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2008年02月06日の記事一覧
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狼と香辛料 第5話「狼と痴話喧嘩」

ロレンスとミローネ商会の手による、ホロ奪還作戦の「狼と香辛料」第5話。
賢狼の力を持ってすれば脱出できるはずなのに、単身ロレンスが救出に乗り込むとばかり考えていたホロ、ツンデレにも程がある。ひとしきり泣いた後、ロレンスから頭をクシャクシャ撫でられた表情が可愛らしいから、この老獪な賢狼には困ったものだ。

ホロを捕らえたのはトレニー銀貨の買占めでミローネ商会と争うメディオ商会。狼の化身を教会に引き渡すとの脅迫で買占めから撤退させる魂胆。
ピンチに逆張りのミローネ商会支店長のマールハイトのアイディアは、怯むことなく買占めを進め先回りをしてトレニー国に買い戻させる事のようだ。それでメディオ商会の切り札を潰すと同時に、トレニー国の採掘・造幣・関税などの諸権益・特権を引き出す腹づもり。
大体貨幣改鋳を行うのは逼迫した財政の一時的なカンフル剤。インフレ問題は出ていないようだが、それも絡めると短期の投機に向かないから割愛しても良いだろう。
買い占めた銀貨はメディオ商会や第3者に売り抜ける方法もあるが、どのように決着がつくだろう。
諸侯と教会も造幣権を持っているので、ホワイトナイトの登場にも注意が必要。
教会自体がメディオ商会側についているのか、クロエ単独の商行為の延長なのか不明だが、多分後者。

その教会だが、クロエが行動を共にする理由は本当のところは定かではない。
収穫祭のホロの仮面を持ちつづけている事に意味があるのだろう。
かつてパスロエ村に留まり実りをもたらしていたホロへの言葉「私たちは、あなたの機嫌伺いをする時代は終わった」「教会に突き出して、旧い時代から決別するの」
これはパスロエ村を出たクロエの本心か、オープニングでの馬車に乗る憂いあるクロエの表情に別の真相が隠れているのか、まだわからない。

絵的には馬車と地下水道ばかりの印象がある。救出アクションや抗争もなく動きの少ない話数だった。
まあ、前半はロレンスとマールハイトの作戦会議、後半はロレンスとホロの痴話喧嘩で台詞回しとホロの表情を楽しむのが王道だろうから不満はない。
脚本:荒川稔久、絵コンテ:高本宣弘、演出:川久保圭史、作監:玉井公子
ポニーキャニオンが変な方向で、DVDのCMに力が入っている。
DVD最終巻にでもCM集を特典で入れてくれると面白いし、そうでないともったいない。

狼と香辛料 ボクとホロの一年(初回限定版) 特典 文倉十氏描き下ろし「ホロの等身大ポスター」付き狼と香辛料1<限定パック>(初回限定生産)狼と香辛料 (電撃文庫)狼と香辛料〈2〉 (電撃文庫)狼と香辛料〈3〉 (電撃文庫)狼と香辛料 (4)狼と香辛料 (5) (電撃文庫 は 8-5)狼と香辛料 (6) (電撃文庫 は 8-6)
電撃文庫の重版が出来たようです。

最新刊 狼と香辛料 (7) (電撃文庫 (1553)) は、2/7発売予定

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Mnemosyne-ムネモシュネの娘たち- 第1話「猫は笑わない」

AT-X開局10周年記念作品の「Mnemosyne-ムネモシュネの娘たち-」
視聴年齢制限の通り、その内容は酷い。アニメーション作品として酷いわけではないが、そのテーマと表現方法はエログロの程度と言うよりは偏向性癖の許容レベルの高さを求められる。
瞼・乳首は言うに及ばず女性器にチェーン付きの全身ピアッシング拷問、撲殺、銃殺、スナッフフィルムのような人体解剖、ゾンビ等々のサスペンスバイオレンスホラー。お子様は言うに及ばず一般人は見てはいけない。

1990年、新宿の街に事務所を構える麻生祇燐(あそうぎりん)役に能登麻美子。
キャラ原案に元ニトロプラスの中央東口。すえた臭いの漂うような西口から東口、歌舞伎町の背景には彼のキャラが似合っている。このペンネーム自体が新宿駅の改札口から採ったと思われる。
燐の相棒には年齢不詳のミミ。子供風ツルペタだが揉む程度にはある模様。キャストは釘宮理恵。キャラ二人とも酒には強い。

歌舞伎町で偶然拾った男、前埜光輝の欠落した記憶の謎と追っ手の男たちのバックに燐が挑んでゆく第1話。尺は60分(実質45分くらい)
この尺の中で燐は3回死んでいる。作中の描写で燐には樹木と胞子状のものが見えるのがヒント、今話のエンドでは不死身だと言うことを明かしている。
製作委員会が「ユグドラシル管理委員会」って時点で、ネタの方向性はバレてる気もする。
「ユグドラシル計画」としてアニメ版「SHUFFLE!」で使われているし、世界樹のモチーフは最近では「ロミオxジュリエット」などアニメ・ゲームに多くに見られる。
メンバーはVAP、AT-X、ショウゲート、創通、ジェンコの5社。

燐を付け狙うローラ役に大原さやか。
超弩S研究者、山之辺沙耶羅(やまのべさやら)。燐へのピアッシング拷問の狂気の様とゾンビに襲われる哀れさの演技の幅は田中理恵の持ち味が充分に出ていた。1話で退場は惜しい。
乳首に全裸にパンスト股間皺、手淫にフェラとエロカットは充分なはずだが、グロとバイオレンスに隠されてちっともエロくないので、その方面は期待してはいけない。あくまで偏向性癖向け。
ヌルイ視聴者としては、例えば神宮寺シリーズのような探偵事務所風のサスペンスとアクションに新宿の風景を重ねて見られればと思うが、それは許されないようだ。
毎月1話放送で全6話。
脚本:大野木寛、コンテ・演出:うえだしげる、作監:石原満、アニメーション制作:XEBEC

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