アニメレビューCrossChannel.jp

アニメのレビュー・感想中心に、アニメ業界の批評もしたり、ゲームレビューしたりしています

   
2008年03月08日の記事一覧
  • « PREV
  •  | HOME | 
  • NEXT »

Mnemosyne-ムネモシュネの娘たち- 第2話「天使は啼かない」

「Mnemosyne-ムネモシュネの娘たち-」第2話は、前話から1年が過ぎた1991年の新宿の街と「麻生祇コンサルティング」の事件を描く。
今回は幻のサザーランド切手と来日したソ連(この名も歴史の一部になった)書記長暗殺を結びつける謎。天使を探している少女と天使を恐れる者のたどり着いた悲しい結末。
二本の軸を巧みに構成しているが、尺足らずか少々掘下げが足りないのが惜しい。サスペンス・ミステリーとしてサザーランド切手と今はホームレスの先生(研究者)のツカミはゾクゾクくるイントロダクションだが、中盤の伏線が張り切れていないので「スタンプ」のコードネームを持つスナイパーの報酬につながるオチだけだったのが惜しい。次回以降の話数での伏線として生かすつもりかもしれないが、新宿の街の人のつながりの中で、ひょんな事件で再浮上してくる事もあるだろうか。

1年前の事件以来、事務所のアシスタントとして一人前になりかけている前埜光輝に語る形で、死なない女麻生祇燐とミミの秘密が少し明かされる。世界樹が飛ばした胞子を取りこんだ女は不老不死に、男は天使と呼ばれ本能に従い短い期間で死んでゆく。女は男の体を求め、男は女を喰らい死んでゆく。
殺し屋の女ローラも死なないようだが、燐と同じ体なのか?
エイポスの存在と世界樹、天使の関係は?まだ明示されてはいない。

光輝か依頼を受けた少女の兄は天使となって、書記長暗殺計画で彼を利用した者たちを殺し回り、出会った燐をまさぐり喰らい始める。抵抗しつつも男の体を求める本能に抗えない燐だが、起死回生の一撃で天使を木の枝に串刺しにして逃れるが、ちょっとこの結末は簡単すぎる。燐は一度ローラの自爆に巻き込まれて路地裏で死ぬに死ねない体を晒しているが、光輝にフォローさせても良かったのではないかな。
全体には欲張りすぎた脚本だと感じるが、意欲的とも言える。世界樹の方向へシナリオが向くのだろうが、個人的な希望では序盤は新宿の街と時代を色濃くして、この街で起こる事件をメインにしても良かったと思う。

燐役の能登麻美子はウィッチブレードや地獄少女などのダークな方の演技だが、アダルトシーンでも大丈夫。ミミは今話はセリフが多かったがフラットな感情のキャラ設定での釘宮理恵の演技でお色気シーンはない。前埜光輝役の檜山修之は勇者王ではなく一般人の青年、エイポス役の石田彰は舞乙のナギっぽくいつもながらキザな感じで演技している。

グロは1話より酷いことはないが、サディスティックなトーンは強く感じる。
チェス盤を挟んでエイポスに鎖で縛られ剣で貫かれたまま悶える女の姿。彼女も不老不死なのだろうか。
被害者男女のクンニリングスシーンや燐と情報屋の女のガチレズプレイ、天使の愛撫に悶える燐などの描写はあるが、エロも青年コミックレベル。
AT-XではR15レートだが、このレビューで判断していただいて、体質に合わないと思った方の視聴はお奨めしない。

MNEMOSYNE MNEMOSYNE -ムネモシュネの娘たち- 1

拍手

PR
 RSSリーダーで購読する

H2O ~FOOTPRINTS IN THE SAND~ 第10話「小日向」

はやみと琢磨のハッピーエンドで幕を引いた「H2O ~FOOTPRINTS IN THE SAND~」だけれども、この第10話のアバンでは二人のキスを陰から見つめる神楽家当主(村長)の目が…
なかなか凝った新章のオープニング。

琢磨と同居することになったはやみの、掃除機や洗濯機の使い方を知らない文明生活とのズレっぷり、朝から田んぼで捕ってきた蛙のから揚げを作る逞しさに、新婚生活を覗き見るニヤニヤ感あふれるAパート。クラスメイトたちのはしゃぎっぷりと、ひとり灰になっているゆい様のギャップがおかしい。
そんなささやかな幸せを暗転させる村長(神楽祖父)のひとこと。二人を待ち受けてまで伝えるのが芝居がかっていて、演出としては悪くない。
琢磨の叔父の話で補足すると、小日向の家の者と結婚するはずだった母は弘瀬父と出会い駆け落ちをして琢磨を生んだ。弘瀬家は仕方なく認めたものの、小日向家はその後も母を追い詰めて自殺に追いやったと。

叔父の話の裏づけもあって、この話を信じた琢磨ははやみとの関係もギクシャクしている。台風が近づく日、夢を見た琢磨ははやみに「謝っても母は帰ってこない」と痛い仕打ち。
はやみは琢磨からは精神的に打ちのめされ、ゆいの手下からは殴り倒されて、いつか見たような重苦しいループに落ちてゆく。また心を閉ざして全てを拒むはやみになるのか、この前後半のギャップを表現する櫻井浩美の演技が良かった。
一方の琢磨のトラウマに触れたことにより、イタイ行動を取るダメ主人公のお決まりパターンだが、二人とも同時に救済するシナリオをどのように書いてくるのか、期待しておく。
めまいがするような表現もあったから、また目が見えなくなり、はやみとの関係も振り出しに戻るなんて救いのない結末だけは見たくもないが、音羽の力で神がかり的な救済も見たくない。
音羽(ひなた)の想いを受け継いだほたるや仲間の手で救われるドラマを期待したい。

絵は残念な出来。紙に書いたお面を付けたような表情変化に乏しいキャラ。ダンガン(DUNGUN PICTURES)のグロス。

H2O プラス(DXパック) 特典 枕の特製「枕」カバー付きH2O プラス(通常版)

拍手

 RSSリーダーで購読する

新着記事・カテゴリ

メニューバーをご利用ください
古いカテゴリーは順に表示されなくなりますので、お手数ですが記事検索をご利用ください

メールで アニメレビューCrossChannel.jp を購読する

記事検索

スポンサードリンク

プロフィール

・管理者:wataru
・好き:V1046-R MAHORO、HMX-12 マルチ、ぽんこつ、黒オーバーニーソ、メイド
・嫌い:「神回」という言葉、勝手に音楽が流れるサイト、ツイートで済む短文のレビュー
・リンクフリーですが、可能であればサイトTOPにリンクお願いします。相互リンクのお誘いは不精者のため辞退させていただいております
・利用状況の管理と広告表示等の目的でCookie及びWeb beaconを利用しています。Cookieの受入はブラウザの設定で選択が可能です
・商品紹介にはAmazonアソシエイトリンク他を利用しています
・当サイト管理者へのご連絡は webmaster★crosschannel.jpまで(★は1バイトのアットマークに置換して下さい)

Japanimate.com 新着ニュース

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

Recommend

ストライクウィッチーズ
ねこねこソフト
コットンソフト

Shop Link

アニメイトオンラインショップ TBS ishop ハピネット・オンラインセブンネットショッピング(旧セブンアンドワイ)
Copyright ©  -- アニメレビューCrossChannel.jp --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / ブログ  / [PR]中古車査定 保育士
QLOOKアクセス解析

出会い