか。スプラッタムービーにはならないだろうから、気楽に視聴を続けようと思う。
今回の脚本は上江洲誠だったが、付き合いのあるライター陣も参加するようだ。柿原優子担当回に期待している。
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