「狂乱家族日記」ハネムーンとマッドサイエンティストのエピソードが終わったところで、久しぶりに第7話の感想。父を殺し屋に母を料理人に持った兄妹、街の中華料理屋「謝々飯店」の竜骨寺柊雨、椿姫のエピソード。
原作小説でも番外編の位置付けなのだろうか、アニメではご町内ハートフルコメディになり損ねた感じで、惜しいと言うよりは力不足な感じ。
今後登場するか知らないが、ゲストキャラの柊雨のキャストに皆川順子、椿姫に清水愛を充てたのは贅沢だろう。この前まではピエールは白石涼子だと思い込んでいたが、クレジットで喜多村英梨だと知る。
いっそのこと能登麻美子でも川澄綾子でも田村ゆかりでも呼べば良いではないか(反語)
2クールだから、今後もキャラもキャストも華やかそうだけれど、今までのところではどんなエピソードでも印象が薄いまま終わってしまう。彼らに求められる役割は各話の導線だけで、凶華様とその他大勢の乱崎家メンバーが宴と称してさらって行ってしまう。
それが中華料理屋だろうとマッドサイエンティストだろうと同じことで、少しも琴線に触れない。
凶華様による凶華様のためのアニメだから仕方ないが、まだまだ隠している設定があるはずだから、本線が動き出せば少しは違う見方もできるかもしれない。
藤村歩の好演で、彼女が新境地を開拓したのは確かだが、他の点は評価のしようが無い。
コンテ・演出(上坪亮樹)のおかげか勢いもあるし絵も良いのだけれども、アニメとして面白いかと言われると返答に窮する不思議な作品。
オープニングの凶華様のお言葉やエンディングのバリエーションは凝っているし、セールス目的でもあるのだが、スピード感を殺さない程度に本(脚本・シナリオ)に凝ってくれと思う。
私は原作未読だから、こんな感想なのだろうが、原作ファンはどのように受け止めているのだろうか。
スラップスティック・ギャグ、不条理、セカイ系とも違うこのアニメはどこを向いているのだろうか?
「こどものじかん」放送中止事件で見せたイタイ技で有名な里見哲朗プロデューサー作品やエンターブレイン作品に見られる、「誰と戦っているんだ?」「誰に見せるアニメだ?」との思いが湧きあがってくる。
この作品は不定期にレビューする予定。
狂乱家族日記 壱かんめ
COMMENT
無題
この話は時系列的に長編6巻より後の話なんだよね
まぁつまりスタッフはそういうことを平気でしちゃう程度に原作に思い入れなんかないってこと
ついでに言うと緑色の生物兵器の声は原作では「少年か少女かわからないような声」って書かれてるのに
なんかめっちゃ渋い声をキャスティングしちゃってる程度に原作読んでないってこと
Re:無題
アニメオリジナルで構成する事には反対しないですけれど、番外編をポツンと置かれても厳しいですね。
製作者の練りこみが足りない気がしております。