赤城の土地神、六瓢編の締めくくり「我が家のお稲荷さま。」第10話。
両手パペットの偽六瓢は透をダシに、天狐空幻をなかば騙して本物の六瓢を困らせようと企む。
本物の方も天狐空幻と恵比寿をダシに街中でひと騒ぎで偽の六瓢をおびき出そうと、どちらも他人の土地(鈴ノ瀬)で勝手なものである。
本物の六瓢はサカサエンが盗まれたとの噂で北海道から戻ったのだが、偽六瓢は不在の間の代行で赤城の土地を六瓢の名のもとに納めていたと言う事。その体は作り物の人形で、きちんとした手がなかったからパペットをはめ、真夏でもコートにマフラーで体を隠していた訳だ。
サカサエンを巡る一連の事件は、本物の六瓢を見返したい・認めてもらいたい・褒めてもらいたいとの想いが憎悪入り混じった感情で引き起こした自作自演で、動機としてはわかる。しかし年端も逝かぬ子供のわがままのような説明に納得したと言うことは、本物の六瓢は親のような気持ちで聞き入れたと言うことだろうか。本物の両手を作り与えた事からも察せられる。
役者が達者だから本物の六瓢と偽者の六瓢の微妙なキャラの違いの演じ分けも出来ていたけれど、この駄々ッ子の説明を偽六瓢のセリフで語らせる以外にも、アニメとしての表現は有ったのではないか。原作のセリフをなぞっただけかもしれないが、シナリオに工夫が欲しかった。
裏パートの花火大会は、酔っ払ったコウが胸をはだけて奮闘中。気が緩むと龍神が逃げ出してしまうらしい。
鼻緒が切れた美咲は昇とのフラグ消滅か?たくましそうだから、また湧いて出てきそうだけども。
はた迷惑な騒動の結果、透はサカサエンを手に入れた。今後も邪鬼から守るアイテムを手に入れる、ご町内ハートフルアドベンチャーアニメでも良いかもしれない。
