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カテゴリー「夏のあらし!」の記事一覧

夏のあらし! 第5話「秘密の花園」

「夏のあらし!」第5話は、潤の秘密とメイド喫茶編。カヤは方舟の従業員として馴染み始めており、潤と通じる伏線を張った段階。
今話でも明示はされていないが潤は女であることを隠しているようで、それには理由があるのだろうが、まだそこには触れない。勝手に巻き込んだ一を勝手な奴だと思う反面、何も知らせず女だと思い込ませている自分もまた勝手だと自省するだけの細かな感情は正直に表している。
絵的には潤の着替えを一に見せているわけだし、ないとは言え胸も触られている。視聴者には2度目のシャワー後のシーンで下腹部も見せている。落ち葉の修正タイミングをずらしたのは、潤にはついてないことを示したと言うことだろうか。可愛ければ女だろうが男だろうが構わない。

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今話では過去へのタイムトリップは直接描かれなかったが、「繰り返し」がこの作品のキーワードなのだろう。60年前と現在、そして現在シーンでも潤のシャワーとコスチューム着替えの繰り返し。同じようでいて同じではない過去と現在のコマを、少しずつずらして投影することにより浮かび上がる情景を見せたいのだと理解している。送り手の意図する繰り返しの美学に耐えられないと、手抜きとかワンパターンと思えてしまうだろう。
いわくありげなグラサンはもちろんのこと、一見無意味なモブキャラ以下にしか見えない常連・塩谷にしても、フィルムの中央に突然浮かび上がってもおかしくないだけのオーラを感じることが出来る。
単にメイドコスのサービス回だと切り捨てる話数ではない出来栄え。
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夏のあらし! 第4話「想い出がいっぱい」

新房・大沼・高山トリオが外連味を抑えた「夏のあらし!」は、地味だけれどもスルメのように噛めば味が出てくるタイプの作品。今でこそ、あの形で第1話を見せた意味はわかるけれども、正直なところツカミが悪い序盤だったと思う。放送開始前に感じたキービジュアルの残念な感じや情報出しの遅さなど、視聴者を振り落とす仕掛けは充分だった。
第4話でようやく役者たちが方舟に集い始め、現在と過去をリンクしながら物語が動き出して来た。

過去に干渉することで未来も変わるタイムパラドックスに関しては、歴史はそれも織り込み済みであるとの解釈でクリアしているようだ。カヤとの交換日記が無かったのは、タイムトリップしたあらしが現在に持ってきてしまったからだ。思い返してみれば、第1話ではこのネタをイチゴ騒動でさんざんやっていた。
現在の方舟で出会ったカヤもまた幽霊なのだろう。あらしが何か置き忘れてきた物を探しているのと同様に、カヤは何を探すのだろうか。カヤが通じる相手が潤であることは、これも第1話で既知の事項だ。
方舟は60年前から存在していることもわかったが、当時のマスター捜しでも始まるのだろうか。

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あらしは自分が幽霊であることを潤が信じようが信じまいが、最初の方舟の会話ではどちらでも良かったのだろう。映画の撮影で大倉山女学校を訪れた時、階段の踊り場であらしが見せた姿は当時の写真と変わることなく、潤が信じるに足るだけの姿だった。
このあらしの見返りシーンを潤になぞらせたコンテは、彼(彼女かも?)もまた現代と過去を行き来する運命に出会うことを示したのだろう。
何気に芝居の上手い潤を小見川千明に演じさせているが、意外と良いかも知れない。マカの時はイマイチだったけど。これから潤の謎も明かされるだろう。しかし一の夏休みの間だけの出来事になるのだろうから、どの程度話が進むのだろう。
舞台は「方舟」が白楽、大倉山女学校が大倉山ということだ。一と潤が自転車で走る商店街は白楽の六角橋商店街だった。
レビュー継続決定。

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夏のあらし! 第3話「守ってあげたい」

山の上にある喫茶「方舟」から坂を下ると、東横線大倉山駅前がモデルだった。今回のエンディングの実写映像も大倉山記念館、大倉山公園あたりを撮影しているようだ。
毎度恒例だが、オープニング映像もマイナーチェンジしている。

ウルトラマンのリスペクトは、一の中坊らしさ溢れる「正義の味方」を補強する役割か。ゲーセンでのクレーンゲーム寸劇での「アラシ隊員」との二重の伏線でもある。
一と潤の中坊コンビは、なし崩しで喫茶「方舟」の店員と化しているが、この潤は男装女子なのかなあ?一との会話で言いよどむ個所や、坂道駆け下るチャリで悲鳴出していた様子から、性別が怪しい。潤のキャストは小見川千明だが、この役なら合っているかも知れない。
あらしとの1対1の関係だけでは主人公の一が気付かない視点を、潤が補完してくれるのではないかと期待したい。

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先の大戦の昭和20年1月にタイムトリップしたBパート。場所も鶴見川近くの大倉山界隈なのだろうが、市電が見えるから六角橋までのエリアのようだ。
ここで空襲を予知し、子供を救ったあらしの行動が何を指すのか。歴史に介入するタイムパラドックスの問題をどのように処理するのか。ひょっとしてパラレルワールドを持ち出すのか。
シリーズの導入パートを終えて、あらしの秘密を掘り下げるシリアスな本編にバトンタッチされたようだ。
あらしが救った子供のオヤジの古臭いキャラデが、時代とマッチしているようにも見える。
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夏のあらし! 第2話「少女A」

各話サブタイトルは1980年代、挿入歌は1970年代の歌謡曲をカバーし、オープニングはシングルレコードのジャケット風。同時代性を全く追求しない構成と演出に何を見出せば良いのか、少々戸惑ったままの「夏のあらし!」は第2話。時系列では第1話より前の出会いの物語。
斜に構えたシニカルな笑いでウケを狙うわけでもなく、スラップスティックに絵を埋めてゆくわけでもなく、ひたすら少年マンガの王道路線を目指しているようにも見え、視聴対象から切るに切れないでいる。

夏休みに祖父の家を目指した主人公が迷い込んだのは、そこだけ異空間のような喫茶店「方舟」。洪水で建物が押し流されるのはノアの方舟の暗喩だろうか。客・従業員は、ノアに導かれ船に乗り合わせた神の子たちか。喫茶店は山の上に建っているが、アララト山ではなく横浜の篠原台らしいことが、地図から知れる。ただ、一が山を登って行く風景は、近くの大倉山公園あたりにも見えるのだが。山の上から海は見えないけれど。
その喫茶店で、ヒロイン嵐山小夜子(あらし)と主人公八坂一の出会いと、マスターやグラサンとの関わりがそろりと描かれ始めたところだ。潤はショタなのか女なのか曖昧。

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自らを幽霊とあらしは言うが、この時代の人間ではないことを意味するのだろう。古臭いキャラデも、作品の狙い通りなのだと納得する。
あらしと一が「通じた」ことにより、あらしの生きていた時代へタイムトリップできることもわかったが、この能力で彼ら、特にあらしが何かを探す物語なのだろうか。今話はベーゴマだったが、昔の宝物探しがテーマなのかと思ったりもしている。

モブにスクランキャラがいるのはわかるが、なぜコナン(未来少年のほう)
派手なコメディにはしないだろうが、これからも小ネタは多そうだ。

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夏のあらし! 第1話「プレイバックPart2」

「夏のあらし!」第1話。録画だけしておいたが、視聴モチベーションが上がらず、つい後回しに。
設定説明も無く、夏休みの喫茶店に集まる登場人物たちの紹介と、そのタイムリープ能力の片鱗を見せてくれたイントロ。原作未読者には全く不親切な構成なのだが、新房昭之監督と大沼心シリーズディレクター、高山カツヒコ脚本がこのシリーズに込めた狙いは感じられて、そんなに悪くも無い。

毎度の新房昭之xシャフトの作品作りが「紙芝居」だと一部で言われる反発か、オープニングの一部と次回予告は本当に紙芝居に仕立ててきた。オープニングの塗りつぶしヌードシーンは、本編のイメージと違って淫靡な揺らめき。
1話の中にタームリープの繰り返しで、視聴者に時系列の混乱と錯覚を与える手法は退屈せずに良いかもしれない。制作にとっての最大のメリットは、使い回しカットで作画枚数をセーブできることかもしれないが。タイムリープのシーンもバンクで使い回して尺を稼げるとおもうが、新房監督の美意識と相反するか、それは知らない。
フェチズムの方向が胸やパンツではなくて、「へそアニメ」になってるのは大沼心らしい。テレ東規制に対するせめてものサービスなのだろう。

クレジット見落としたが、美術はスタジオちゅーりっぷだったかな?
田舎の風景と、夏を感じさせる光と影の境界線をはっきり引いた背景が印象的。
キャラデは、これはまあ仕方が無いか。原作には近いのだろう。女性キャラが古臭い表情なのは、これはこれで狙いがあるのだろう。
スタジオパストラルのグロス回だが、メンバーはシャフト混成。このシリーズはパストラル主体で回すのかもしれない。
第1話を見ただけだと、もの凄くはずした感があるが、人物相関と世界観が見えてこないとなんとも言えない。もう何話か見ることにする。

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オープニングテーマ あたしだけにかけて (面影ラッキーホール)
エンディングテーマ キラリフタリ(初回限定盤)(DVD付)(白石涼子)

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