この第7話から新章に入った「とある魔術の禁書目録」。
ステイルの振る舞いの伏線を前話の最後で張ったが、まだ細かな設定が続く。
まずメインはディープブラッドと呼ばれる力と、それを持つであろう巫女姿の姫神秋沙(ひめがみあいさ)の秘密。アバンでは山村に死者の山を作っていた。その秋沙を捕らえている三沢塾の狙いがどこにあるのか、これから語られてゆくことになるのだろう。三沢塾を探るステイルの特攻計画もネセサリウスの意志か単独行動かも、いまのところは怪しい。
もう一つの軸は、2週間以上前の記憶を失った当麻がインデックスからもステイルからも気づかれないように自分を演じてゆく、その戸惑いと心の軋轢に耐え立ち向かうかを描くこと。ここは相対するキャラを細かく使って演じさせて欲しいところだが、力業のイマジンブレーカー一発で乗り越えて欲しくないように思う。
少し心配なのはサブキャラがそれほど多くない割には、全く絡んでこないシナリオが多いことだ。小説ではそれで良いかもしれないが、早々に顔見せをさせているキャラ、例えば美琴などを動かせないのは惜しいと思う。次章以降にメインがあるのだろうが、伏線らしい伏線が立っていないのが無駄遣いに感じる。一方で老朽アパートの部屋を破壊された小萌先生へのフォローが相変わらず無いのは怪しからん。補償と謝罪を!
なにげに学生寮にイノケンティウスのルーンを張りまくっているステイルが可愛いが、男ツンデレキャラか?でも、事件現場にいながら当麻の記憶が無いことに気づかないのも変だが、「気づいていること」を当麻に隠しているのだろうか。
