終盤を迎えて「true tears」第11話は不安定なシナリオ。「全部ちゃんとするから」と言いながらも、全然ちゃんとしていない眞一郎の心中を映し出し、どう転ぶのかもわからない。これは狙い通りなのだろう。
風呂上りの全裸で部屋干しのままのブラを足で取ろうとする比呂美から、一人暮らしを始めた開放感が伝わってくる。やっぱり青ボーダーパンツがお気に入りなのか…
朋与からの電話で「男も引っ張り込み放題」に「うん」と答える明るさと、眞一郎の気持ちを確かめた安心感がうかがえ、眞一郎との色違いのカップとベーコンエッグの朝食に急速に接近した関係が感じられる。
でも、防波堤で乃絵の姿を重ねる眞一郎に、封印するような想いを繋ぎ止めるような比呂美からのキスは、まだ眞一郎の迷いを感じ取っているから。
落ち着いたと言うか、また友達から歩み始めるのは愛子と三代吉。お互いのすれ違いをリセットして、リスタート。
石動純は契約をタテに比呂美との関係を続けようとするが、妹の乃絵のためと自己愛に満ちた目的を比呂美に看破されている。「あなたが好きなのは私じゃない」
帰宅しない乃絵を探す純からの電話。眞一郎への連絡を頼まれた比呂美の思いとどまるような素振りと、探しに出た眞一郎に思う暗い瞳。
眞一郎の絵本「雷轟丸とじべたの物語」を見て、眞一郎の心の隅には乃絵がいることは分かっている比呂美。「じべた」を飛ばせようとする乃絵にも、眞一郎の心の底に比呂美がいることは分かっている。
消し去ることなど出来ないにせよ、ちゃんとできるのか?眞一郎。

第10話挿入歌eufonius「そのままの僕で」、乃絵(CV:高垣彩陽)「アブラムシの唄」他、結城アイラ、伊藤真澄、yozuca*、アツミサオリ、kukui、Ritaが参加。

COMMENT