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2009年06月29日の記事一覧
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咲-Saki- 第13話「微熱」

剣道や柔道の団体戦に似た勝負形式で見せる麻雀大会。次々と登場する打ち手の個性が光っている「咲-Saki-」の第13話からは副将戦。対局室の外のホールに中継する映像に見入るサブキャラクターたちの熱気。アナウンサーの実況で盛り上がり、解説者の勝負どころやプレイヤーの心理の洞察などに深まる試合運びの様子。麻雀対局を狭い卓の周囲に止めることなく発散する構成が熱い。
その熱気は会場外の衣にさえ伝わり、衣が宿す狂気は会場内の咲の太ももを揺らし濡らす。
和の「のどっち」覚醒は透華をエクスタシーに誘い、魔法少女バトルの世界にまで視聴者を連れて行く。

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副将戦、前半のイメージリーダーは龍門渕透華。何もせずとも目立つお嬢様。正直、これまで茅原実里の演技に感心したことはないが、この透華役は新境地だろう。ツンデレでくくってしまうと簡単だが、強気の中にも人間くさく優しい面があるキャラクターを良く演じていると思う。
その透華も本当に何もさせてもらえなかった。和の覚醒に喜び、膝を震えさせるほどのエクスタシーを得るけれども、オーラス前で全員ヤキトリ。
和にしても地味な和了で点を稼ぎ、決して楽な展開ではない。それでも緊張の中に、チームを背負った責任感と咲に見守られていると思う興奮で体が紅潮。神がかった打ち方でネット麻雀の世界で知られた「のどっち」に変身を遂げる過程が見所だ。
風越の副将はモブに近いが、気配を消し映像的にモブにすらならない鶴賀の副将がオーラスの波乱になりそうだ。
大将戦に向けて龍門渕の天江衣のキャラ立てと伏線張りも目立ってきた。1話区切りでブツ切りな対局を並べるのではなく、半話から1話先くらいの伏線を多層に仕込んでいるから単調にならない。
衣の心の傷が「友だち」を求めるのだろうが、県大会決勝で卓を囲むもの同士は敵である宿命を悟っている姿が痛々しい。子供の外見と行動に対して大仰で古風な物言いのギャップには慣れてきたところだ。このギャップの理解こそが、天江衣に対する理解の鍵であり、攻略の鍵なのだろう。

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原作コミックの構成から大きく逸脱していないが、アニメーション特有のけれんみのある所作や特効、音響の仕事によりさらにリファインされている。まだ2クール途中ではあるが、コミック原作のアニメ化の良い見本だと感じる。正直なところGONZOのもう一本「シャングリ・ラ」は迷走していると思うが、5スタの本作は構成のみならず絵も破綻なく1クール突っ走ってきた。フィルムからは制作スタッフの勢いと意地を感じる。楽な制作であるはずはないが、そんなことをフィルムから感じさせない素晴らしい仕事だと思う。
第13話の絵コンテ・演出は池白博中。池畠博史の変名だが、いったいいくつ名前を持っていることか。第5話では池畠博中だった。
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咲-saki- 新オープニングテーマ bloooomin’(Little Non)
咲-saki- 新エンディングテーマ 四角い宇宙で待ってるよ (原村和,片岡優希,染谷まこ,竹井久,宮永咲)
咲-saki- ボーカルアルバム
咲-saki- ドラマCD vol.1
咲-Saki- 1 初回限定版 [DVD]咲-Saki- 2 初回限定版 [DVD]Megami MAGAZINE (メガミマガジン) 2009年 07月号 [雑誌]咲 -saki- 麻雀牌 ver.2.0咲-saki- 咲&和ビッグタオル

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夏のあらし! 第13話「プレイバックPart1」(最終話)

「夏のあらし!」第13話。本編は前回終わったところで、最終話はエピローグ。まさかの水着&コスプレ回。シチュエーションは無視して「やってしまえ」みたいなノリだ。オープニングでヒロインたちが影絵で取るポージングは、この回の本編のものだった。
第1話とこの最終話は番外編と考えるとわかりやすい。サブタイもペアになって、今回は苺爆弾騒動と展開も類似している。このペアをシリーズの初回と最終回に大きく振り分けて、タイムトリップ物語の既視感を効果的に使っている。
第1話の騒動のオチ、被害者はカヤ。今回は復讐に目覚めたカヤが策に溺れ、自らと潤、やよゐ、加奈子を巻き込む微妙にスケールアップした悲鳴オチがしっくりくる。
日常回のようなお話をシリーズ冒頭と最終に仕込む構成で、真ん中の本編ではタイムトリップの能力とそれが引き起こす問題を中心にキャラクター紹介をようやく終えた感じだった。この1クールでは横浜大空襲で時間の流れが一旦途絶えたあらしたちの過去の痛みを掘り下げるまでに至っていない。
2クール目は解決編とでもいうような展開になるのだと思うが、その中でも独特の演出は変わらないだろう。

当初は現代風ではないキービジュアルに違和感があったが、一は少し懐かしいタイプの中学生、あらしたち、特に加奈子のデザインは古臭くて当然と納得できる構成だった。現代っ子の潤や姫川ようこの造形がより目立って面白いキャラクターデザインだった。カヤはいつの時代でも目立ってしまうのが可哀相だが、特に戦時中の葛藤などはもう少し語られても良かったと思う。マスターの謎も不明のままだが、あれこれ食い散らかすよりはマシだと思う。伏線の回収と掘り下げは2期に期待したい。
シャフトx新房x大沼作品にしては衒いがなく、これ見よがしな押しの強さを上手く奥に秘めて昇華した演出が心地よかった。

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最終話のエンドカードは小林尽。
“I'll be back”の言葉そのままに、第2期は今秋放送決定。分割とはいえガンガン系原作で2期は珍しい気もするが、最近のスタチャ製作では多いパターン。
この2期も主な制作スタッフは変わらないと思うが、そうであれば大沼心・高山カツヒコが手がける「バカとテストと召喚獣」は来年の放送になるのだろうか。

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夏のあらし!VOL.1【初回限定版】 [DVD]
夏のあらし! キャラクターソングアルバム
夏のあらし! サウンドトラック

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