「ないしょのつぼみ」全3話の最終話「恋する理由」
思春期の体の変化、男の子と女の子の違いを描いてきて、最後は心の変化でまとめた。シリーズにはつぼみの母の妊娠から出産まで、そして謎の少女沙耶の秘密を伏線に張っているが、最終話で回収した。
今話のメインは、根本君のことが好きなつぼみが告白するまでを、クリスマスパーティーと母の出産をバックに描く。
告白するように、つぼみを麗愛が煽るが、かえって意識してぎこちないパーティー。
沙耶が鏡に映らないことに葉の姉が気づくが、錯覚だと思い直している。そんな沙耶がつぼみを励ますのはいつものパターン。
そんなパーティー中に、つぼみの母が予定より早く産気づいた。病院まで来て別れを言う沙耶は、つぼみの母の出産と同時に消えていった。第1話の川で流れかけた沙耶と母親の流産の危機から、沙耶はつぼみのまだ生まれぬ妹だと暗示してきたが、あらかじめ父母が決めていた妹の名前も沙耶と、これで伏線は回収。
最後はつぼみの根本君への想いも通じて、エピローグ。
思春期の心と体を描いたライトな性教育アニメだが、自身も出産したばかりの原作者やぶうち優の作品の今後のアニメ化にも期待したい。
アニメーション制作(グロス)はスタジオエルで全巻とも同じスタッフだと思うが、中村圭三の演出は作品に合っていた。


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