山本寛監督復帰作でシリーズ構成が倉田英之と、かねてから注目を集める「かんなぎ」の第1話。
オープニングは戸松遥の「motto☆派手にね!」に、ナギ様ライブステージのコンテが乗っかる。細かな振り付けもよく動いていて、山本監督のアイドル好きが伝わってくる。
初回は主人公とナギの出会いに絞って描かれていて、サブキャラの出番はない。全てを知っているかのような、ウブな少女のような両面を見せてくれるナギの動きを楽しむのに良い構成だ。
リアル調のハーモニー処理、デフォルメキャラを時折入れてアクセントにしているが、戸松遥の演技だけでも十分引っ張れるんじゃないかと思う。ナギの女の子らしいしゃべり方と神様の古風な口調と威厳つけた態度の使い分けのギャップも出来ていると思う。なにせ主演デビューがコーティ役だったから…
主人公御厨仁の小さい頃の記憶をアバンに、その後のシーンで神木が切られた神社での祓いの後に仁とナギとの改めての自己紹介と握手。時間と空間を超えた再会の演出が心地良い。
神社の依り代を失い、仁の木彫に顕現したナギは結果として仁の家に居候。
仁が突然の神様の降臨を受け入れすぎているようにも見え、戸惑いと畏怖が足りない感じ。ナギを生身の女の子として興味対象にする描写が多いが、もう少し控えても良いと思う。
他のキャラクターも出てくれば、仁とナギとの関係にとどまらず、話も動き出すだろう。
仁に電話をかけてきた幼なじみのつぐみとの一悶着はありそうだ。
脚本:倉田英之、絵コンテ・演出:山本寛、作監:門脇聡。本編原画に吉岡忍や田中宏紀ら。







