「ひだまりないと」で尾石氏が語っていた通り、続編だけれども新番組のような新鮮さ、「はじめまして」のサブタイだけれども「おかえりなさい」と迎えたくなる懐かしさで「ひだまりスケッチ×365」は始まった。アニプレックス高橋Pが過剰なほど「いいですよ」と第1話を持ち上げていて、尾石氏は高くなったハードルに第1話放送後の反応を心配していたようだが、この出来上がりならば臆する事は何も無い。同席していた大沼氏や制作に携わるシャフトスタッフにも、今後の話数の制作に心強い先制パンチ。
第1期よりも演出が過剰になったのかもしれないが、下品になる手前で昇華してそれを意識させない。4コマ漫画原作を20数分の尺で展開する難しさも、フォーマットが固まってきているから不安が無い。
内輪ウケのネタもあまり仕込んでいないけれども、知っていればクスッと笑える小ネタも多いし、1度見て終わりにせずに、2~3回見ると何かしら新たな発見があるだろう。
この第1話は、ゆのとひだまり荘の仲間たちにとっての始まりの物語だから、第1期を見ていない視聴者にも抵抗は無いかもしれない。
オープニングは曲単体で聴くと面白くないが、絵と一体になってみると、ひだまりの世界に一瞬で変化する。動きも細かく前期よりグレードアップした。オープニングディレクターは大沼心。efっぽいレイアウトも。
走るゆののスピード感を出すためにアバンにかなり枚数を使ってきた。このオーバースペックで無駄遣い呼ばわりされかねない演出、それ自体に意味があると尾石氏は考えたのだろう。
派手に始まった第1話だが、山吹高校が出てひだまり荘が出て、いつものキャラたち(ゆのにとっては新たな出会いの人たち)も登場し、うめ先生もひだまり荘の屋根に住み着いて、後半は徐々にいつものひだまりペースに落ち着いてきた。第2話からは終始ひだまりペースで進むのだろうが、その意味でも第2期導入の第1話としては良く練られている。
脚本:長谷川菜穂子、絵コンテ・演出:尾石達也、作監:伊藤良明
今回はシャフト制作だった。「ひだまりないと」で上映したエンディングテロップのスタジオパストラルのグロス、作監に実原登は第1話ではなく、これ以降のどこかの話数。いつものようにパストラルのグロスを挟みながらスケジュールを回して行くのだろう。ゆの父も今後の出番があるだろう。
スポンサーバックのイラストは前期は芳文社関係が多かったが、今話ではアニメ化も決まった「とらドラ!」のヤス。どこのつながりか?



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COMMENT
無題
http://www.dokidokivisual.com/magazine/kirara/
こないだ発売の号まできらら無印で連載してたので
芳文社関連ということでよさそうです。
今期は誰が出るんでしょうねぇ。
Re:無題
情報ありがとうございました。
無題
>オープニングは曲単体で聴くと面白くないが、
>絵と一体になってみると、ひだまりの世界に一瞬で変化
さすがwataru様。私も同じ印象を受けました。
オープニング曲は私も今2つくらいしっくりきませんでしたが、
絵と合わせるとやっぱり「ひだまりスケッチ」だと思いました。
そうそう、宮子のお風呂シーンに一切色気がないのも「ひだまりスケッチ」という印象。
ルイズ様に罵られ、ひだまりで癒されれば、夏なんてあっという間に過ぎそうです。
私からもトラックバックさせていただきます。
Re:無題
>そうそう、宮子のお風呂シーンに一切色気がないのも「ひだまりスケッチ」という印象。
宮子の全裸入浴シーンに規制入れようとは誰も思わないでしょうね。それがひだまりクオリティ。制作スタッフが原作の蒼樹うめの人柄に染まって行くのが作品から伝わって来るようです。
春番はイマイチが多かったですが、この夏は意欲作が多くて楽しみですね。