孫尚香に馴染みがないので調べてみると、弓腰姫=孫夫人のことか。そのうちに彼女がらみで孫権も登場しそうな「恋姫†無双」第8話。
孫尚香は後の劉備玄徳夫人だが、これはまた気の強いロリッ娘に仕立てたものだ。女丈夫のキャラを上手く生かしているけれども、劉備のいないアニメでは微妙な役どころ。家来も連れずに、かんざしを買うために路銀を使い果たしても平然としているあたりは、孫家の娘として世間知らずな雰囲気も醸し出している。しかし何らかの密命で旅をしているのかもしれない。
孫尚香を加えて一時4人になった関羽のパーティーは、領主の娘へ婿入りが行われる街へ。
弓の名手、老将黄忠の登場。
えー、子持ちの未亡人設定には得心が行くところだが、幸薄そうなキャラに見える。これで五虎大将軍が揃った事になる。
黄忠の娘を人質にして、その領主の婿を弓で討てと脅迫する者がいるようだ。
今回は黄忠の話のようでいて、孫尚香の伏線も動いているが、影の主役は軍師孔明。
関羽たちは儀に駆られて娘の奪還へ向かうが、孔明の計が冴えを見せはじめる。
・娘の描いた茶店の髭親父の似顔絵--->犯人の顔ではなく、隔離場所の外に見える顔
・向かおうとする黄忠を止める--->直接動くと人質も婿狙撃現場の監視も両方面倒な事になる
・孫尚香の貧乳縞パンストリップの小芝居--->敵の監視の眼を引き付ける
孔明が扇を反すと共に、関羽と張飛が敵の陣に突入するくだりは、それらしい良い演出だった。
さて、そんな孔明の計略と関係なく影で働くのは、華蝶仮面こと趙雲。宿での会話から事情を聞きつけて、人質救出現場に馬を手配していた。今後も遊軍としてつかず離れずで行動を共にするのだろうか。
黄忠が獲物向けて矢を番えるところに無事に娘を連れて間に合った関羽だが、黄忠から子持ちと間違えられ憤慨する毎度のオチ。
孫尚香のキャスト、ひと美のハイテンションな演技が久しぶりに良かった。柔らかく可愛い鳴海エリカ(孔明役)の声も好きだけどね。
今回の制作(グロス協力)は、迷作「こいこい7」を制作したスタジオフラッグ。
さて次回は袁紹に曹操も出るのか?それほどエピソードもない気がするが董卓と喧嘩でもさせるか、官渡の戦いまでやるのか。
黄忠を操った真犯人のことや、孫家の伏線を張ったままなので、案外そちらを回収に向かうか?


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