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アニメのレビュー・感想中心に、アニメ業界の批評もしたり、ゲームレビューしたりしています

   
カテゴリー「プリンセスラバー!」の記事一覧

プリンセスラバー! 第5話「夕日と観覧車」

聖華との一件をまとめて株が上がった哲平の次の攻略相手(向こうから勝手に寄ってくるのだが)は、馬車のシャルロットお嬢様。最初にフラグ立ったシャルだけれども、国のことや両親のこと主催パーティに前向きにになった哲平に寂しそうな表情からは、別離フラグが立ったことがわかる。
一応はシルヴィの婚約者であることに筋を通して、哲平を祝日のデートに。しかし、シャルの誘いがなかったら、根津の誘いでどこに行くつもりだったのだろう。想像図からは仮面舞踏会、いや不埒なパーティーの予感。

渋谷で待ち合わせしたと思ったら、その足で大阪天保山へひとっ飛び。合理的なデートコースじゃないが、シャルは渋谷ハチ公前で普通のカップルと同じパターンを味わいたかったのだろう、日本での思い出に。アバンの馬車で見せた「安産のお守り」も日本の思い出のひとつ。
そして最大の思い出は執事も護衛もなしの、哲平とのお忍びでの大阪デート。大観覧車が一番の見せ場とは可愛らしい設定だが、よく考えるとシャルの行動は親友(シルヴィ)の婚約者と遊んで、国に帰って結婚するという不倫パターン。王侯貴族の行動倫理からしたら問題ないのだろうが。
明るく振舞うシャルにも何か重い事情があることがうかがわれる。
シルヴィの重い背景も語られて、幼なじみだったシャル遊ぶ回想シーンでは、シルヴィの母が亡くなったあとの父娘の様子が描かれている。病死なのか事故死なのかもわからないが、母国にいられない、帰れないファン・ホッセン家の物語のルーツはそこにありそうだ。
時おり暗い表情を見せるシルヴィが剣に打ち込む理由も、何かから逃げる理由があるからだろうか。
そんな娘の複雑な心中を察しない父の「青い日」ジョークが物悲しく響く。

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中盤にしてヒロインたちのルートも整理され始めて、優は優れたメイド、聖華はビジネスパートナーのサブポジションに納まったように見える。しかしシルヴィとシャルの三角関係シナリオで進むのか、サブの挽回はあるのか予断はできない。
今回はデートの舞台が都内の風景や制作スタジオの集まる西武線・中央線沿線ではなく、GoHandsの地元大阪だったのも新鮮。絵は少し持ち直した。しかしシャルがドレスの下に黒ボディスーツを着ているかのような修正はどうかと思う。見せたくないのなら見えないレイアウトやフレーミングすべきだと思うが、どうせ塗りの下には描いてあると思うと興醒めも甚だしい。
次回の哲平主催のパーティは温泉回だと思うが、テレビ版では水着を着せたりタオルを巻いたままで湯に入ったりするのだろうか。誤った日本文化を撒き散らかさないように願いたい。
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プリンセスラバー! 第4話「薔薇と靴」

先々代からの両家の因縁で、何かと哲平を目の仇にする聖華お嬢様。お嬢様の日常の素顔と学園以外でのファッションデザイナー兼モデルとしての活躍を描く「プリンセスラバー!」の第4話。
一心さんの妻の浮気事件で勃発した有馬家と鳳条院の確執を、孫の代になっての哲平が解消。それも有馬百貨店に出店できずに悔しい思いをしていた聖華の障害と、聖華から敵視されていた自分自身の悩みをダブルで解決する、なかなか高いハードルをクリアした哲平だ。策でハメるのではなく、相手のチャームポイントを引き立てる、「人たらし」の素質があふれている。
聖華からの課題、哲平主催のパーティーを待たずして手打ちになるかと思えばそれはそれで、パーティーでのエピソードは先の楽しみに残した形だ。交渉ごとで1与えられても0.5しか差し出さない、聖華お嬢様はしたたかなビジネススキルも持ち合わせているようだ。

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その新作発表会には、自らもモデルとなり舞台に上がる聖華。黒塗りしたり白飛びさせたりと不評だったためか知らぬが、ミニスカートの衣装での聖華は「はいてない」ことにしてしまったのだろうか。
新作の衣装や冒頭とエンドのアトリエで過ごす聖華の私服など、デザインは頑張っている。カメラワークなどL/Oは工夫しているし、フォーカステクニックなど撮影もしっかりした仕事。
さすがに第1話の出来ばえから徐々にキャラ作画は劣ってきている。アップは問題ないが、引くと厳しい。ここまでGoHandsはグロス出ししていないが、自社で回すのか?

聖華との和解に近付いたが、安直にデレることなくもう一段、聖華の罵倒も見たいところ。このまま予定調和のなごやかなハーレムになって欲しくないところだ。
一歩引いて客観的に見つめる(見つめるように努力をしている)優の「察しスペック」も高性能で、倒れないバイクを作らせてしまうあたり、そのポイントの微妙さ加減で一層ご奉仕に励んでもらいたい。立ち位置からして本命ルートではないのが残念だ。
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プリンセスラバー! 第3話「剣と舞踏会」

上流階級の学園生活に馴染みながら、順にフラグ立てにいそしむ哲平。フラグ立ての機会を窺うというよりは、ターゲットから寄ってくる形だが、単なるハーレム展開にしないためには、聖華お嬢様にはもう少しのあいだデレるのを辛抱していただいて、話に起伏をつけなくてはならない。そんな「プリンセスラバー!」の第3話。

シルヴィアは篭絡されたというよりも、哲平とはお互い剣で語り合う関係。これが婚約者同士の立場としては微妙な関係だ。親同士が決めたことに対して無理に反発するのではなく、自分で考えたいと爽やかに語る哲平だが、今のところは「有馬」の名ゆえに周りの力を得ているに過ぎない。徐々に哲平の人間性でヒロインたちを魅了する展開になるのだろう。
それにしてもシャルロットお嬢様は奔放すぎ。哲平のポケットの大きなガムに気付いたり、無邪気な騎乗など、彼女の肉弾お色気攻撃はゲームの名残だろうか。

とりあえずシルヴィアとシャルロットが推薦人で、哲平は社交部に。待ち受けるのは有馬嫌いの鳳条院聖華お嬢様(と、取り巻き2人)。入部条件は相応しい品格と身のこなしを舞踏会の場で審査してからというもの。シルヴィア、シャルロット、優の特訓も進展がイマイチだったが、優の「伝統を重んじる武術で身に着けた事を生かす」作戦も実際はどんな内容だったか、バッサリスルーされて舞踏会当日。驚くような身のこなしでシャルロットと踊る哲平に聖華も見とれる。
この聖華の変化は、もう少し仕込みの伏線がないと、単に哲平への好意を気取られたくないだけの無理を言っていただけに見えてしまう。もしくは舞踏会で哲平が見せる一段上のサプライズがないと、聖華の反応に同意しにくい。単なるかまってちゃんキャラになりかねない。
まあ、次週はフォローがあるようだから、有馬嫌いの解説も含めてスッキリさせて欲しいと思う。

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孤児院育ちのところを一心に拾ってもらって、次期当主の側に仕えるメイドとしての誇りを優から感じるが、今のところは一心と職務に対する忠誠。それが哲平自身に対しての愛情に変わるチャンスはあるのだろうか。接触時間は一番長いから機会は多いものの、一線を越える動機と覚悟が必要だから、それこそ哲平の両親のように駆け落ちでもしないとならない展開だから難しい。哲平も優が淹れるコーヒーに母親の姿を重ねてシールドを張ったから、こっちのルートは大きく進展しなさそう。優からの視点で、哲平が他のヒロインに寝取られた形で、悶々とする隣室の専属メイド&クラスメイトは見たいような気がする。

次週はもう一度、聖華のターンで、次々週が聖華の宿題の哲平主催のパーティーか。
ひとまず両親の仇探しを忘れて、目の前の女の子たちに精一杯向き合う哲平の成長に期待する流れが続きそうだ。
絵の方はさすがに第1話ほどのクオリティは保てず、引きの表情やモブキャラなどは粗い仕上げ。舞踏会の演奏やダンスシーンは動かしていない。
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プリンセスラバー! 第2話「学園と再会」

原作ゲームの構成は知らないけれど、アニメ「プリンセスラバー!」の第2話の舞台は、メイドだらけのお屋敷からお嬢様たちの好奇の目が光る学園へと、大変わかりやすいフラグ立てに突入。哲平も親の仇探しよりも前にヒロインたちの愛憎入り乱れた日常を生き延びねばならない。

前半は全話のパーティからの流れで、専属メイドに配された藤倉優にフォーカス。しかしキャラクターの秘密や内面を早漏気味に語りつくしてしまうことはせず、一心の手で孤児院から引き取られたことに触れたくらいだ。一心への恩義を感じているようで、メイド魂というのか哲平が後継者に成長することを喜びとする感じがよく伝わってくる。専属メイドであり同級生の同クラスと、有効時間帯に圧倒的アドバンテージを持つキャラだが、哲平のお屋敷初夜は無難なスタート。哲平のパンツを脱がせるのも専属メイドのお役目か…
松岡由貴のメイド演技に悶え喜ぶAパートだ。

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後半は、哲平初めての学園編。有馬の家の名に群がる生徒や教師たち。パーティーでの試練と同じだが、そんな騒ぎには専属メイドの優も積極的に介入しない立場。パーティーではそんな哲平をヴィンセントが救った形だが、学園ではシャルロットが肉弾攻撃でかえって事態をややこしくしている。その他大勢はともかく、仮にも許婚のシルヴィアに目撃されて敬遠された。プライドが高いが、哲平いわくシルヴィアは「寂しい」キャラクターだそうなので、剣を通して彼女の内面を引き出すことが課題だろう。やや天然系のシャルロットと、寂しいシルヴィアの2大巨頭(巨乳)の張り合いが見られるのだろうか。
次回はまた舞台を変えて、舞踏会でのヒロイン対決か。

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学園では到着早々に新ヒロインキャラ鳳条院聖華とぶつかって、哲平はフラグ立て。根は親切そうなお嬢様だが取り巻きの影響なのか、お家同士の因縁なのか、有馬の名を毛嫌いしているようだ。キャラデが優と被っている感じなのが惜しい。髪の長さ・色、胸、取り巻きの有無で認識しよう。
堕ちれば早そうなキャラだから、次のエピソードまでのお楽しみか。
聖華は縞々、他はピンクと白だと哲平が解説してくれているスカートの中だが黒塗りだ。転んだ聖華の下半身へパンするカットも少し切っているような気がする。
それこそDVDをお楽しみにという製作者からのメッセージだ。
DVDのお楽しみとして、哲平の尻も黒塗りして欲しいのだが。
メーカーのDVDキャッチコピーは「本編映像は、TV放送では見れなかった視界オールクリーンの発射寸前ディレクターズカットバージョン!TV放送ではお見せできなかったシーンも、もちろんDVDでは視界良好!」と煽ること煽ること。
各巻、オマケの違いで3バージョンもリリースされる怪挙だが、さすがに本編映像の差別はないだろう。
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プリンセスラバー! 第1話「馬車と姫君」

ゲームのキャラデ担当こもりけいのことは同人サークル名の「「けもこも屋」で知っていた程度で、Ricottaのゲームは知らなかった。一見一般人の主人公が実は財閥の跡取り、両親の死により祖父の養子となり社交界デビュー、そこでお嬢様方と知り合う物語だと理解しておく。主人公自身が富豪の跡取りであることから、事件への関わり方がより直接的で、流行の執事モノとは少し違うようだ。

アニメーション制作はGoHands。元のサテライト大阪スタジオだが、資本関係が残っているのかは知らない。監督は金澤洪充、キャラデは鈴木信吾、脚本は中村誠と、「しゅごキャラ!」第1期のスタッフが揃っている。中村誠は「Kanon-水瀬さんち-」や「みずいろ」、「のらみみ」などの仕事でもっと評価されても良いと思うが、「劇場版AIR」「劇場版CLANNAD」を批判する声の大きさが勝ってしまっているようで残念だ。本作には期待したい。
「プリンセスラバー!」の第1話。それにしてもアバンの家庭風景、そんなに動きを入れなくてもと思うが、目を惹くことは確か。両親が死んでしまう設定だから、哲平母の胸の揺れ動きも最初で最後で見納めだろう。
順に登場するヒロインたちの仕草、視線の動きも枚数1枚多く使っている感じで、細かい動き。ラストの哲平とシルヴィアの剣舞は案外と大味なのが、この作品の力の入れどころがどこにあるのかを明示しているようだ。

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Aパートは両親の死後、祖父一心の元へ養子入りする報告を墓前にした哲平と馬車の姫君シャルロットの出会いから。シャルロットを襲うのはアバンのニュースシーンで伝えられた資産家襲撃の一味か、後の一心の説明からすると哲平の両親の死も単なる事故ではなく、関係あるのかも知れない。哲平の母は元お嬢様で、父と駆け落ちでもしたようだ。それと知って狙われたのだろうか。
子安キャラが娘シルヴィアを哲平の許婚とすることで、一心の資産を継ぐ哲平に親身なのもわかるだけに黒幕なのだろうか。
あまり両親殺しの犯人捜しに哲平の行動を縛って欲しくはない。ヒロインたちとの「交流」をていねいに描いて欲しいところだ。

TAF2009で流していたプロモとtvkアニメまつりで上映したフィルムでは、シャルロットの下着アップカットは無修正だったが、地上波放送では東京MXでも白塗り、黒塗りされていた。エンディングやチラ・遠景なら見せているが、最近のメディファクにありがちな「地上波では見せない作戦」なんだろうか。うみねこでもセリフに消しを入れたフロンティアワークスが気にしているのかもしれないが、いずれにせよ製作委員会の自主規制だろう。
AT-Xでの放送はどうなることか。胸ポチは自重していないけど。
池畠博史が第1話の演出をしていたが、馬車から投げ出されて崖下に転落した哲平とシャルロットの会話だが、エロゲイベント風で危機感のないやり取りが違和感がある。
哲平気付く--シャルロットの胸をつかんでいる--記憶のないフリしてからかうシャルロット--男の人って胸の大きい人が好きなの?
ここでやらんでも、と言いたいシーン。直後のシャルロットからのお返しのキスが台無し。

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Bパートは一心主催のパーティーでの哲平の社交界デビューと許婚シルヴィアとの初手合わせ。哲平の剣の腕を見切ったのもつかの間、許婚が哲平だと聞かされた微妙な表情は騒動への伏線か。
エンディングの絵からすると、メインヒロインは馬車のお姫様シャルロット、許婚シルヴィア、メイドの藤倉優、第1話未登場の鳳条院聖華の4人。シルヴィアの妹マリアは攻略キャラではないみたい。
有力本命はシルヴィアだとしても一筋縄では行きそうもなく、見上げる月に命の恩人哲平を想うのかシャルロットも強力な対抗馬。藤倉優は身近にいるだけに、ハプニングからのイベント発生が期待される。鳳条院聖華はこれからだが、ライバル・ツンデレキャラだろうか。レビュー続行。
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