有紀寧ぇ編の多分前編なのだが、原作ゲームを知らない場合は今回だけだとわかりづらいだろうと思う。前の美佐枝さん編にしても完全なサブヒロインだから、シリーズの中にポンッと投下されると少し浮いてしまうかな。前後編をバラしてレビューすると説明不足になりそうな気がするので、今回は表面上の出来事だけ書いてみる。
学校の資料室。コーヒーやピラフも出てくる不思議空間。そこに棲息する有紀寧ぇ。静かな空間のようでいて千客万来。朋也たちもその例に漏れないが、あくまでも脇役。
いちおう伏線は張っていたが、ほんのわずかだったので突然の不良チームの登場には戸惑うかもしれない。この町で対立する二つの不良グループのいずれもが慕うのが有紀寧ぇ。
一方のグループのリーダーが有紀寧ぇの兄・和人であり尊敬されているとの説明をしているだけで、シナリオはそれを追って構成しているに過ぎない。大きな伏線はないけれども、今話で見せた細かなエピソードの数々や有紀寧ぇの表情や振舞いも含め、次回で一気に回収されるだろう。なぜ有紀寧ぇが今そのようにいられるのか、その時にわかることになる。
家での姉を探しに乗り込んできたシスコン、確か名前は勇。姉は和人のグループがたむろするスナックで働いていた。
弱者に強い春原が和人の名前を語り不良たちにバレるオチは想像どおりだが、和人は「入院中」だというメンバーたち、和人を名乗る春原を闇討ちにしようと狙う対抗グループ、それぞれの秘密と思惑も伏線としてつないだ。夜回り中の智代がラストでからんだ伏線も次回に回収される。
「CLANNAD ~AFTER STORY~」第7話は丸1話が設定説明と伏線展開なので、レビューはネタバレしない程度にとどめておく。
渚と有紀寧ぇのカラオケシーンは絵だけじゃ淋しいから歌って欲しかったが、劇中歌などセールスするつもりがないのがCLANNADらしい。原作尊重で欲がないかもしれないが、アニメならではの楽曲展開もあっても良いところだろう。



