「恋姫†無双」第9話は温泉回。
温泉旅行の曹操軍と鉢合わせの関羽一行。地震の影響で湯が枯れたと、大陸の事情を考えると微妙なネタで、両軍は温泉掘り戦争に突入。
相変わらず「下もツヤツヤ」の関羽に御執心の曹操で、曹操軍が勝てば関羽は曹操に仕える約束。このあたりは史実に重ねた演出がされている。
逆の結果ならば曹操は孫尚香に仕える事に。関羽たちには理不尽な取引だが、孫家の家来だと孫尚香が勝手に決めているから始末が悪い。しかし、この辺も赤壁の戦い前の流浪時代の孫家との立ち位置をなぞっているようでもある。
宝捜しに出かけてきた袁紹軍は、温泉掘りを見て宝捜しと勘違いしての参戦。
おっぱいの物量面では勝てても、お気楽な当主とまともな軍師なしでは先の展望はない。この先は主軸で絡むことはなく、フェードアウトか良くてお笑い三人組風の弄られ方なのだろう。
袁紹が見つけた宝は、金銀財宝ではなく忠節を誓う部下の文醜と顔良だった。これで綺麗に締める事などせずに、温泉シーンへ突入。
そういえば、この入浴シーンで量とか質とかで張り合っていた曹操軍と袁紹軍。ひょっとしてこれが恋姫†無双での「官渡の戦い」だったのか!両軍のおっぱい合戦とは。
関羽は曹操に味方せず中立だが、どうも質で曹操軍優勢勝ちの気配。
単に温泉回と片付けるのは恥ずかしい、意味のある話数だった。
温泉戦争において、軍師孔明の聞き込みと推理にその才能の片鱗を見せたが、曹操軍の猫耳軍師荀彧との知能戦を見せて欲しいところだった。もっとも、後の司馬懿でなくては諸葛亮に対抗できないかもしれない。
いまや変態仮面(華蝶仮面)となった趙雲も、つかず離れずに関羽たちの後をつけている模様。
アバンの袁紹の風呂シーンは大量湯気と、局部へスポットの湯気か泡をトッピング。「どうせ湯気で見えない」と制作者の自虐ネタを入れてきた。掘り当てた温泉に入る三軍の兵どもも当然見せる事はないが、地上波ではこのくらいで自粛しておいた方が良い。「色とか形とか感度とか」で想像力を豊かにする事も大切。
今回の制作(グロス協力)は、第4話と同じくピー・アール・エーで、演出に元永慶太郎。
次回は孫策登場の模様だが、短命で孫権にバトンタッチだろうか。赤壁の戦いへの動きを描いて終盤を構成しそうだ。


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