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カテゴリー「初恋限定。」の記事一覧

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初恋限定。 第12話「ハツコイリミテッド。」(最終話)

「初恋限定。」最終話の第12話は、3人の中学生男子チームの逃避行の決着。東京から向かう東の果ては外房の海岸になる。
逃げる方は野宿に空腹と哀れなものだが、追いかける中学女子チーム4人は露天風呂でサービスサービス!
まだ踏ん切りがつかない男子たちが海に向かって叫んだ告白が相手に聞かれたとき、伝えられなかった気持ちがやっと伝わった遠回りな感じに中学生男子の気恥ずかしさが表れている。
高校生男子の兄チームも追っかけ合流して、それぞれ一方通行の思いを再び浮き彫りにしてくれる。
ドバちゃんと寺井君は別行動でよろしくやっている。

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片っ端からカップル成立するような剛毅なラストでなくて、ほっとしている。
曽我部のように、あゆみのように、今はダメでも思い続ける力が未来を変えられるかもしれない、そんな期待と希望を乗せて締めくくったのは好ましい。
最初は単なるパンツアニメと思ったこともあったが、脚本(原作自体)がアレッ?と思った話数もあるけれども、散漫にならずに固定メンバーの12回を追っかけられたことは成功だろう。ザッピングで少女たちを俯瞰するのでもなく、時に第9話の千倉さん回のように深く切り込んだ作りも見せて、なかなか良いシリーズだった。

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小宵が振り向くシーンは髪の動きを上手く使って躍動感が出ている。
山川吉樹監督の仕事は他に知らないけれど、細かな芝居作りと全体のトーンの統一がマッチしていた。
下谷智之のキャラデの少女たち、青さと柔らかさのバランスが絶妙だった。下谷智之と山川宏治の総作監督で大崩れするはずもないが、優秀な作監を多数投入したJ.C.STAFF大橋班の勝利の方程式から外れなかったことも成功の鍵。
このシリーズ、佐野恵一の作監回が良かったと思う。他のスタジオの作品でも最近は目を引く仕事が多く、次の作品も楽しみだ。
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初恋限定。 第11話「少年達の逃避行」

中学生男子チームの「再生の旅」という名の現実からの逃避行を描く「初恋限定。」第11話。
素直になれない者同士、慧との言葉のすれ違いからいたたまれず、その場から走り去った楠田。全ての現実から逃げ出したいはずではないのに、淀んでいた二人組の財津と曽我部と成り行きから家出決行へ。3人がチャリで向かった方向は東。スカ色の113系が走る風景から、房総方面へ向かったようだ。
通話のバックに大音量で流れたイノシシレース開催を告げる行政放送。千倉さんが家族旅行で行った先で聞いた記憶から、居場所が割れてしまうのはご愛敬。

書き置きやら慌てる野獣君の様子から家出と判断されてから、楠田に晒す姿がないと我を張っていた慧が考えを改めるまでの変化が見せ場だろうか。野獣君、財津兄の無骨なアドバイスが効いている。
中学生女子チームによる捜索活動が開始されるのだが、決して空気や勢いに流されず、それぞれ自分の大切なことを見失わず尊重する演出が奥ゆかしい。ドバちゃんはメガネ君を想い同行しない。
慧が中心となるのは当然、あゆみも財津弟に好意がある。千倉さんはどうなんだろう?曽我部を哀れんでいるとも、好意を寄せてくれることを嬉しいとも見えないのだが…
小宵はノリで付き合っているだけ。
動き出した中学生たちに高校生チームの反応も様々。シスコン有原兄は妹の小宵を心配。
有原兄にスイッチ入ったままの山本岬は興味もたれないまま。そんな山本岬に別所兄は複雑な表情。

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失恋からのセンチメンタルジャーニーでも無いし、“Stand by Me”とも違う。
単なる逃避で終わるのか、この少年たちの行動を意味づけるのは、結局のところヒロインたちに委ねられている。突然、少年たちの物語を描いたような違和感があったが、見終えてみればヒロインたちの視点で進む初恋オムニバスをはみ出すことはなかった。
絵コンテ:高田耕一、演出:高島大輔、作監:井嶋けい子・中山由美、総作監:山川宏治、総作監補:佐野恵一。キャラの仕草も良くフォローできている。

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初恋限定。 第10話「カッパファイト!」

春になり中学生組は3年生に進級。前話のスペシャル構成から、いつものオムニバスというかザッピングに戻る「初恋限定。」第10話。
バレンタインデーの山本岬オールフラグクラッシュ事件以来、男子中学生チームは元気がない。唯一カッパ楠田にモテ期が訪れたと思わせるが、慧との仲も最後は振り出しに。むしろ楠田の傷が深くなり、修復不能寸前かもしれない。新キャラ、演劇部長の不動宮すみれがカッパ役に楠田をスカウトする辺りから、三角関係を描くかと思ったのだが、そこまで慧のジェラシーを煽り立てることはなかった。楠田と慧の関係を軸に最後まで引っ張るのだろう。

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予定調和の楠田と慧の話はサブで、メインは高校生組のめぐるに、後輩ライバルとして新キャラのQちゃん(久間菜の花)の挑戦を描くことで、めぐるの巨乳コンプレックスと水泳への悩みを救済した形。
Qちゃんから背泳ぎ一本勝負の挑戦を受け、負けためぐる。たまたま出くわした慧の場違いなアドバイスが、話のアヤを作ることに成功している。水泳がダメなら自慢できる胸を生かせばいいじゃないかと。巨乳が目立つのがイヤで水泳をやめたはずのめぐるには皮肉だが、結局は水泳を捨てられない。無骨で無感情な武居の巨乳好きだとの告白が、めぐるを再び水泳に向かわせる展開は安易かもしれないが、わかりやすくはある。
シリーズ終盤で出てきたQちゃんや不動宮すみれだが、残り2話で見せ場が出来るだろうか。
それよりも、慧のお姉ちゃんの夕を何とか使って欲しいと、事務所マネージャのような心境になってきた。
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初恋限定。 第9話「その思い出には満開の」

前話はあゆみと小宵の小細工で後味の悪い結末だったが、今話での二人への慧からのお説教で反省するフォローシーンがあったから良しとしておこう。これは慧の正義感によるものだと、土橋や千倉がやや誤った解釈をしているけれども、プレゼントがすり替わってしまった慧の私怨がほとんどであることを忘れてはならない。

「初恋限定。」第9話は、今までのエピソードでも目立たなかった千倉名央をピンでフィーチャー。他のヒロインを絡ませず、千倉の想いを春の訪れの空気とともに真っ直ぐに見つめた佳作。
凝った絵コンテでもなく演出に派手さはないけれども、連城を見つめる千倉の視線と新たな未来へ踏み出す前の連城の想いをていねいにすくい取っている。
止め絵とのバランスでトータルの枚数は抑えているのだが、千倉の想いが揺れるシーンではカット数は惜しんでいない。佐野恵一作監だったが、心境と空気感がしっとりと、でも生き生きと伝わってきた。
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顔も知らぬ卒業生の描いた絵にあこがれ、その作者と偶然に出会うことで惹かれてゆく千倉。何の説明もないのに、これが彼女の初恋だとわかるフィルム作りだ。その初恋は瞬く間に初失恋になるのだけれど、桜の開花の絵にシンクロして一歩踏み出す千倉にはスペシャルエンディングが用意された。
曲はmarbleの「空に舞う」。
作風からして男の性的好奇心の視点やパンチラなしの話数だが、階段を駆け上がる千倉のスカートの中の黒いものは、影か単なる黒塗りだろう。黒パン穿いてると思いたい人は、そう思っておけば幸せ。

千倉に好意を持った曽我部の想いはすれ違い。当て馬にすらなり得なかったが、千倉の笑顔は分け隔て無く向けられている。「また明日」、そう思えば彼にもチャンスは訪れるだろう。曽我部にしても千倉にしても切ないラストだったが、気持ちはポジティブに向かえそうな余韻を感じさせている。
千倉役の藤村歩の渾身と思える演技も良かったし、連城由紀人役の石田彰も少しキザだけれど繊細な演技が光っていた。
初恋の一瞬でなければ描けない、作品タイトルを代表するかのようなエピソード。今まで千倉をエピソードに絡めずに温存し、満を持してエースを投入したといえる内容だった。
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初恋限定。 第8話「チョコレート・ボマーの憂鬱」

山本岬を中心にしたバレンタインデー、密かに心寄せる男子2人の想いをぶった切った「初恋限定。」の第8話。相関図のねじれは解消に一歩進んだが、そのプロセスに関わるあゆみと小宵の無邪気さが憎らしくもある。
岬の隣に住む幼なじみ中学生財津衛、岬のクラスメイト別所良彦の2人は岬からの本命チョコを期待しているが、最初から眼中にない岬は有原有二に本命チョコを用意。
ブラコンの別所小宵は岬に兄を盗られないよう、有原あゆみはシスコンの兄が岬と付き合ってくれるよう、2人は兄の処遇を巡って利害が一致。頭隠してパンツ隠さずで、ひそひそ密談。
他人のため、相手のための努力ではなく、自分たちの目的のためにこの中学生コンビを動かした。岬サイドの浅すぎる心理描写だけではとても1話保たないところを穴埋めした格好だが、結末は後味が悪い。

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有原が好きな理由が見つからないと岬は言うけれども、それはすでに恋。
あゆみが背中を押した形で、本命チョコの告白。
チョコなしでの告白で締めたけれども、あゆみと小宵に仕組まれて現場におびき出された良彦と有二に頭を下げて詫びる岬の演出は、ダメ押しだとしてもキツイ。しっかりしているようで、他人の気持ちに鈍感だった岬の性格を改めて描いたにしても、玉砕した男2人は切ない。

高校生組では他のキャラクターと絡めやすいエピソードが多いのか、岬の出番が目立つのだが、妹の慧よりも幼く見える夕の当番回はいつだろう。
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初恋限定。 第7話「キスをしようよ」

ちょっとサブタイがそぐわない感じの「初恋限定。」第7話。寺井君の視点ならば、キス以前に手をつなぐことを言い出せるか迷っているウブな段階。
クリスマスパーティーの流会のあと、年末年始を挟んだ中学生チームを中心に、ドバちゃんこと土橋りかのお当番回。慧と楠田はフラグ立ってこれからと言うところで、他は一方通行の想いばかり描いてきたが、ドバちゃんと寺井は珍しく成立済みのカップル。しかし自信が持てない寺井と、隙のなさが障害になるドバちゃん。恋愛にイマイチ踏み込めない、初々しい中学生らしい関係とも言える。

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それにしても視聴者に対しても隙がないドバちゃん。スパッツ標準装備は鉄壁のガード。
Aパートは寺井の回想やら自問やらで鬱陶しいが、Bパートの初詣シーンからは山本岬と小宵の「大魔王vs.自称勇者」の戦いのサービス。ここも一方通行の関係で、小宵は兄が好き・兄良彦は岬が好き・岬は良彦の親友であゆみの兄有二が好き。
岬をライバル視する小宵だが、胸と色香に籠絡されてる。年上のお姉さんにあこがれる気持ちも見られて、可愛らしい。
小宵は打倒・岬とばかり、あゆみと二人でバストアップ体操に励むアホの子コンビ。思い出したが、小宵の中の人は「けいおん!」のアホの子の中の人と同じだった。

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メインのドバちゃん、寺井の頑張りに手をつなぐ他にキスのプレミアムサービスで引いた。降る雪に、自販機の照明が重なる二人を照らすラストの演出は悪くない。
作監は中山由美。「隠の王」で総作監に入っていたのは見たが、その後は久しぶりかも。作監補は野村芙沙子。
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