ゆいの祖父が亡くなった原因は小日向家のせい、はやみを恨むもそれが原因。ゆいの家族も村の人々も不幸になった過去の原因は、金がないと患者を診てくれなかった医者の小日向家のせい。それで焼き討ちと村八分か。「赤ひげ」でないと医者にあらずと、唖然とさせられる設定が明かされるの「H2O ~FOOTPRINTS IN THE SAND~」第6話。
ゆいの当番回のようだけれど、彼女の持つ苦悩は幼い頃に刷り込まれた勘違いが原因だから掘り下げようもない。彼女の救済も月並みなものにしかならず、周囲から訳のわからないまま関係が修復しつつあるひなたとはやみの引き立て役にしかならないのが現実。
医者が尊ばれてると思える山村で焼き討ちされるほどに恨みを買う小日向家の描写が薄い。金の亡者なのか村人を利用するのか、その悪意が描かれていないから、ひなたにしてもゆいにしても和解に近づくための動機が弱すぎる。
村長を務める神楽家が、弘瀬家と近づきのし上がる野望でも対極で見せていればわからないでもないが、それも弱すぎる。
はやみの住む廃ゴンドラを訪ねたひなたの行動にも、過去の行為への葛藤が滲んでいても良いと思うのに無邪気なものだ。
音羽の言う「約束の人」、神楽家と「ひなた」「ほたる」の秘密など明かされないうちは曖昧な救済行為にモヤモヤするしかないのだろうが、もう既にシリーズは折り返し。終盤に向けて話を絞り盛り上げて行くには、少々構成がスカスカしている。消化したときには最終回だったなんて事になりそうだが、花田センセイ大丈夫だろうか。






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