アニメレビューCrossChannel.jp

アニメのレビュー・感想中心に、アニメ業界の批評もしたり、ゲームレビューしたりしています

   
2008年12月21日の記事一覧
  • « PREV
  •  | HOME | 
  • NEXT »

屍姫 赫 第12話「夜明け」

大詰めになってようやく制作の本気を見た「屍姫 赫」第12話。
瀕死の景世と契約が切れかけ力を失い、まるで少女のような気弱な表情を見せるマキナと、景世の頼みでオーリと再契約した後の七星を倒す狂気を含みながらも凛として涼やかなNewマキナの表情のコントラストが素晴らしい。ひょっとして、この作品で初めて褒めたかもしれない。

他の屍姫たちを足止めして、その隙に景世とマキナを倒そうとする赤紗と七星のコワク。
操られ景世を刺すオーリ。景世の死に至る間際のドラマの中でオーリへの引き継ぎを描く。シナリオとしては単調だが、久しぶりに気合いの入った戦闘パートと、丁寧に膨らませた演出が光っている。
「屍としてでも生きていてくれたら」と一瞬願いながらも、景世の希望通り笑って見送るマキナを映すパートは良かった。
最悪の16歳の誕生日の朝を迎えたオーリだが、景世の死のあと自立に至るまでの過程は次のクールに譲られるのだろう。そしてマキナとの関係も契約僧の立場として、違ったドラマを見せることだろう。
景世が作りおいていたシチュー鍋はオーリでなくとも涙を誘う。

Aパート途中で特徴に気づいたが、特徴的な切り返しと高さと広さを感じさせるコンテは佐伯昭志。演出も佐伯昭志だから、今回の出来栄えは彼のファンとして嬉しい。
アクションシーンで揺れ・うねる動きは作監の平田雄三、久保田誓。
原画にも柴田由香や山口智の名も見え、ようやくガイナックスの本気が見えて来た。いまさらではあるけれど、2クール目の「屍姫 玄」に少しだけ期待が持てる。まずは次回、最終話を無事に締めて欲しいところだ。

拍手

PR
 RSSリーダーで購読する

とある魔術の禁書目録 第12話「絶対能力(レベル6)」

御坂美琴編になってからはモブキャラ同然のインデックスと姫神秋沙。かろうじての役回りは、超能力をシュレーディンガーの猫に例えての小萌先生の講義の相手役。焼肉しながらだけど、先週から。
そんな「とある魔術の禁書目録」の第12話だが、つかみ所のない展開が続く。
美琴の2万人のクローンを作り出し、それを殺すことでアクセラレータがレベル6になるとのこと。
軍用クローンと言うことはアクセラレータの能力向上を利用する勢力があるのか。

難しい話ではないと思うのだが、原作を読んでいないとフィルムから得られる物で判断するしかない。
美琴の回想から、彼女のシスターズを救おうという贖罪の念もわかるのだが、訴えてくるものがない。たとえ怒りや涙を彼女が見せようとも。おそらく彼女の苦悩を投影する対象が、特にこの話数にないことが理由かもしれない。説明セリフはたっぷりだし、尺も十分だが深みを感じない。
当麻が強力な主人公補正の無敵のディフェンス力で美琴の攻撃を受け止め、戦いたくない、戦わせたくないと踏ん張るものの、主人公の当麻では彼女を写す鏡になれない。

こういう時にこそ動かすべきなのがサブヒロインだが、リタイアしたかのような元ヒロインのインデックスと姫神秋沙はあのありさまだし、黒子の役回りも適当でない。
無機質な振る舞いを演じさせている御坂妹の中の一人でも、美琴と深い関わりを持つエピソードでもあれば良かったのに。

ということで、御坂攻めの当麻受けで、橋の上でだけで演じられた芝居が終わった。当麻の制止に少しは心動かされたのだろうか、美琴。
とある魔術の禁書目録 第1巻 (初回限定版) [DVD]とある魔術の禁書目録 第2巻 (初回限定版) [DVD]「とある魔術の禁書目録」新OPテーマ(初回限定盤)(DVD付)/川田まみとある魔術の禁書目録 御坂美琴&ミサカ2体セット (1/8スケール塗装済み完成品)

拍手

 RSSリーダーで購読する

かんなぎ 第12話「ほんとうにエフェメラル」

いかにも自我の曖昧な神様、ナギ様のアイデンティティー探しの失踪か。一方の仁も自分の気持ちが整理できないまま、ナギの姿を追う。仁の視点で、事件を抱えた静かな日常が動く「かんなぎ」第12話。
仁を追うつぐみの視点が少し悲しげなのは、一人で抱え込んでいる仁、それ自体が悲しいからだろう。

神主もいない神薙神社の祭神は不明。氏子総代の家で聞き出せた情報も少ない。名を失い氏子からも忘れられた神ほど脆い存在はない。名を失う、名を奪われることは神にとっての死を意味する。かろうじて保たれているアイデンティティーは、自称「ナギ」であることと、この地の自称「産土神」であることだけ。
これは伏線なのかもしれないが、一見惚けているような老婆の曖昧な記憶が、ナギの存在の証明になるのだろうか。境内での首つりの話、助けてくれたという神薙様がナギなのだろう。
ナギ本人は覚えていなくとも、第1話で幼い仁の前に現れた神様が紛れもなくナギと同じ存在だと、仁の記憶が証明している。このあたりの伏線が最終話でクロスして、ナギの自我を取り戻すよすがになるのだろうか。

kannagi1201kannagi1202kannagi1203kannagi1204
神様の役目や存在理由については、細かいことはどうでもいいことだと、その点の認識はざんげちゃんも一致している。アイドルになることも、身を守る術に長けていることも、あいまいな存在を成り立たせるための必然なのだろう。武闘派とは思わなかったよ、ざんげちゃん。

kannagi1205kannagi1206kannagi1207kannagi1208kannagi1209
Bパートは仁のナギ探しを追う、やや重い展開。最終話前に自分の気持ちに整理が出来ず仁のダメっぽさを出してタメを作ったのは良い構成だ。この1話だけで評価しても無意味だろう。
何も話さずに水くさい仁を心配するつぐみに、仁の心が開かれる最終話に期待したい。大団円というよりも、それぞれの存在と正直な気持ちを確かめて、新しいスタートに立つエンドを迎えるのかもしれない。
エンドイラストは「よつばと!」のあずまきよひこ。
kannagi1210kannagi1211かんなぎ ざんげちゃん抱き枕カバーかんなぎ 3 【通常版】 [DVD]かんなぎ 3 【完全生産限定版】 [DVD]

拍手

 RSSリーダーで購読する

新着記事・カテゴリ

メニューバーをご利用ください
古いカテゴリーは順に表示されなくなりますので、お手数ですが記事検索をご利用ください

メールで アニメレビューCrossChannel.jp を購読する

記事検索

スポンサードリンク

プロフィール

・管理者:wataru
・好き:V1046-R MAHORO、HMX-12 マルチ、ぽんこつ、黒オーバーニーソ、メイド
・嫌い:「神回」という言葉、勝手に音楽が流れるサイト、ツイートで済む短文のレビュー
・リンクフリーですが、可能であればサイトTOPにリンクお願いします。相互リンクのお誘いは不精者のため辞退させていただいております
・利用状況の管理と広告表示等の目的でCookie及びWeb beaconを利用しています。Cookieの受入はブラウザの設定で選択が可能です
・商品紹介にはAmazonアソシエイトリンク他を利用しています
・当サイト管理者へのご連絡は webmaster★crosschannel.jpまで(★は1バイトのアットマークに置換して下さい)

Japanimate.com 新着ニュース

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

Recommend

ストライクウィッチーズ
ねこねこソフト
コットンソフト

Shop Link

アニメイトオンラインショップ TBS ishop ハピネット・オンラインセブンネットショッピング(旧セブンアンドワイ)
Copyright ©  -- アニメレビューCrossChannel.jp --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / ブログ  / [PR]車 保険 旅館
QLOOKアクセス解析

出会い