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2008年10月03日の記事一覧
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CLANNAD ~AFTER STORY~ 第1話「夏の終わりのサヨナラ」

分割シリーズの第2期目ともいえる「CLANNAD ~AFTER STORY~」第1話は、中断もなかったかのように淡々と始まる。制作的にはまったく同じシリーズで作って、区切りなど意識した事はないのだろう。
その証拠に何のキャラや設定の説明なく、第1話にいきなり草野球ルートを持って来た。
風子が加わらないのに古河ベイカーズの勝利で終えたのは原作ゲームと違っていた気がするのだが、それはさておき芳野オン・ステージが光っている。
風子を除きほぼ全キャラ登場の華やかさとゲームの勝利も、ひょっとしてこの第1話がこのシリーズでの最大の明るさを見せる回であることも予感される。前期から通すと、シリーズの転換点に当たる。古河家での祝勝会の賑やかさに潜む翳りも感じさせて複雑でもある。

アバンの朋也の夢は、この~AFTER STORY~での伏線の核でもあるし、シリーズ全体の「救済の物語」へとつながる。
素人寄せ集めのチームで勝利にこだわる秋生さんと「街」へのこだわり。そんなことは知らずに、各々が持てる力で努力するメンバーたち。
この1話の草野球だけ見ると薄い内容かもしれないのだが、長いシリーズを見つづけた者にのみ意味がある回。これは一見さんお断りに近いが、それでも良いのだろう。
朋也や渚が得た「友達の絆」の話は、これで卒業なのかもしれない。
今後、いつの時点からかわからないが、登場キャラは引き算のように減って行くだろう。そして話は「家族の絆」に煮詰まって行く。

この第1話は「TBSアニメフェスタ2008」で16:9のスクリーンで見ているが、地上波のサイドカットだと物足りない。
記念すべき再開第1話で賑やかなお話なのに、なぜか悲さがこみ上げてきて湿っぽい感想になってしまうのは、原作ゲームをクリアしてしまっているからだろう。
物語の最後までレビューする予定でいる。

TVアニメーション CLANNAD ビジュアルファンブック 第1期の復習にTVアニメーション CLANNAD ビジュアルファンブック

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ロザリオとバンパイア CAPU2 第1話「再会とバンパイア」

第1期見ていれば何の違和感もなく始まった感じの「ロザリオとバンパイア CAPU2」
劇伴も変わらないしお約束展開も同じで、実質2クール目と言っても良いだろう。
2年生に進級した月音とそのハーレムが、ますますパワーアップする事は間違いないだろうし、前期は反対勢力として生徒会を充てたが、今回は萌香の妹の心愛(ここあ)を持ってきて話を膨らませる。単純な悪の組織風の生徒会には勝てたが、萌香の内憂となりかねない心愛は手ごわい相手。まだわからないが、姉妹の確執から妹の変心・篭絡・ハーレム入りまでを上手く展開できれば、第2期目の成功だと言える。

その第1話は新年度の陽海学園でハーレムメンバーの再会、萌香も知らなかった心愛の入学でテンポ良く構成。第1話のご祝儀なのか、パンチラインフレーション。素材の質感やクロッチ、レースの描き込みなど、第1期よりも細密な気がする。この辺はさすがパンツ監督稲垣隆行。
しかしキャラのデフォルメが多くなったのは良いとは思えない。手っ取り早くシーンにインパクトを与えたり、心理描写の変化やシーンのオチに使うのは良いが、安易に使うと安っぽくなる。

下級生たちからの絶大な人気を集めるヒロインたち。
ファンレターの山だが、それとは別に萌香には執拗な脅迫状の山。
心愛の姉への殺害予告とその執拗さは、みぞれのストーキングなど可愛く見えるほど。
新キャラ心愛を演じるのは斎藤千和。
一同再会と新キャラ紹介の、まだまだ小手調べの第1話。

GONZO制作だが、実質の制作拠点が童夢に変わったことが影響を与えているだろうか。制作スタッフは「みなみけ」メンバーが多い。そう書くと安心だが、太田雅彦コンテ・演出を書き足すと「キャベツ」スタッフになるから無気味だ。
稲垣監督は「こはるびより」のスタジオも童夢だったからやりやすいのだろう。
GONZOでは作らずに、このまま童夢に丸投げなのか、童夢がさらに外注に投げないか、第1話早々から引きのシーンではキャラ修が甘いから、やや心配ではある。
第1話ではエンディングに持ってきたオープニングアニメーション。キャラが良く動いているけれども、コンテとしては凡庸。

TricksterロザリオとバンパイアCapu2 キャラクターソング1ロザリオとバンパイアCapu2 キャラクターソング2ロザリオとバンパイアCapu2 キャラクターソング3ロザリオとバンパイアCapu2 キャラクターソング4

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屍姫 赫 第1話「死が舞う」

AT-Xでは視聴年齢制限がついていたようだが、それは青少年及ぼす劣情ではなくグロテスクな描写への配慮だろう。でも、このくらいであれば地上波放送でも問題が少なそうに思える「屍姫 赫」第1話の感想など…

原作コミックは知らないので、相変わらずぶっつけ本番のインプレッション。事前の期待は貞方希久子のキャラデだけ。
全体のトーンは暗く、夜と闇を描く場面が続く。その中で寺の本堂の蝋燭の揺れる炎の下、「死んでいる」ヒロイン星村眞姫那(ほしむらまきな)の傷ついた肉体。死体だから無機質なタッチで描く狙いはわかるものの、「さっきまで生きていた」余韻と肌の艶めかしさ、そこにつけられた傷のむごさを強調しても良いのではないかと思う。そこまですると地上波では無理かな。
死体描写にさえ期待を持ってしまうのは、すでに私も死体に魅入られているのだろうか。

その死なない「屍姫」眞姫那と何らかの契約状態にあるのは寺の和尚、田神景世。他の僧たちも同じ目的を持ったものらしい。
その寺の経営なのか福祉施設にいた花神旺里が主人公のようで、施設を出て一人暮らしを始めるところに、「死んでいる」眞姫那との出会いが待っていた。彼も何らかの能力で死者と交わる力を有するようだ。
事件は「ハーレム犯」が引き起こす美女殺害事件。その犯人も死なない。
その屍退治の役目が眞姫那。寺は屍退治の組織の一部、隠れ蓑のようだ。

事件そのものはデスノート風の怪物退治で陳腐な展開だが、戦闘シーンでは見紛う事なくガイナックスと思わせるの眞姫那のカットが続く。しかし貞方キャラデで、このタッチだとジブリアニメにも見えてしまう不思議な感じだ。
このバトルシーンがあるのなら、それだけで「屍姫 赫」を見続けるモチベーションになる事は確かだ。
無事に屍退治を終えた後の眞姫那のシャワーシーンはオマケだね。AT-Xだからといって何かが見えるわけでもない。相手に敗れた眞姫那のボロボロになったセーラー服も、大事な部分の布だけは残っている。勝っても負けてもお色気なし。

眞姫那役の秋山奈々も旺里役の羽染達也も演技は残念賞。
アニメ声優演技に馴染んでいないが、これから伸びるのかわからないが、素人くささを狙って起用したとしても、今はキャラに負けてる。
そこそこの実力キャストを他に揃えているから、作品全体でレベルが揃えば良いとは思うが、眞姫那には屍なりの感情の起伏・抑揚が求められるのだが、「棒」ではいけない。

Beautiful fighter 初回限定盤
屍姫 赫 サウンドトラック

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