「破天荒遊戯」第9話は、国王の非嫡子ヴィンセントを護衛するソレスタ、彼が絡むアルゼイドとバロックヒートの過去の後編。
ヴィー(ヴィンセント)は嫡流が亡くなった為、次期国王の座を継承することになるらしい。
そのヴィンセントを担いで利用しようとするソレスタは、軍隊時代の戦場の魔力に取り憑かれたのか「あの頃に帰りたい、君といっしょに」とアルゼイドに告白するのだが、このプロセスを端折ったシナリオ運びは原作者の特徴なのか、敢えて女子向けを意識したのか理解できない。
アルゼイドとの仲を裂こうと狙われ、バロックヒートはソレスタに仕え、魔法もアルゼイドから禁じられて打つ手無しのラゼル。魔法に頼らずとも一人で生きてゆけるようにと深夜の森に置き去りにされた回想シーン、その父親の声は子安武人。
バロックヒートが二重に依頼を受けている、ソレスタ以外のもう一人はラゼル父と言うことか。
手錠をかけられ両手吊り放置プレイ状態のラゼル、関節外し技で自力で脱出するラゼルの決意の強さに寝返ったか、最初から予定の行動なのかバロックヒートもラゼルの側に立つのだが、このあたりも前後編の2話あれば、もう少し伏線を張っておいてくれるのが親切。
ラゼル父(セラティー度)登場、次回最終回で一気に種明かしの構成なのだが、どこまでまとめられるか。
仲間として思っても男女の恋愛感情はないと言うラゼルのアルゼイドへの態度も、雨に打たれ寄り添う姿とソレスタがラゼルに感じる嫉妬から、真に受けられない。
ラゼルは破天荒な楽しい旅が終わるのを恐れているだけなのかもしれない。
コンテ:柳沢テツヤ、作監:藤井まきのコンビ(夫婦)で、TNKのグロスかと思ったが出張ったようだ。

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