「D.C.II S.S. ~ダ・カーポII セカンドシーズン~」第2話は、シリーズのロリ担当ヒロイン雪村杏のお当番回。クリスマスパーティーの人形劇シナリオで根を詰めて倒れた杏を義之が家に送ったところから、杏の家庭の秘密が明かされる。
広い屋敷に一人住む杏は両親に捨てられ、拾われた養女。その育ての親の祖母も亡くなり、ショックから立ち直った後も、クラスメイトには秘密にしていた。
杏をベッドに寝かせ、おかゆを作り食べさせる義之だが、杏から恋愛フラグが立つことは無い。
劇の練習名目で家にやってきた茜や小恋たちとの触れ合いで、第1期では賑やかし程度だったポジションからキャラ立ちさせたのが今回のポイント。
このアニメシリーズでは明確に杏ルートを描くことはないだろう。終盤にメインキャラもしくは義之に絡んでの伏線になるのかもしれない。
前話で積極的に見えた音姫だが、今回は由夢の打順。
クリスマスパーティーを誰と回るのか?義之に探りを入れるレベルを通り越して明らかに誘っているのだが、鈍感義之とツンデレ逆ギレ由夢では噛み合わない。
初音島に起こる事件のニュースに敏感な音姫だが、回想シーンでは義之も音姫も魔法使いのようだから、枯れない桜が起こす事件の予兆を感じているのだろう。さくらももちろん感じているようだ。
この第2期では枯れない桜と魔法をベースに、音姫と由夢の姉妹と義之の運命を軸に話が回るのだろうか。この初音島という閉鎖された空間で、また枯れない桜の「奇跡」に救われるのだろうか。
音姫の「私は正義の魔法使いなの」が示す意味は次回の事件で明かされるのか?
「正義」を振りかざすとロクなことにならないが大丈夫だろうか。それが原因で事件になり、話に起伏をつけることにもなるかも。
音姫とさくらとの関係も詳しく明かされていないが、D.C.シリーズは朝倉姉妹を表のヒロインとしているけれど、物語のカギを握り、その秘密を守る真のヒロインはさくらだろう。
杏エピソードを入れながらも、比較的前倒し気味な展開でテンポ良く進んでいる。
脚本:あみやまさはる、絵コンテ:及川啓、演出:鈴野貴一
制作は井荻のスタジオガッツのグロス回。






