2008年09月05日 アニメレビューCrossChannel.jp

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ひだまりスケッチ×365 第10話「6月8日 まーるニンジン」

「ひだまりスケッチ×365」第10話は、第1期の第11話「4月28日 まーるキャベツ」に似たサブタイだが、あの時は宮子のキャベツ1個の弁当を指していたが、今度はゆのの母が作るキンピラのニンジンがなぜか丸いこと。
時系列だと第3話の「5月27日 狛モンスター」の後で、第1期の第3話「6月17日 またはインド人」の前のお話。

ゆのたちの授業は粘土の造型。吉野屋先生以外の教師はいないのだろうか。
各自、持参した靴をモデルに制作に取り掛かる。
メインはゆのの両親の来襲。横浜に遊びに行った帰りに、ひだまり荘を始めて訪れた。大家さんに手土産持って挨拶する光景や、部屋に落ちる髪の毛や造型の男物の靴に過敏な父親の様子は滑稽さと共に、親のありがたみも感じさせてくれる。
男と間違えられた沙英は不憫だけどね。
幼稚園の頃にゆのが贈った「かたたたきけん」をわざわざ持ってきて、権利行使しようとする父親もありがちで笑える。
母親はキンピラを料理して置いて行くが、そのニンジンがなぜか輪切りなことが他のひだまりメンバーの疑問。そんな地方もあるのだろうか。

「ひとりを除いて、みんな良い人たち」と、帰っていた両親だが、その一人とは吉野屋先生か。
ひだまり荘で進行しているドラマの裏で、しっかりと「変な先生」の仕事を怠ってませんでした…
そのくらい熱心に書類整理もしていれば良いのに。
二つのエピソードをまとめたが、造型の授業パートが弱くてバランスが少し悪いかな。
校長を間に入れた沙英と夏目のシーンは、夏目のテレ具合がなかなか良かったけれども、もう少し尺をとっても良かった気がする。若しくは1話2本立てで、組み立てるか。

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ストライクウィッチーズ 第10話「信じてほしい」

ミーナ隊長は、お肌の皺と胃潰瘍に気をつけないといけないと思う「ストライクウィッチーズ」第10話。頑固者の魔眼女と宮藤の扶桑魔女コンビには手を焼いているご様子。
軍上層部からの圧力と言い、ミーナ隊長、どうりで年の割に老けて、いや落ち着いて見えるわけだ。
海を隔てたリベリオンやアルプス山脈が盾となるロマーニャ出身の二人など、本国が戦場になっていない隊員は、この情勢にも楽観的に描かれている。
宮藤が人型ネウロイに感じる親近感にこだわり、力説するのを受け止める態度にも、それぞれの立ち位置が表れて、混成部隊らしさがうかがえる。
ネウロイにより国が焦土と化したカールスラント3人組は、地位を別としても宮藤の話には厳しいし、「いらん子中隊」シリーズでは最前線のスオムスやオラーシャ出身者も懐疑的だ。
出身に関係なく、ペリーヌは坂本を巡る個人的感情から宮藤に厳しい様子が表現されていて、ペリーヌのキャラが生きている。

今話はドラマとして良く出来ていて、詰め込み気味な脚本がかえって失速感を与えず、西本由紀夫の演出が細かいところに行き届いている。その反面というか流れの中では戦闘シーンは控えめ。
墜落した坂本の救護から回復まで、宮藤の独断専行の軍規違反への懲罰、宮藤の脱走、ネウロイの巣、新型機出現から引きのマロニー登場まで各エピソードをつなぐが、その間の隊員同士の機微が面白く、むしろ見るべきはそちらかもしれない。

いままでペリーヌ回といえるものはなかったが、坂本と宮藤との関係を軸に活躍した。今回は意識不明の坂本を巡り宮藤へ平手打ちする感情の高まりから始まって、心拍数低下の危機に治癒魔法をかける宮藤の自信のなさへ入れる喝、坂本の回復に伴い変化する表情に名バイプレーヤーキャラだと再認識させられる。坂本から頭を撫でられるペリーヌは、この作品のショートシナリオでのペリーヌエンドを迎えた感じだ。
宮藤との私的決闘が不問なのは謎だが、忘れた頃にミーナ隊長の般若の怒りを喰らうと予想。
大人の頭を撫でる行為に、他国の視聴者はどのように感じるか興味がある。

独断専行の宮藤へは軍法会議ではなく、ミーナから禁固10日の命令。
なぜか直後に宮藤を慰める入浴展開になるが、宮藤を待って風呂に誘ったリーネのひとり指先遊びのしぐさが可愛らしい。
テレ玉では大量の湯気で、体の輪郭すら怪しい入浴シーン。エーリカが襲う「色よし張りよしのバルクホルン」が楽しみだったのに…あの第7話予告のエーリカの怪しい歌の秘密が明かされるところなんだが、東京MXに期待するかDVDで霧が晴れることを待とう。霧の下では高村監督渾身の乳首修正が行われているはず。
カールスラント組が風呂に入っているのは珍しい。エーリカはズボン無くしていないだろうか。
エイラの胸を舐めそうなサーニャのシャボンタイムは、公式予告動画では上手いこと切り出していたのがわかる。番組内の予告以外にも、この公式予告動画をDVDに収録してくれないだろうか。
深刻になりかけたところは、ルッキーニのおっぱい襲撃で丸く納めた。ルッキーニも動かしてナンボのキャラだから、彼女らしい活躍をさせることが出来た。

禁固中の宮藤をリーネが脱走幇助。いままで同じ隊の友だち止まりだが、意を決して宮藤と真の戦友になるべく同行を求めるけれども、頑として拒む宮藤。
ここでリーネは挫けて投げやりになる事はなく、宮藤と抱き合い「早く帰ってきてね」と一瞬にして正妻の位置に滑り込んだ手際は見事。
この脱走劇もミーナ隊長にはバレバレで、追撃命令は出るはリーネは身代わり(嬉しそう)に禁固刑になるは、司令部から撃墜指令は来るは、ペリーヌじゃないが大騒ぎ。

坂本を治癒する宮藤に対し、リーネは友だちポジションでトゥルーデ(バルクホルン)は姉の視線でいるのが興味深い。もう各隊員のポジションは確立したと言っていいだろう。これがこのシリーズでの「おっぱい星人」宮藤の戦果。
ミーナ=母親、坂本=上司、バルクホルン=姉、リーネ=本妻、ペリーヌ=お局様、シャーリー=外人、ルッキーニ=ペット、エーリカ=遠い従姉妹、サーニャ=義理の妹(非公認)、エイラ=妹の彼氏。

さて、宮藤がこだわるネウロイの親近感を確かめるための脱走劇。
撃墜命令が出されたとも知らず、人型ネウロイに導かれて大陸方面の上空に浮かぶネウロイの巣の中へ。ラピュタの竜の巣を連想させるが、冷蔵庫の裏に黒いものがゴソゴソ動く巣じゃなくて良かった。
その中で見せた映像から、ネウロイが何を伝えたかったか。急接近する無人機のような高速戦闘機。ビックバイパーかバルキリーかブラスレイターのパラディンに見えなくもないが、そこが問題ではなく、この機体はネウロイと似た戦い方をして、当のネウロイを圧倒。
むかし墜落したネウロイのコアを利用して、東方不敗の人が作り上げたのかもしれない。ウィッチーズへの予算削減の伏線は、新型機の開発へと伏線がつながっていたのだろう。マロリーの目的はわからないが、ひょっとして宮藤父は死んだ事にされて、この開発をしたのかも。

脱走した宮藤を引き連れて帰投したミーナたちに向けられるマロリーたちの銃口と着陸した新型機。
このあたりの陰謀パートは次回で片付けて、最終話の大団円へとつないで欲しいところだ。
次回予告では、隊の解散の印象があるけれども、事情を察知した坂本がペリーヌに手伝わせて、乾坤一擲の逆転劇でも見せてくれるだろう。暗いハンガー内で「上手くはいりますか?」「もうちょっと奥まで」と挿入シーンまで見せてくれた二人だから、次回も期待せずにはいられない。

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