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2009年03月29日の記事一覧
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「神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS」放送開始直前 先行上映会スペシャルイベント

2009年3月29日、ポニーキャニオンイベントスペースにて。

・イベントステージ
eufoniusのライブステージは、オープニング曲「phosphorus」。
前作よりもスピード感を増し、エネルギッシュな曲作りを心がけたと菊地創。タイトルの意味はギリシャ語で「光を運ぶもの」。コーティとフォロンの関係を詞に込めたとriya。間奏のriya語も健在。
コーティカルテ役の戸松遥とシークレットゲストでダンティスト役の浅沼晋太郎で、見どころなどをフリートーク。神谷浩史のこぼれ話や、アフレコ現場の様子などを語っていた。
エンディング曲「こいのうた」を戸松遥のライブで。レコーディングは随分前に終わっているようだが、優しく恋している感じを歌に込めたいと語っていた。

・先行上映の第1話、感想

TAF2007のポニキャンブースのイベントで、まだ高校生の戸松遥を見てから2年だが、確実に演技は良くなっている。コーティ(大)とコーティ(小)の演技分けや、重々しいシーンからコミカルなシーンなど変化が大きい役なのだが、成長の跡がうかがえる。
キネティックノベルや小説版クリムゾンSを知っている人ならば、ほぼ原作をなぞっているので理解に苦しむシナリオはない。前期を知らない視聴者でも悩む構成ではない。まっさらな状態で見た方がよいかも知れない。
前期で少し描かれていたが、フォロンがトルバス神曲学院に入学する12年前の孤児院時代、彼の歌に惹かれたコーティカルテとの出会いから始まる。
約束から12年の後、神曲学院での再びのコーティとの出会い、コミカルなカットも挟みながらイントロ的な第1話だ。オープニング、エンディングはなかったが、アイキャッチはシルエット的な絵がついていた。
制作はディオメディアに変更されている。小原充のキャラデはキービジュアルでは薄い感じだったが、動くと悪くない。特にペルセとプリネの双子キャラは小原氏らしさが溢れている。
制作状況についてのコメントはなかったが、第1話を見る限りでは全く問題ない。当たり前のことだが劇伴もきちんとついているし、SEももちろん。珍妙な演出などはなく、きわめてオーソドックスにまとめたようだ。逆に言えば初見の視聴者にとっては第1話の掴みが弱い気がするのだが、それほど悲観的になることはないだろう。第1期とは別物だと思って良いだろう。
「人と関わるのは苦手だ」と、フォロン役の神谷浩史のモノローグで締める第1話だが、「夏目友人帳」を思い出したのは仕方あるまい。

phosphorus
『神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS』OPテーマ phosphorus (eufonius) 4/22発売
『神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS』OPテーマ こいのうた(初回生産限定盤)(DVD付) (戸松遥) 5/13発売
DVDリリース開始、第1巻 7/1発売予定、各巻2話収録、全6巻
「神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS」アニメ公式サイト

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WHITE ALBUM 第13話「器が傾いてるのに、気づかなかった?水はもう一滴も残ってなかったからね」

クリスマスイブのコンサート対決の模様と、冬弥とヒロインたちの新章への伏線を散りばめた「WHITE ALBUM」最終話の第13話。
アリーナをとられた理奈は、ライブハウスから幕間の移動で、映像中継だけのはずだったスタジアムのステージに立つサプライズで沸かせ、由綺は公会堂でのデビューコンサートを手堅く成功させる。
由綺のデビュー曲「WHITE ALBUM」に乗せ、各ステージの模様を描く前半だが、ステージ上の由綺の振りと表情に作画を集中していたからか、期待以上に動いていた。ジャズアレンジで大人しめの「WHITE ALBUM」も良かったが、動きの派手そうな理奈のステージと曲も見せて欲しいところだったが、これは次期のお楽しみだろうか。前話で冬弥からプライドを傷つけられた理奈が、何の迷いもなくコンサート本番のステージに立つところは、さすがプロといった姿を見せたのだろう。
桜団のアリーナコンサートも成功したようだが、本番前に神崎社長が心配していたゲストの松山めのうは間に合ったのだろうか?冬弥が公会堂前でぶつかった黒髪の女性が松山めのうだと思うのだが、「女神?」扱いしたからには次期に絡むのかもしれない。
コンサート勝負は、緒方プロの勝利のようだ。その結果が先の由綺や理奈の運命、ひょっとするとMMミュージック神崎社長の娘であるマナの運命も変えてゆく可能性も見えてきただろう。

コンサート終了後に楽屋で久しぶりに由綺と会った冬弥だが、ぎこちない。はるかや彰たちがコンサートに来てくれなかったことを嘆く由綺に、冬弥は返す言葉がない。コンサートが無事成功し、連絡解禁だと喜ぶ由綺だが、手紙事件や弥生さんとのことなど隠したままの冬弥は「今から始まる」とムシの良い期待を持つのだが、それもつかの間。
由綺からのプレゼントの留守番電話機を取り付けるまもなく、冬弥のアパートには女神たちが続々と訪れ、そして父親の悲劇の報も舞い込むことになるのだ。

冬弥の実家へ例に行く美咲さんに付き合う彰。車はガス欠でスタンドに。冬弥を引き合いにして、彰は美咲さんの他人行儀なよそよそしさを指摘するのだが、美咲さんを挟んで徐々に彰をイヤな奴に仕立てるシナリオの意図はどこにあるのか。田丸じゃないが、美咲さんの隠れた悪女の部分を炙り出すのか、冬弥を確執に巻き込む次期への伏線だと、ひとまずは置いておこう。
冬弥の実家で美咲さんが見つけたのは、倒れていた冬弥のオヤジなのだろうが、何日たっていたのだろうか?
冬弥への知らせが、再び始まりかけた由綺との「日常」を終わらせてしまうことになりそうだ。

弥生さんから送ってもらった冬弥に「ありがとうございました」と他人行儀に言わせているのは、彰が美咲さんに言う「冬弥にはそんなに他人行儀じゃなかった」への皮肉か。
積もりだした雪。そんな彼のアパートのドアの前ではマナが待ちくたびれて居眠り。自己弁護しながら冬弥へのプレゼントを渡すマナのカットは特徴的な画風。
寒さに震えるマナを部屋に引き入れて、冬弥はまだマナに対して特別な好意はないようだ。マナの側に少し意識が芽生えた段階。マフラーを頭からかぶるマナの様子は座敷童のようだ。
ご褒美を封じて去った冬弥を放っておく弥生さんでもなく、忘れ物を届けるのと同時に、マナが発熱している様子を悟ったのは、由綺のためにと冬弥に寄り来る女性を排除する職務感が半分だろう。

マナを弥生さんが送り、一人になった冬弥の部屋に訪れるはるか。
置いてあった傘や部屋の様子から誰かがいた気配を察して去るのだが、こんな時に限って冬弥が追いかける気になったのは虫の知らせか。
公園で見つけたはるかに言い訳を語る間もなく、彰から冬弥へ父親の異変の報が。

コンサート後に緒方が冬弥に言う「これからが大変だ、お互い」
歌の神に勝つために緒方と理奈の戦いが続いたが、今回のコンサートで由綺は、多くのファンばかりでなく、歌の神から愛された存在だったと言うことだろうか。
そんな神とすら恐くないと覚悟をしたかに見える冬弥だが、緒方が相手なら恐いことを見抜かれたようだ。少しわかりにくいやりとりだが、「自分が浮気の対象になるのは許さない」と緒方が評する由綺の場合は「好きになる時は本気」だと。「由綺は浮気は許すだろう」とは逆に言えば、それは由綺にとっては本気になり得ない相手だと。
緒方の言葉は、アイドルの道を歩み始めた由綺を巡って、冬弥への警告か挑発か。
様々な伏線を張り詰めたまま、半年後の第2期へ続く。
WHITE ALBUM キャラクターソング 1 森川由綺WHITE ALBUM キャラクターソング 2 緒方理奈WHITE ALBUM VOL.1 [Blu-ray]WHITE ALBUM VOL.1 [DVD]

追記:本番後の楽屋で冬弥と由綺の会話のすれ違いに言及するのを忘れてた。
「約束だから来た」という冬弥は約束しなければ来なかったつもりか。
「凄かった」と冬弥が言うのはステージの由綺ではなく、観客の数。
緒方に指摘されるまでもなく、冬弥の目は節穴。次期に重い伏線を張っている。

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アキカン! 第12話「輝く未来にカン杯!」(最終話)

終盤はシリアスなふりで王道展開に持ち込んだ「アキカン! 」の最終話、第12話。「缶結編」。
謎・最強・ミックスジュースのアキカンを敵役にして、アキカンエレクトの垣根を越えてメロン、エール、ぶど子の団結でメインを固めてから、最強のアキカンの救済まで欲張った最終話。
ただし尺の関係もあるし、コメディパートもおろそかに出来ないから深みはない。バトルシーンもテンプレートをつまみ食い的に見せてくれただけだ。
アキカンとオーナーの信頼の重さを最後に見せてくれたが、アキカンバトルは休戦中で、その先の方向性も見せないまま中途半端に終わった印象がある。「続きは原作を」ということだろう。

OVAが出るようだが、このタイミングでの発表は、単にテレビ放送未収録話を一話分だけ別売りにするのではないかと思わざるを得ない。お風呂回のようだが、テレビシリーズでの低クオリティでは納得が得られまい。
この作品にあまり多くを求めてはいけないが、カケルのヘンタイ性が徐々に薄まってきたのは残念だ。ハートフルに展開するより、スラップスティックな混沌が作風に似合っているし、作画も気になることも少なかったろう。

アキカン! 1(特装版) [DVD]アキカン! 1(通常版) [DVD]恋空リサイクリングTVアニメ「アキカン!」オリジナルサウンドトラック

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