少々やかましい佐倉美咲の視点を中心に進む「我が家のお稲荷さま。」第6話。
上滑り気味でわかりやすい性格の彼女をメインにするのは悪くは無い。彼女らしい役回りで、毎度の邪鬼退治中心とも違う側面から高上兄弟にクーにコウを描いて見せてくれる。
少々バランスが悪い気もするので、オレ様的クーの視点や貧弱ボキャブラリーのコウの視点で美咲を見たモノローグ展開を組み合わせても良かったかもしれない。
それでも最後で、美咲という友達が始めて出来たコウの密かな喜びを描いて、締めるところは締めているから狙い通りでもあるのだろう。
空想・妄想全開の美咲はアタックチャンスと覚悟を決め、昇に告白しようと一緒に下校。妄想で消化しているだけではなく、積極的な性格の設定はポジション的にマッチしている。
書店でコウの邪鬼払いの塩に巻き込まれても、コウに料理をクーにケーキを教え作るチャンスを掴んで高上家訪問。食い意地汚いクーがココアパウダー撒き散らした「ココア肉じゃが」で料理を台無しにされても、ケーキバイキングにクーとコウを誘いめげる事はない。今後も学園パートメインのキャラとして事件に絡んでくるだろうか。
美咲が下着・ヌード担当キャラってことも無いだろうが、今回は衣装選びのシーンで入念にパンツを描いている。そういえば楽天ブログでは「パンチラ」は投稿NGワードらしいが、NINJAは今のところ大丈夫そう。もしそんな検閲でNGになったら、レンタルサーバーに引っ越す。
風呂のシーンではクーとコウも一緒の3人の裸体だが、お色気作品でもなし岩崎監督は自制気味だからDVDで何かが変わることも無いだろう。
学園のアイドル的な宮部紅葉も顔見せだが、本格的な出番はまだ先のようだ。
昇に興味を持っているのか、まさか美咲に対して気があるのか不明ながら、今後は積極的に関わってきそうだ。邪鬼と関係があるのか、一般人として事件に巻き込まれる側か、どちらにせよサブヒロインだろう。
全体には地味だけれども、最初は鬱陶しいと思っていた美咲も徐々に馴染んできた。
メインキャラ中心ではない幕間の話数を、きちんとサブキャラが演じ切れるのはシリーズにとっては重要。
吉田玲子のシリーズ構成(今話では脚本も)に岩崎監督の持ち味も噛み合ってきたように思う。




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