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2008年02月14日の記事一覧
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シゴフミ 第6話「サケビ」

フミカ&チアキ(ナナカも…)萌えアニメに変身したと思ったら、やはり今回のフミカは狂言回しの側に。
しかし次回予告だと、また美川キラメキの回想で主人公はナナカのようで、どうにも不安定な構成。もちろん狙いは理解できるが、ザッピングでもないし1話完結でもない。各話でキャラのポジションと視点が変わると作品に入り込みづらい。

今回の1話だけ取り上げれば、モチーフのチープさを別として悪い内容でもないのだが、面白いかと問われれば返答に詰まる。
学校のイジメの連鎖をメインに、心の逃げ道と欲求不満がぶつかり合うBBSに描いてゆくのだが、「電車男」ネガティブ版と言ったところか。
今回の舞台は刑事の息子、野島要が通う学校で立てこもり事件の回の場所でもある。基本的にシゴフミ配達人の業務範囲の狭い地域が当初から描かれている。
その要の同級生だった父親殺しの犯人、フミカこと美川文歌の謎を追うのがシナリオの本線なのだろう。要ルート、チアキルートで徐々フミカの秘密も明かされてきたが、サブシナリオが錯綜して印象が薄い。

イジメの対象になった菊川と無意識にイジメに荷担している同級生の森下。
BBSも森下も誰も救えなかった菊川の死を契機に、イジメの生贄の座は森下に継承された事になる。
菊川から森下に届けられた、理性的な文章で整えられた呪いの言葉ともいえるシゴフミ。
動物の本能としては生き、社会的な死で罪を償う道を反射的に選んだ森下を責めるのはたやすい。しかしフミカの言うように嘘をつき裏切り、それでも生き続け死んでゆく人間の悲しさを噛み締めたい。フミカの味わった悲しさを見せていない第6話では、その感傷も薄いのが残念ではある。
第5話以外にサブシナリオには救済が無く、身も蓋もない投げっぱなしなのが残念だが、視聴者各自で考えろと言うことなのだろう。

サンテレビは放送中止にしたようだが、放送を見る限りでは問題ないように思え、圧力団体を恐れているのか自主的な判断能力が無いのか、不可解な選択をしている。

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