御坂美琴編になってからはモブキャラ同然のインデックスと姫神秋沙。かろうじての役回りは、超能力をシュレーディンガーの猫に例えての小萌先生の講義の相手役。焼肉しながらだけど、先週から。
そんな「とある魔術の禁書目録」の第12話だが、つかみ所のない展開が続く。
美琴の2万人のクローンを作り出し、それを殺すことでアクセラレータがレベル6になるとのこと。
軍用クローンと言うことはアクセラレータの能力向上を利用する勢力があるのか。
難しい話ではないと思うのだが、原作を読んでいないとフィルムから得られる物で判断するしかない。
美琴の回想から、彼女のシスターズを救おうという贖罪の念もわかるのだが、訴えてくるものがない。たとえ怒りや涙を彼女が見せようとも。おそらく彼女の苦悩を投影する対象が、特にこの話数にないことが理由かもしれない。説明セリフはたっぷりだし、尺も十分だが深みを感じない。
当麻が強力な主人公補正の無敵のディフェンス力で美琴の攻撃を受け止め、戦いたくない、戦わせたくないと踏ん張るものの、主人公の当麻では彼女を写す鏡になれない。
こういう時にこそ動かすべきなのがサブヒロインだが、リタイアしたかのような元ヒロインのインデックスと姫神秋沙はあのありさまだし、黒子の役回りも適当でない。
無機質な振る舞いを演じさせている御坂妹の中の一人でも、美琴と深い関わりを持つエピソードでもあれば良かったのに。
ということで、御坂攻めの当麻受けで、橋の上でだけで演じられた芝居が終わった。当麻の制止に少しは心動かされたのだろうか、美琴。
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