「ヨスガノソラ」第9話は奈緒編の最終話。奈緒編とは言うものの、共通ルートから分岐した「穹編の裏ルート」とでも呼ぶべき構成で、メインヒロインである奈緒にハイライトが当たるわけではない。孤独と不安、過去の事件がアンチヒロインにあたる穹に暗い影を落とし、その闇の深さとの対比で奈緒が浮かび上がっているに過ぎない。奈緒編ではありながらも穹の視点で奈緒を描き出している。
穹への罪悪感が住みつくなかで、奈緒の心にも穹の闇が侵食している。果たしてどのように過去の因縁を清算し二人が笑い合えるのか想像も、第9話の始まりだ。
