鶺鴒計画によりM・B・Iの手で封鎖された鳥かごのような新東帝都に、また新たな葦牙とセキレイの登場。シリーズ中盤になってセキレイ同士のバトルがジリジリ動きを見せている「セキレイ」第8話。
いかにも弱そうで泣き虫のセキレイNo.95久能と、その葦牙のハルカが包囲網から逃げ出そうとしているが、久能を戦いから逃すためだろうか。懲罰部隊の灰翅に襲われ一時退避だが、この後もやたらと狙われる事になる。
狙われているのはユカリと共にいる未羽化の椎菜も同じ。こちらは御子上が手をつけようと、秋津に監視させている。鴉羽にやられた蜜羽の穴埋めにでも考えているのかコレクション癖があるのか、いずれにせよ厄介な相手。ユカリも早くまぐわえば良いのだが、見かけによらずウブだから手出しできないのかも。
葦牙の千穂が入院している鈿女も独自の行動でセキレイ狩りをしている模様。その理由も千穂を人質に脅されている風で、依頼者は別の葦牙一味っぽいが。地味で影の薄い鈿女だが「浅間建人が手がけたセキレイ」と言われていたので、出雲荘に住む理由や浅間美哉との関係の伏線もあるみたいだ。
病室のシーンでは千穂と鈿女の結びつきの強さを現しているが、その反面千穂を想う事に囚われて危うい手段に手を染める鈿女の苦悩も垣間見せていて、葦牙とセキレイの関係の一端を見せてくれる。
鈿女は次に倒す相手は久能を指示されているが、ズボンについた血で、松がその行動の不自然さに気づいているので、波乱があるかもしれない。
出雲荘の他のセキレイでは、焔はガーディアンとして今のところ中立の振舞い。
皆人の4セキレイは本妻争いを続けながらも、松のアクセスしたDBから不自然な戦い方をするセキレイの存在が判明し、結と月海コンビが退治に出動。
そのとき街で久能が襲われていたのが、その怪しい包帯姿のセキレイで、実は鈿女。結と月海が割って入ったところに更に介入してきたのが風花で、混戦模様で次回へ。
ちまちまと戦闘はあるものの、まだキャラ設定と伏線を張っている段階で、じれったい感じもする。
まさか108羽全部のセキレイを登場させるつもりはないだろうが、風呂敷広げるのもそろそろ止めにして、終盤へ向けて話の整理とタメが欲しいところだ。
今ごろ気づいたが、エンディングに海外営業がクレジットされているから、この作品を海外へも販売するつもりだろう。



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