「破天荒遊戯」第3話は、よくあるサーカスと人さらいをモチーフに親子の絆とラゼルの過去をさわり部分だけ描く。話がもっと膨らむかと思ったが、全く膨らまずにサーカスの女座長とのバトルに終始し救いも無く終わってしまうのも、このシリーズらしくて良い(悪いか?)
子供の頃、手を離してしまったことを重荷として背負っているラゼルの描写から、彼女は森の中で捨てられたのだろうか?旅に出させたのは養父なのだろう。捨てられたのは魔女だから?
このあたりは追々フォローされるだろう。
街の雑踏で母と手を離した迷子ロマリオ。ラゼルたちが見つけ、お礼にサーカス見物に同行することに。
ラゼルとアルゼイドが探していたのがバロックヒートだろうが、そのサーカスのピエロとしてアルバイト中。
ロマリオは女座長から舞台に上がるように指名され、再び母の手を離すことに。籠抜け鳩への変身演技で、そのまま誘拐。
女座長は流産した息子を魔法の力を用いてなのか、人形から培養中。さらったロマリオの美しい手をパーツとして使う。
一人深夜のサーカスに乗り込んだラゼルの窮地は、お約束どおりにアルゼイドとバロックヒートが援護。ラゼルのツンデレ加減が程よい。衣装がマメに変わるのも良い感じ。
結局はロマリオは戻らず、探す母親の願いはさ迷い、亡き子を再生しようとしたサーカス座長は自ら培養した人形に絞め殺される。
人形を打ち倒したアルゼイドを止めに入るラゼルは、捨てられた幼い自らの過去を投影して庇ったのだろうが、その願いも叶わない。ファンタジーだけれども誰も救われない現実。
シリーズの尺があれば、もう少し後の話数に入れてくるようなお話だが、全10話だから急いでいる感じ。
中世欧州的なきらびやかだが、裏にまがまがしい気配を漂わせたサーカスの雰囲気は良く出ていた。
TVアニメ「破天荒遊戯」DVD 第1巻
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