クリスマスパーティー本番、人形劇の静かな展開「D.C.II S.S. ~ダ・カーポII セカンドシーズン~」第4話。伏線どおりと言うべきか、体調悪くしていた小恋が劇本番直前で倒れて主役交替。ななかは小恋に付き添って帰った設定で姿すら見せない。
代役はクラスも違う生徒会長の音姫なのだが、細かいことには誰も突っ込まない。
ツンデレステロタイプの技を数々と繰り出した由夢は、当日の義之との学内プチデートと、名を捨て実をとる作戦は成功したかのようだが、音姫の迫真の演技に紛れているとは言え、実質的な義之への告白を目の当たりにして、やや敗北感も見られる。
杏脚本の人形劇は、クリスマスの奇跡で感動を誘うオチ。主人公の目が見えるようになるのは精霊会議の結果ではない。
設定上では杏は小恋のためにシナリオを書いた形だが、ハプニングにより想いを劇に乗せて告げるチャンスを音姫に譲った。
アバンと予告ナレーション、さくらの呪いにも似た不吉な予言をずっと引っ張ったまま進むのだろうか。
「こんな幸せがいつまでも続けばいいのに」とは、もう続かないってこと。
「正義の魔法使い」音姫の望む幸せの形が、他人を義之を幸せにするとは限らないのだが、さくらの予言と今は見守る形の由夢の想いが交錯しながら展開する予感。
今回はアニメーション制作に優しいコンテ。由夢とのデートシーン、モブ、劇の観客は止め絵で済むし、人形劇自体も原画・動画数も少ない。役者の演技に任せておけば破綻無く終わる話数。
制作はアークトゥールスのグロスで、作監に小森篤。彼はベルカ式作画を発動しない。







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