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2007年09月18日の記事一覧
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ななついろ★ドロップス 第12話「初恋はななついろ」(最終話)

半年間の記憶を失くしたが、何か大事なことを思い出しかけた石蕗のミニセンチメンタルジャーニー。それを見守るクラスメイト、記憶を失くす前の約束を信じて日々を送るすももの心情を窺わせながら、晩秋の風景とともに描く最終回。

夕暮れに思う何か、ユキちゃんの服、すももからもらったバンドエイドに気づきのヒントがあり、そしてプラネタリウムからメリーゴーランドのデートの場所を巡る石蕗。
ケータイの予測変換でトップに記憶されたいたのが「すもも」
その頻度で大切な人の名前を思い出す設定は現代的。

見守るだけのすももに寄り添うナコちゃん、自分が集めた星のしずくで作った薬を石蕗に使うように進めるアスパラさんも良い立ち位置。
シリーズ通すと、比較的最後までアスパラさんのツンデレ加減が維持されていて、彼女の扱いはまあまあかと思う。ナコちゃんが裏に回ったキャラポジションで少し惜しい。フローラはモブキャラに過ぎなかった。1クールだとヒロイン皆にキャラ立てするのは難しいし、混乱の元なのでこれでも良いかと思う。
シナリオは一本道にすももルートを辿っていたが、ブレなかったのは正解。
安易に2クールにするとダレルから、チャンスがあれば第2期で他のキャラを立てて描くのも悪くないだろう。

温室のエンディングはベタベタで突っ込むスキも無い出来だが、作品コンセプト通りに締めた。
アニメでは「コミックハイ!」でもなく「りぼん」でもない、もちろんギャルゲプレイヤーでもない微妙な男子層をピンポイントで狙った作品に思えるから、盛り上がりには欠けたものの、ていねいなシナリオと作画で、個人的には眠い演出であったが良作だった。
最終話のシナリオは島田満、絵コンテに宮崎なぎさ、演出は山本天志。
エンディングはスペシャルで、曲はPS2版の「コイスル☆フローライト」
テロップ最後の SPECIAL THANKS で制作スタッフ・キャストへの謝辞が出て、ちょっぴり心温まる。

キャスティングでは、すもも役の結本ミチルはキャラに合わせすぎで少し甘すぎるかと思う。個人的には準にゃん役に及ばないと思う。
他のキャラのほとんどはPC版と良く似た声のキャストだったが、ちょっと違うアスパラさん役の松岡由貴は程よいツンデレ加減が見事。個人的には吉住梢にやって欲しかったけど。

スタジオバルセロナにとっては初のテレビアニメシリーズの制作だが、適度にグロス出ししながら自社の及ぶ範囲で精一杯の努力をしたことは、この作品の出来からうかがえる。
次回作品「こどものじかん」にも期待したい。

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もえたん 第11話「負けるな受験生!」

一応は前話の魔法王国事件の後を受けた構成になっているものの、さして必然でもない設定。
この辺は話中であーくんが「お約束」として自己ツッコミしているから、ノリは「もえたん」らしくはある。
魔法王国では、すみとフラグ立てたカークス、アリスの巨乳よりいんくのツルペタが良いアークスの二人、悪さをしないようにアリスからかーくんとあーくんの姿に変えられて人間界へ。
その後、国王の許しでアリスとなーくんも人間界へ送られたけれど、今回は見せ場なし。

人間界へ戻ったものの、魔法が使えなくなったいんくとすみ。
元々、人の役に立つほど魔法は使ってなかったのではないかと言うツッコミは置いとく。
問題の核心は「魔法少女の姿に変身できないこと」これは視聴者にとっても大打撃。
すみのアイディアで、魔法少女ぱすてるインクのコスチュームを自作することに。
しかしこの世知辛い世の中、いんくたちは紺スク水しか調達できなかったんですね。
そんなコスプレ衣装制作を受けてか、Bパートのアイキャッチの澪ちゃん「コミケ行ってもコスプレしません」彼女はレイヤーではないようだ。
魔法少女でなくなった今、せっかく作った変身バンクもお蔵入りか。
その代わりに、いんくのコスプレ着替えシーンはサービスしてくれました。
コスプレのぱすてるインク、後にてんぺらスミがナオ君を訪ねるシーン、玄関での澪ちゃん応対シーンの演出が間延びしてる。今回はその他にも余った尺の調整で不自然なカットも多い。
シナリオは受験前のいんくの「頑張るぞ!」で締めた他愛ないもの。

入浴中のシーンを妄想するあーくんと、すみの開脚転倒で鼻血を出すかーくんが目立った程度で、淫獣の活躍は控えめ。
時節柄のコラボか、ぽてまよとぐちゅ子のフィギュアが作中に登場。
Cパート「もえたんコーナー」の例文は「欲しいカプセル玩具は、必ずコンプリートしろ」
スタッフにフィギュアオタクが多いのか、似たような例文ばかりの気がする。
でもCパートは牧内ももこの原画が全てだから、他の細かいことは許そう。
本編ではダンディ国王の『司令官はかつて言っていた。「私に良い考えがある!」。』
パワーの無い演出だったが、最終回を期待しよう。
言い訳は用意できたから、DVDの発注もしなくてはならない。

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