2009年06月15日 アニメレビューCrossChannel.jp

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咲-Saki- 第11話「悪戯」

「咲-Saki-」第11話、県大会決勝は中堅戦。清澄は久の出番だが、キャプチャーが少ないのは気のせい。対局の外ではエトペン騒動で衣の活躍?シーンだが、会場に到着してからなかなかチームに合流できない。咲の出番は仮眠室で眠り続けるだけなのだが、今回は眠っている咲に和が悪戯する場外プレイのお話だと思わせるのはサブタイが悪い。
エトペン盗難騒動や、龍門渕の中堅で両手チェーンの国広一の中学時代のイカサマなどを全てひっくるめてのサブタイだろう。

乗り違えた電車でさらに寝過ごすマホは、出オチ担当になってしまっている。駅のホームは見たところ塩尻駅のようだ。応援する和の副将戦までに会場にたどり着けるのだろうか。
試合は久の中堅戦。悪い待ちスジ、地獄単騎(地獄待ち)がゲンが良いのだろうが、対戦者の想像の埒外の分が有利なのだろう。回想シーンでは、デジタル打ちの和には理解されない場面があるが、対局のスタイルは生き方と同じで様々。長いスパンで勝率を上げる展開では、高校生活最後の大会になる3年生の久には時間がないこともわかる。それぞれのスタイルを崩すことなく、チームのベクトルを全国大会出場に向けてゆく細密な仕掛けが施されている。スポ根でもなく、日常学園アニメでもない絶妙なポジションを確立したようだ。

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最下位に落ちた龍門渕。両手に枷をされた国広一もすり替えの誘惑を抑えて何とか挽回。中学大会の汚名返上となるか、後半戦の活躍にかかっている。前半戦終了までに風越が点を削られて、ほぼ横一線。すぐに泣き出す風越のキャプテンは、久の打ちスジを中堅に伝えていないことを悔いていたが、アドバイスは後半戦に生かされるだろうか。素人の次鋒が健闘した鶴賀は、鳴かず飛ばず。

会場入りしたものの、未だにチームに合流できないでいる天江衣。初めてのお使いのごとく、エトペンを和に届けようとするが、妨害されてぬいぐるみは壊れる。子供のように泣き出す衣だが、エトペンなしでは和も泣き出したくなるはず。
仮眠室で咲の寝顔に微笑む和だが、エトペンがいないことに気付いて会場内を探しに。副将戦を前にして、和にピンチが訪れるのだろうか。
小野監督の雑誌インタビューによると、県大会が終われば水着回が待っているそうなので楽しみに待ちたい。

咲-saki- 新オープニングテーマ bloooomin’(Little Non)
咲-saki- 新エンディングテーマ 四角い宇宙で待ってるよ (原村和,片岡優希,染谷まこ,竹井久,宮永咲)
咲-saki- ボーカルアルバム
saki1115saki1116咲-Saki- 1 初回限定版 [DVD]咲-Saki- 2 初回限定版 [DVD]Megami MAGAZINE (メガミマガジン) 2009年 07月号 [雑誌]咲 -saki- 麻雀牌 ver.2.0

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夏のあらし! 第11話「世界は二人のために」

「夏のあらし!」第11話。昭和20年3月10日の東京大空襲から間もない頃、ちょうど工場の休電日の演芸会が行われる日にタイムトリップした一とやよゐ。やよゐと加奈子の馴れ初め、幽霊として消えゆく運命を受け入れようとするやよゐと抗う加奈子のコントラストを描き、二人の伏線は一通り回収したのだろう。
コントラストの強い夏の光は使わず、何度となく繰り返す二人の夏の閉塞感を、回想シーンと共にセピアのトーンで統一している。

ラジオが告げる東京大空襲のニュース、市街地に艦載機が単機侵入しての機銃掃射など、市民生活にも戦況の悪化が感じられる構成になっている。その反面、商店街を歩く市民は一見平穏で、そこに見せるギャップは戦時下の市民生活の逞しさを映し出してもいる。
5月の横浜大空襲で市民生活が炎に呑まれることを知っているやよゐだけが、平静でいられない。
丘の上で過去を独白するかのようなやよゐだが、一のことを「兄さん?」と呼びかけた演出がわかりにくい。

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未来から来たやよゐが過去の加奈子を機銃掃射から身を挺して守ったことにより、育ちの違いから女学生のお嬢様たちを憎んでいた加奈子にもやよゐ気持ちは通じたようだ。演芸会でのやよゐのピアノ演奏を廊下からのぞく加奈子からの「ありがとう」と謝罪に、「心配かけてごめんね。それから、ありがとう」と切り返すやよゐの方が大人だ。そんな無垢なお嬢様に惚れてしまった、純情な少年のようだ。加奈子は。
夢中で加奈子を庇ったことで、無意識に歩くことが出来た加奈子。
現在からはグラサンと通じた加奈子がやよゐを迎えにタイムトリップしてきた。この先は運命を受け入れつつも次の夏を待ちながら二人静かに暮らすのだろうか。
ただ、横浜大空襲をどのように見せるのか?その時はあらしたちをどのようなポジションに置いて描くのか。それとも見せないで終えるのか、残り2話の興味はそこにある。

演芸会で「早春賦」を歌うのはあらしとカヤ。あの時代もセーラー服姿で、お嬢様然としながらも気取るところはない。Cパートではマスターや潤と共に、現代での小ネタ担当。
エンディングは加奈子が歌う「喝采」をバックにスペシャルバージョン。
堀江由衣が歌う「喝采」はタメとコブシが効かずに、単調だった。
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夏のあらし! キャラクターソングアルバム
夏のあらし! サウンドトラック

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