第3期の締めは、ルイズが失った魔力をヤキモチパワーで回復。
才人にキスしたタバサの計略だが、タバサも半分以上は本気だから今後に火種を残した。才人を「イーヴァルディの勇者」になぞらえて、感謝と今後の忠誠を誓うタバサだが、もう少し孤高を貫いて欲しかったと残念に思う。あれだけ才人にご執心だったキュルケはジャン(コルベール先生)に首っ丈だし、ティファニアはまだ初心なままなので積極的に才人に絡むことはないだろう。
でもルイズにタバサ、シエスタにアンリエッタと、この先の才人ハーレムは見たくないなあ。
タバサのデレとルイズの嫉妬を最終話のシリアスな流れで見せて欲しくなかった。学園編でのコミカルな話ならば納得も行くのだが、ヨルムンガントを前にして、そんな意地の張り合いはないだろう。演出意図はわかるけれども、大詰めのモタモタはスッキリしない。
第5話でシルフィードに餌をやったお礼に女風呂覗きの才人を庇ったところでタバサのフラグが立っていたが、才人を襲う際に躊躇し失敗した事、囚われの後に「イーヴァルディの勇者」と才人を重ねる事くらいのエピソードしかないから、デレが急すぎると感じる。
無口なタバサを掘り下げると同時にイルククゥのキャラももっと立てるのなら、原作の「タバサの冒険」に尺を少しでも割いておいて欲しかったと、恨み節。
そのイルククゥも出ただけで、もう少し何とかならなかったものか。
さらにティファニアも話の本線にはほとんど絡まず、冒頭のエルフ騒動とおっぱいで耳目を引いただけ。トリステインに来る前のフーケや村での様子が全カットされたのが惜しい。
虚無の使い手ルイズを取り逃がしても、ジョゼフもシェフィールドも悔しさは少なそう。ロマリア侵攻へ矛先を変えるのだろう。
最終話の絵は良かったけど、第4期を前提としたまとめ方で消化不良。
そりゃ第2期の紅優監督のオリジナリティあふれる構成と設定に比べればマシかもしれないけれど、その反動か第3期は尖ったところが何もないのが残念。
ルイズもデレ始めて丸くなっちゃったから、キャラメインで話を引っ張るのは厳しいと思う。ならば設定とシナリオを練りこまないといけないと思うけれど、原作べったりではなくアニメならではの見せ方をして欲しい。







