欲望に正直で見栄と嫉妬の固まりの大きな赤ん坊だったのが美川キラメキ。彼の美意識の範疇から外れたのか、他の理由があるのか次回で明かされるだろうが文歌を生んですぐに別れた妻への憎しみを全ての大人の女性に向けているかのようなキラメキ。
残された分身である文歌への「芸術の時間」と称する虐待。オープニングや第1話に登場した裸体に書かれた文章の意味が初めて明かされる「シゴフミ」第8話。長い長い序章が終わり、ようやく文歌編の「ハジマリ」
ミカちゃんとフミちゃん、二人合わせて一人ひとり鬼ごっこ。人格分裂。
キラメキのボディライティングが高ずると、別れた妻を想い出すのか女の嘘・見栄・裏切りに興奮してガラスペンを文歌に突き刺す。学校へも行かされず、文歌は人格を二分することで虐待の苦しみから逃れる。病院で寝ているのはフミちゃん、配達人はミカちゃんの方。人格を殺しフミちゃんの回復を待つ事を選択したのがミカ。
中学には出してもらえることになった文歌だが、制服のその姿に「女」を感じ更に別れた妻の影を感じて文歌をペンで刺し続ける。裏の人格だったミカが覚醒しキラメキを撃つ回想。
穢れなき無垢な幼女の白い肌に着想を下書きするキラメキ。その狂った美意識の作家をキャラ立てるアイディアは悪くない。大人の嘘や裏切りを憎んでいるとの視点だけれども、「ロリコン」って言い切っても間違いではない。
再びミカはフミちゃんの仇をとるべくガラスペンでキラメキを刺そうとするが…
担当編集でもある春乃が仲裁にて「ダメなキラメキ」を働かせる事で解決させる。これにはファンとして次回作を読みたいと言う欲望も隠れている。
葛西春乃・夏香姉妹に妹の同級生で刑事の息子の要を加えた程度の狭い世界、フミカがフミちゃんを見守れる配達可能な狭い街でコンパクトに、しかし話は深く展開してゆく。
シリーズ中盤で尻上がりに良くなってきたとも言えるが、意図はわかるものの序盤の無駄回の脱線は評価しない。今話での佐藤竜雄のコンテと桜美かつしの演出は評価できる。
何かまた修正したらしいが、昨今の社会情勢とやらの関連が理解できないのだが、幼女虐待を描いているからか?
次回はキラメキがこんなになってしまった原因の別れた妻キレイとフミカの再会に温泉か水着回か?




PR
COMMENT